悪天候でも気持ちはオープン!ピストン西沢さんプロデュース「みんモー with ROADSTER」
2018年9月15日(土)、アネスト岩田ターンパイク箱根にて3度目の開催となる「みんモー with ROADSTER」が開催されました。当日は深い霧が立ち込める生憎の天候でしたが、朝早くからロードスターオーナー達がターンパイクへ集合し、イベント開催を今か今かと待っていました。
「みんモー」とは、「みんなのモーターショー」の略で、ラジオDJのピストン西沢さんがプロデュースするイベント。もともとはインターネット番組として始まり、「クルマを楽しむ現場をみんなで共有する」という目標を掲げて、さまざまな形式で定期的にイベントを開催しています。今回の「みんモー with ROADSTER」は、その名のとおりマツダ・ロードスターが主役です。
ピストン西沢さんの「皆さんおはようございます~、雨と霧で誰も来ないんじゃないかと思ったけど、世の中暇な人がいるっていうのは、日本は平和だね」という、笑いを誘う挨拶とともにスタートしました。
トークショーで語られたロードスターとの出会いと思い出
イベントのメインコンテンツであるトークステージは、ピストン西沢さんとピストン西沢さんのラジオ番組でアシスタントを務める松嶋初音さんの2人がメインMCを務め、マツダで商品企画を担当する森茂之さんと岩永未央さんがゲストとして登場。ロードスターの開発秘話から、4人それぞれのロードスターエピソードまで、1時間弱のトークが展開されました。
- 出演者(左から)ピストン西沢さん、松嶋初音さん、森茂之さん、岩永未央さん
ピストン西沢さんは、レース参戦仕様を含めて、現行モデルであるND型ロードスターを4台も購入しているほど気に入っているようで、ND型デビュー当初の試乗会で「このまま乗って帰りたい!」と担当者に伝えたことを熱く語っていました。そのころに免許を取得したと言う松嶋さんは、ピストン西沢さんの薦めで人生初の愛車としてロードスターを購入。「契約書にハンコを押すところまでラジオでオンエアしたんです!」とのこと。
森さんは、初代(NA型)ロードスターのカタログに書かれていたキャッチコピー、「だれもが、しあわせになる」が入社のきっかけだったそうで、今ロードスターに関われていることを本当にうれしそうにお話されていました。
2代目(NB型)ロードスターオーナーでもある岩永さんは、「ドライブ中に同じNB型とすれ違うと嬉しくて、思わず手を振りたくなる」「駐車場に停めてあるところを見ると、待ってる柴犬みたいでかわいい」など、オーナーらしいエピソードも披露。おふたりと同じように、マツダの社員も車好きが多く、社内の駐車場にはたくさんのロードスターが止まっているそうです。
全員で会場に集まったロードスターをチェック!
トークステージが終了すると、出演者と参加者は駐車場に出向き、会場に来たロードスターを一台一台、見て回りました。4世代に渡る歴代ロードスターが集計し、初代NA型から納車されたばかりでまだ1000kmしか走っていない新車のND型まで、個性豊かなロードスターが勢ぞろい!
「あっ、この人ホイール洗車してないですね。ボクと仲間です!」「水をしっかりと弾いていますね。ちゃんとワックスがかけられているんですね~」など、参加者のロードスターをチェックしていくピストン西沢さんは、ときに「このホイール何インチ?」や「ここはどのようにカスタマイズしたの?」と、オーナーに質問をすることも。まさに“参加型イベント”といった和気あいあいとした雰囲気の中で時間が過ぎていきました。
『ベストカー』の本郷編集長を交えたトークショーは脱線がメイン!?
参加者のロードスターをチェックし終えたあとは、マツダのお2人に代わってゲストに雑誌『ベストカー』の本郷編集長をお迎えしてのトークショー後半戦へ。ここでもロードスターの話題で盛り上がるかと思ったら……。
「ベストカーって夢書いてある本だよね」と言うピストン西沢さんのコメントをきっかけに、壇上の3人でベストカー最新号を広げながらロードスターとは関係ない話へ。「もう(ベストカーは)夢だらけですよ!」と本郷編集長。「今日はここまでカローラで来ました!」や「もう健康診断が再検査の連続で……」と脱線に脱線を重ねて、大いに盛り上がりました。ベストカー編集部にとっても、ロードスターは特別なクルマらしく、本郷編集長は「ロードスターの広報車を借りるときは、誰が借りに行くかで争奪戦になるんですよ」というエピソードも。
それぞれの「ロードスター観」を聞いてみた
イベント終了後、ピストン西沢さん、森茂之さん、岩永未央さんにお話を伺うことができました。
「クルマを使って遊ぶのがボクの人生であって、ロードスターはそれを感じることができるクルマ。オープンカーという点も、気に入っていますね。初代のNA型で運転の練習をたくさんして、ロードスターに運転を習いました。だからロードスターという車種に愛着を感じていて、今のND型は4台も買っています。街乗りをメインにたまにサーキット走行と、ロードスターならではの生活ができてとても満足していますよ。今回はロードスターでしたが、『みんモー』はいろいろな車種、場所で行うので、ぜひ足を運んでほしいですね!」(ピストン西沢さん)
- ピストン西沢さんが所有するロードスター(レース仕様)
「『だれもが、しあわせになる』というキャッチコピーが入社のきっかけで、誰もを幸せにしなければいけないのが、ボクにとってのロードスターというクルマです。だからこそ、ND型ロードスターは、運転に自信がない人でも乗れるようにしたいと思っています。ロードスターに衝突被害軽減ブレーキを装備したり、手動運転装置付車を設定したりしているのも、多くの人がロードスターに乗ってその楽しみを知ってほしいからです。少しでも興味を持っていただいたなら、勇気を出して実際にディーラーに行って、見て、触れて、運転席に座ってみてほしいですね」(森茂之さん)
「普段の日常に楽しみを与えてくれるというのが、私から見たロードスターの印象で、実際に乗っていてもそう感じています。今は、スポーツカーに抵抗を感じる人にも、『ロードスターで素敵なライフスタイルを送りたい』と思ってもらえるクルマにしていきたいです。私自身も、最初は敷居が高いものに感じていましたが、実際に所有してみると新しい魅力の発見があって、刺激を与えてくれています。ぜひ一度ロードスターに触れて、その楽しさを味わってください」(岩永未央さん)
来年は晴天の中で!
「みんモー with ROADSTER」は、参加者と主催者の距離がとても近くて、笑顔と笑い声が絶えることがなく、その場にいた誰もがイベントを楽しんでいる様子がとても印象的でした。当日のイベントの様子を撮影した動画が「みんモー」のホームページにアップロードされているので、気になった方はぜひチェックしてみてください。年に1度開催されているこのイベント、今年はご覧のとおりの悪天候だったのが悔やまれるところ。来年は晴天の中で集まりたい! そんな期待を感じるイベントでした。
(取材・文:西川昇吾 編集:木谷宗義+ノオト)
[ガズー編集部]
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