いくつわかる? 高速道路の雑学○×クイズ
クルマで遠出をするときに便利な高速道路。ドライバーなら誰でも使ったことがあると思いますが、意外と知らないトリビアがあったりして……。今回は、高速道路に関する○×クイズに挑戦してみましょう。それではさっそくどうぞ!
Q1 高速道路上の落下物で1番多いのは、タイヤやクルマの付属品などの自動車部品類である。○か×か。
Q2 高速道路上にも信号機がある。○か×か。
Q3 高速道路のトンネルの非常口は、反対車線につながっている場合がある。○か×か。
Q4 高速道路は、道路上に水がたまらないよう、道路脇に向かって道が傾いている。○か×か。
Q5 高速道路のハイウェイラジオは、NEXCOの社員がリアルタイムで話している。○か×か。
いくつわかりましたか? それでは、正解と解説を見ていきましょう。
Q1 高速道路上の落下物で1番多いのは、タイヤやクルマの付属品などの自動車部品類である。
A1 ×
NEXCO東日本によると、高速道路上で多い落下物1位は、毛布やシートなど。2位は自動車部品類、3位は角材やベニヤ板などです。クルマが高速で行き交う高速道路では、たとえ小さな落下物でも大きな事故につながる可能性があります。高速道路を走行する前には、積んでいる荷物がしっかりと固定されているか、必ず点検するようにしましょう。
Q2 高速道路上にも信号機がある。○か×か。
A2 ○
長いトンネルには、信号機が設置されている場合があります。トンネル内で非常事態が発生した場合に、トンネル手前を走行中のクルマをトンネル内に進入させないようにするためです。NEXCO東日本では、関越トンネルや美女木ジャンクションなどに信号が設置されています。
Q3 高速道路のトンネルの非常口は、反対車線につながっている場合がある。○か×か。
A3 ○
トンネル内で事故が発生した場合、安全にトンネル内から外部へ避難するための非常口は、反対車線のトンネルにつながっているものと、別のトンネル(避難坑)につながっているものがあります。例えば、関越トンネルや中央道の恵那山トンネルなどは、トンネルをつくるときに地質調査や水抜き、薬液注入などのために掘ったトンネルを避難坑として使っています。なお、非常口はすべてのトンネルに設置されている訳ではありません。トンネルの長さと交通方式(対面通行や上下線分離)によって設置する基準が定められていて、これに従って設けています。
Q4 高速道路は、道路上に水がたまらないよう、道路脇に向かって道が傾いている。○か×か。
A4 ×
高速道路上に水たまりがあるとよりすべりやすく、前方を走るクルマの水しぶきで、視界が見えにくくなり危険です。そこで、雨が道路にしみこむ「高機能舗装」を採用。普通の道路で使われている舗装よりすき間を多く作り、このすき間に水が入るようになっています。さらに、空気がすき間を抜けて音を吸収するため、騒音を減らす効果もあります。
Q5 高速道路のハイウェイラジオは、NEXCOの社員がリアルタイムで話している。○か×か。
A5 ×
高速道路の事故や渋滞の最新情報を伝えるハイウェイラジオ。5分おきに更新され、24時間いつでも聞くことができます。声の主は、人ではなく合成音声。道路管制センターへ集約された情報をもとに、コンピュータにあらかじめ録音された約5,000語の単語をプログラムでつなぎ合わせて自動的に作成しています。聞くことができるのは、「ハイウェイラジオここから」と「ハイウェイラジオここまで」の標識の区間。AMラジオの周波数を1620kHzに合わせればOK。ハイウェイラジオが提供されていない場所では、携帯電話からハイウェイテレホン(♯8162、情報料無料・通話料有料)で情報を聞くことができます。なお、運転中の携帯電話・PHSでの通話は道路交通法で禁止されていますので、出発前やサービスエリアなどでの休憩時など、停車中に利用ください。
いかがでしたか? 高速道路の安全を確保するために、さまざまな取り組みが行われているんですね。今度高速道路を通った際に、思い出してみてください。
(平野友紀子+ノオト)
[ガズー編集部]
最新ニュース
-
-
日産のフルサイズSUV『アルマーダ』新型、ベース価格は5.6万ドルに据え置き…12月米国発売へ
2024.11.21
-
-
-
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
2024.11.21
-
-
-
EV好調のシトロエン『C3』新型、欧州カーオブザイヤー2025最終選考に
2024.11.21
-
-
-
「めっちゃカッコいい」新型レクサス『ES』のデザインにSNSで反響
2024.11.21
-
-
-
光岡、話題の55周年記念車『M55』を市販化、100台限定で808万5000円
2024.11.21
-
-
-
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
2024.11.21
-
-
-
楽しく学べる「防災ファミリーフェス」を茨城県の全トヨタディーラーが運営する「茨城ワクドキクラブ」が開催
2024.11.21
-
最新ニュース
-
-
日産のフルサイズSUV『アルマーダ』新型、ベース価格は5.6万ドルに据え置き…12月米国発売へ
2024.11.21
-
-
-
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
2024.11.21
-
-
-
EV好調のシトロエン『C3』新型、欧州カーオブザイヤー2025最終選考に
2024.11.21
-
-
-
「めっちゃカッコいい」新型レクサス『ES』のデザインにSNSで反響
2024.11.21
-
-
-
光岡、話題の55周年記念車『M55』を市販化、100台限定で808万5000円
2024.11.21
-
-
-
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
2024.11.21
-