【初心者向け】ホイールのサイズ「15×6.5J 5 114.3 50」って何を表しているの?

スタッドレスタイヤ装着のために、あるいはドレスアップのために、ホイール交換をする人は多いでしょう。では、そのときに気をつけるべきことはなんでしょうか? いくつか注意点はありますが、何より大切なのは「サイズ」です。今回は「ホイールのサイズの見方」を勉強してみましょう。

「15×6.5J 5 114.3 50」が表すものは?

「185/60R15 84H」と表記されるタイヤのサイズと同じように、ホイールにも決められた表記があります。たとえば、「15×6.5J 5 114.3 50」なら、それぞれの数字や文字には、こんな意味があります。

<リム径>
ホイールの直径をインチサイズで表します。「15」ならば15インチです。ただし、フランジ部(後述)を含まない数字のため、ホイールの外径ではないことに注意。

<リム幅>
ホイールの幅で、こちらもインチサイズで表示されます。リム径と同じく、フランジ部は含まないため、ホイールの全幅ではなくて「タイヤがはまる部分の幅」となります。

<フランジ形状>
フランジとは、ホイールとタイヤが接する外周部分のこと。この部分は、いくつかの形状があり、アルファベットで表されます。メジャーなものでは「B」「J」「JJ」がありますが、現在はほとんどが「J」または「JJ」のどちらか。なお、フランジ形状が違うからといって車両に装着できない、あるいはタイヤを組み合わせられない、ということはありません。

<ボルト穴数>
車両に装着するためのボルト穴の数。一般的な乗用車は4穴か5穴で、ハイエースなど一部の商用車やSUVでは6穴が採用されています。

<P.C.D>
ボルト穴ピッチ円直径(=Pitch Circle Diameter)のことで、mm(ミリメートル)で表示されます。ボルト穴ピッチ円直径とは、ボルト穴の中心で描かれる円の直径のこと。国産車では100mm、114.3mmが主流で、メーカーや車種により異なります。

<インセット>
ホイールを側面から見たときの、リム幅の中心から取付面の距離を指します。表示単位はmm(ミリメートル)です。

プラスになるほどホイールが車体から奥に引っ込み、マイナスになるほど車体の外側に出っ張ります。例に挙げた「15×6.5J 5 114.3 50」の場合は「50」なので、取付面が浅いデザインのホイールということ。反対に「-50」ならば、下の写真のように取付面が深くなるいわゆる「ディープリム」のホイールとなります。マイナスインセットは「アウトセット」とも呼びます。

取付面が深くなる「ディープリム」のホイール
取付面が深くなる「ディープリム」のホイール

愛車への適合チェックを忘れずに!

基本的にはボルト穴数とP.C.Dが合致していれば、車両に装着すること自体は可能です。ただし、リム幅やインセット、タイヤを含めた外径が大きく変わってしまうと、ボディやブレーキなどと干渉して走行に支障が出る場合もあります。また、スピードメーターは、タイヤの回転数から演算して表示するため、外径が変わると狂いが生じてくるものです。ホイールを交換する際は、必ず自分の車種と適合しているかを確認してください。

そして、ホイールによって使用できるボルトやナットも異なります。ホイールを交換するときは、ボルトやナットの適合チェックも忘れずに!

(取材・文:木谷宗義 編集:ミノシマタカコ+ノオト)

[ガズー編集部]

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