第7話 スバル・インプレッサ22B-STiバージョン…後ろ姿が印象的なウイング付きのクルマ特集
クルマの空力性能を高めるとともに、そのスタイリングの決め手にもなるのがリアウイング。今回は“立派な羽根”を持つことで知られる名車を週替わりで紹介します。
スバル・インプレッサ22B-STiバージョン
レオーネの後継モデルとして、1992年に登場した初代インプレッサ。ボディーは4ドアハードトップセダンと5ドアスポーツワゴンの2種で、前者に2リッター水平対向4気筒ターボエンジンとフルタイム4WDを搭載したセダン、WRXは、翌1993年からWRC(世界ラリー選手権)に参戦していた。
輸出専用だった2ドアクーペが1995年にリトナの名で国内販売され、翌1996年にはそのボディーをまとったWRXも登場した。1997年からはWRC参戦車両も2ドアクーペとなったが、同年にインプレッサはWRCマニュファクチャラーズタイトル3連覇を達成。それを記念して、1998年にスバルのモータースポーツ/パフォーマンス部門であるSTI(スバルテクニカインターナショナル)から400台限定でリリースされたコンプリートカーが22B-STiバージョンである。
カタログモデルのWRXタイプR STiバージョンIVをベースに、ブリスターフェンダーや専用エアロパーツを備えた3ナンバーサイズのワイドボディーは、1997年の王座を獲得したワールドラリーカーを忠実に再現。2.2リッターに拡大された専用エンジンは、最高出力こそ自主規制値の280PSに抑えられていたが、弱点だった低中速域のトルクが改善された。
価格はベースとなったWRXタイプR STiバージョンIVの299万9000円に対して500万円と高額だったが、発表後わずか2日間で限定400台は完売。伝説の限定モデルとして、現在も市場ではプレミアム価格で取引されており、レプリカも存在する。
[ガズー編集部]
後ろ姿が印象的なウイング付きのクルマ特集
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