地方版図柄入りナンバーや皇族ナンバー……ナンバープレートにはどんな種類があるの?

名産品や観光名所など、その土地を象徴するイラストが描かれている地方版図柄入りナンバーや宮内庁で使用されている皇族ナンバー、臨時の仮ナンバーなど、ナンバープレートにはさまざまな種類があります。それぞれのナンバープレートの特性について、国土交通省担当者にお話を伺いました。

地域性をアピールできる「地方版図柄入りナンバー」

「地方版図柄入りナンバー」は、“走る広告塔”として地域のPRなどを目的として作られたもの。ナンバープレートにはフルカラーとモノトーンの2種類のデザインがあり、ナンバープレートの料金に1,000円以上の寄付金をプラスすることで、フルカラーのナンバープレートを選ぶことができます。また、寄付金は地域の振興や交通サービスの改善などに使用されます。

2018年から交付が始まった地方版図柄入りナンバーですが、申し込み総数は交付予定のものも含めると約63,000件(2019年2月時点)。なかでも、広島東洋カープとコラボした福山、人気キャラクター「くまモン」が描かれた熊本、夏の風物詩として知られる七夕祭りのイラストが描かれた仙台が申込件数の上位になっています。

赤い斜線や囲いがある「仮ナンバー」

ナンバープレートに赤い斜線や囲いがあるものを見たことがある人は多いのではないでしょうか。
これらのナンバープレートは「仮ナンバー」と呼ばれ、赤い斜線の「臨時運行許可番号標」と、赤い囲いの「回送運行許可番号標」の2種類があります。「臨時運行許可番号標」は未登録自動車の新規登録や車検切れの車を公道で走らせるため市町村等から貸与を受けるものです。「回送運行許可番号標」は自動車関係の業者が販売や登録、検査・整備などのため自動車を回送運行する場合に使うため運輸支局等から貸与を受けるものです。

宮内庁の御料車に使用されている「皇族ナンバー」

宮内庁の御料車に使われる自動車登録番号標の様式は、昭和33年に定められました。皇族ナンバーは、ナンバープレートの部分に菊の紋章、その右上に皇室専用の円形のプレートがつけられており、通常のナンバープレートとは全く異なるもの。
円形のプレートは上下に文字が配列されていて、「皇」の文字と番号がふられています。また、浮き出している文字幅は4mm、銀色地に金文字で描くこと、直径100ミリなどと細かい規定が定められています。

米軍基地関係者などが使用している「アルファベットナンバー」

日本の公道を走っているクルマのナンバーには、主にひらがなが使用されていますが、米軍基地などの付近でよく見かける「E」「H」「K」「M」「Y」などのアルファベットのナンバーは、駐留軍人軍属の私有自動車につけられるナンバープレートです。

直接使用する機会がなくても、走行中に気になる他のクルマのナンバープレート。紹介したナンバー以外にも、外務省や世界各地の大使館などで勤務する外交官が使用している車には「外」「領」という漢字が描かれているナンバープレートが使用されています。それぞれの意味を知っておくことで、ドライブ中にも新しい発見があるかもしれません。

(文:橋本結花 編集:ミノシマタカコ+ノオト)

[ガズー編集部]

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