【トヨタ WRC】第10戦初日、昨年優勝のタナックが総合1位に立つ

8号車(オィット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)
8号車(オィット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)

ラリーのスタートに先立ち、選手達はサービスパークが置かれるボスタルジーから東に約15km離れたザンクト・ヴェンデルで、シェイクダウンを行ないました。全長5.2kmのシェイクダウンは、SS1「ザンクト・ヴェンデル・ランド」と完全に同じ道を走るため、選手達にとっては本番に向けて非常に有意義な練習走行になりました。

シェイクダウンで2番手タイムを記録したタナックは、夜7時過ぎからスタートしたSS1ではベストタイムを記録。ミークは1.4秒差の5番手タイム、ラトバラは1.6秒差の6番手タイムと、順調に最初のステージを走破。上位ドライバーのタイム差は少なく、接戦のオープニングステージとなりました。また、TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムに参加中の勝田貴元/ダニエル・バリット組(17号車)は、今回初めてヤリスWRCでWRCに参戦。勝田にとってラリー・ドイチェランドは初めて出場するラリーでしたが、首位タナックと5秒差の総合11位で初日を終えました。

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<<ラリー・ドイチェランド デイ1の結果>>

1 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) 2m39.4s
2 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +0.8s
3 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +0.9s
4 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +1.0s
5 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +1.4s
6 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +1.6s
7 テーム・スニネン/ヤルモ・レーティネン (フォード フィエスタ WRC) +1.9s
8 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +1.9s
9 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2.5s
10 ガス・グリーンスミス/エリオット・エドモンドソン (フォード フィエスタWRC) +3.0s
(現地時間8月22日22時00分時点のリザルトです。最新リザルトはwww.wrc.comをご確認下さい。)

  • オィット・タナック
    オィット・タナック
  • 10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)
    10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)
  • 5号車(クリス・ミーク、セブ・マーシャル)
    5号車(クリス・ミーク、セブ・マーシャル)

競技2日目となる8月23日(金)のデイ2は、サービスパークの西側で3本のステージを各2回走行します。SS2/5「シュタイン・ウント・ヴァイン」と、SS3/6「ミッテルモーゼル」は、モーゼル河畔に広がるブドウ畑の狭くツイスティな道が中心のステージです。また、SS4/7「ヴァーデン・ヴァイスキルヘン」は、開けた農場内の道を走行する環状ステージです。6本のSSの合計距離は101.42km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は403.8kmとなります。

[ガズー編集部]

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