放置厳禁! 夏のドライブ中に車に付着する虫汚れを簡単に落とすコツ~Weeklyメンテナンス~
夏の高速道路などを走行していて気になるウインドウやボディへの虫の付着。特に地方の路線を走行すると大量の虫が付着して嫌~な気分になってしまう。染み付いてしまう前にすぐに処理しよう。
夏ドライブで愛車の汚れが気になる筆頭は虫の付着では無いだろうか。高速道路を走行しているとプチップチッとフロントウインドウに虫が当たって視界の一部を妨げてしまうこともたびたび。次のパーキングでクルマを停めて外から見るとウインドウはもちろん、バンパーやグリルなどに大量の虫が……、こうなってしまったら、気になって運転にもレジャーにも集中できなくなってしまうドライバーも多いのでは? しかし、すぐさま洗車場に行ったり洗車機にクルマを入れるわけにもいかず、どうしてものかと思ってしまう。
しかも虫の死骸は体液や油脂がべっとりと付着するため、フロントウインドウのウォッシャー液+ワイパーではきれいには除去できない。実際に走行中にプチプチと虫が付着した時に、すぐにウォッシャー液を噴射してワイパーを動かしても、完全には除去できずに後がクッキリと残ってしまうこともある。このがんこさが虫汚れのやっかいなところなのだ。
◆すぐに洗車したいのだが…
もちろん大量の水とシャンプーを使って虫や油脂を浮かび上がらせた上で洗車すれば多くの虫汚れは除去できるのだが、出先ではそれも叶わない。そこで車内に常備できるアイテムとして用意したいのが虫クリーナーだ。トリガーボトル(ウェットシートタイプもある)などで用意され、泡タイプや液体タイプの虫汚れ用のクリーナーが各社から発売されているので注目。
特徴は、フッ素系の界面活性剤やタンパク質を分解する成分などを含んでいることによる、洗浄力の高さだ。先ほど紹介したウォッシャー液では簡単に除去できなかった、ボディやガラスに付着した虫の残骸をきれいに除去することができる成分が含まれているのが、これらの虫クリーナーならでは。
またガラス面のクリーニングに特化したガラスクリーナーも用意される。こちらも油脂溶解成分を配合しているなど、がんこにこびりつく虫の死骸を簡単に除去できてスッキリ視界を確保できる。これらのクリーナーを車内に常備しておけば、ドライブ中でもさっと処理できるのでオススメなのだ。
◆常備しておけば素早く処理できる
これらのクリーナーの使用方法でちょっとしたコツとして、虫の死骸が付着した部分はなるべく早く処理すること。時間が経つと体液や油脂が染みついて、ボディや樹脂パーツの塗装部に跡が残ってしまうことがあるからだ。その点、クルマに虫クリーナーを常備しておけば、気になるポイントを素早く処理できるので安心だ。
さらに虫の付着部をクリーニングする際に、いきなり布で強くこすったり、クリーナーを拭きかけてすぐにゴシゴシするのは避けた方が良い。最悪の場合は硬く固着した虫の死骸を引きずってしまって、ボディをキズ付けてしまいかねないからだ。そこで固まってしまった虫の死骸をなるべくふやかせた上で拭き取ることを心がけよう。空いたペットボトルなどがあればパーキングで水を用意してふやかせても良いだろう、また泡タイプの虫クリーナーであれば吹きかけてしばし時間を置いてから作業するのことも効果がある。
せっかくきれいな愛車を汚してしまう虫。放置して染みになってしまう前にドライブ中の休憩時間に虫クリーナーを使って、ピンポイントで処理して気持ち良くドライブを続けよう。
土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。
夏ドライブで愛車の汚れが気になる筆頭は虫の付着では無いだろうか。高速道路を走行しているとプチップチッとフロントウインドウに虫が当たって視界の一部を妨げてしまうこともたびたび。次のパーキングでクルマを停めて外から見るとウインドウはもちろん、バンパーやグリルなどに大量の虫が……、こうなってしまったら、気になって運転にもレジャーにも集中できなくなってしまうドライバーも多いのでは? しかし、すぐさま洗車場に行ったり洗車機にクルマを入れるわけにもいかず、どうしてものかと思ってしまう。
しかも虫の死骸は体液や油脂がべっとりと付着するため、フロントウインドウのウォッシャー液+ワイパーではきれいには除去できない。実際に走行中にプチプチと虫が付着した時に、すぐにウォッシャー液を噴射してワイパーを動かしても、完全には除去できずに後がクッキリと残ってしまうこともある。このがんこさが虫汚れのやっかいなところなのだ。
◆すぐに洗車したいのだが…
もちろん大量の水とシャンプーを使って虫や油脂を浮かび上がらせた上で洗車すれば多くの虫汚れは除去できるのだが、出先ではそれも叶わない。そこで車内に常備できるアイテムとして用意したいのが虫クリーナーだ。トリガーボトル(ウェットシートタイプもある)などで用意され、泡タイプや液体タイプの虫汚れ用のクリーナーが各社から発売されているので注目。
特徴は、フッ素系の界面活性剤やタンパク質を分解する成分などを含んでいることによる、洗浄力の高さだ。先ほど紹介したウォッシャー液では簡単に除去できなかった、ボディやガラスに付着した虫の残骸をきれいに除去することができる成分が含まれているのが、これらの虫クリーナーならでは。
またガラス面のクリーニングに特化したガラスクリーナーも用意される。こちらも油脂溶解成分を配合しているなど、がんこにこびりつく虫の死骸を簡単に除去できてスッキリ視界を確保できる。これらのクリーナーを車内に常備しておけば、ドライブ中でもさっと処理できるのでオススメなのだ。
◆常備しておけば素早く処理できる
これらのクリーナーの使用方法でちょっとしたコツとして、虫の死骸が付着した部分はなるべく早く処理すること。時間が経つと体液や油脂が染みついて、ボディや樹脂パーツの塗装部に跡が残ってしまうことがあるからだ。その点、クルマに虫クリーナーを常備しておけば、気になるポイントを素早く処理できるので安心だ。
さらに虫の付着部をクリーニングする際に、いきなり布で強くこすったり、クリーナーを拭きかけてすぐにゴシゴシするのは避けた方が良い。最悪の場合は硬く固着した虫の死骸を引きずってしまって、ボディをキズ付けてしまいかねないからだ。そこで固まってしまった虫の死骸をなるべくふやかせた上で拭き取ることを心がけよう。空いたペットボトルなどがあればパーキングで水を用意してふやかせても良いだろう、また泡タイプの虫クリーナーであれば吹きかけてしばし時間を置いてから作業するのことも効果がある。
せっかくきれいな愛車を汚してしまう虫。放置して染みになってしまう前にドライブ中の休憩時間に虫クリーナーを使って、ピンポイントで処理して気持ち良くドライブを続けよう。
土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。
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