【動画】トヨタ・スプリンター トレノ 試乗インプレッション 車両紹介編
今回紹介するのは、モータージャーナリスト山田弘樹が所有する「スプリンター トレノ」。さまざまなクルマを知る専門家が、このちょっと古めのトヨタ車を溺愛する理由は?
吾輩は赤パンである。
年式はわからない。
主人の下に来たのは2011年で、そのとき吾輩はドンガラだった。
実はGAZOO.comに連載しているコラム『クルマは最高のトモダチ』にも時折出てくる、赤い“パンダトレノ”。通称“赤パン”、これがワタシの愛車です。
そして今日はこの赤パンで愛車自慢をしてくれ、との依頼でしたが……。
困ったなぁ。自慢したいところ、特にないんですよ。なんせ僕のハチロク歴は、21歳のときからだからもう28年!? 通算4台を乗り継いでいるから(正しく言うと1台はレースカーだから並行して所有)、ハチロクはもう“空気みたいな存在”なんですよね。
あって当たり前、ってカンジ。
それでもね、エンジンだけはちょっと自慢ですよ。なんせ当時乗っていた「フェアレディZ(Z33 バージョンnismo)」を手放して組んだ逸品ですから。
AE111の20バルブヘッドを選んだのは、ポート広げないでもパワーが出せるから。なおかつクランクは5.5A-G用鍛造。ボア×ストロークが83×83mmのスクエアで、排気量は単純計算1795cc、当然“マル改”取得済みッ!
あらっ、気づいたらすっかり愛車自慢してましたな。ほかにもあるけど、あとは動画で。
ハチロクはね、今でこそ伝説のクルマみたいになっているけれど、昔はもう、若者の練習カー。うまくなるための“おかわりグルマ”という存在でしたよ。それが奇跡的にしぶとく生き残って、いつの間にか居ついちゃった。
だったら少し、きれいにしてやっかな!
いまハチロクを持ってる同世代のオーナーたちって、そんな気持ちで乗り続けているんじゃないかな?
というわけで後編につづくッ!
(文:モータージャーナリスト・山田弘樹)
[ガズー編集部]
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