三菱 デリカミニ「見た目はかわいいデリ丸、中身は?」(竹岡圭)
「ウェイ!」と登場する「デリ丸。」の人気、スゴイですね~。
「アイツはアイツはかわいい~♪ みつび~しのデリカミニ♪ カワイイって言うな」って、歌える人の多いこと、多いこと。三菱自動車のテレビCMとしては、あの「エリマキトカゲ」以来のインパクトだと思います~(笑)。
でもこのカテゴリーのクルマにとってCMは、とっても大切だと思います。新車の販売台数の4割以上が軽自動車といわれて久しいですが、その軽自動車のなかでもスーパーハイトワゴンは、いま一番の人気カテゴリーですからね。
人気が高いあまり、いまやスーパーハイトワゴンは用途が細分化されておりまして、スタンダードなモデルのほかに、キュートなモデル、スポーティーなモデル、そしてアウトドア色が強いモデルなどがラインナップされております。
つまり、種類がたくさんある。となると、CMではパッと個性が伝わったほうが、選ぶ方にとってはわかりやすいと思うんです。デリカミニのCMは、その名前とともにパッと見て「あ! アウトドア志向のクルマなんだな」とわかりますからね。これ、実は大切なポイントです。
ちなみに、何を隠そう、今回のデリカミニのベースとなっている「eKクロス スペース」も、三菱自動車としては“アウトドア志向っぽい一台”と考えていたそうです。でも、それがあまりといいますか、ほぼまったくといっていいほどユーザーに伝わっていませんでしたよね。今回のデリカミニは、ズバリそこができている。これがヒットの理由になったのではないかと思います。
免許取り立ての若者から、子育て中のママ、自分の書斎を持ちたいパパ、子育て卒業のベテランの方まで、本当に多くの人が、自分のライフスタイルと照らし合わせて、あんなこともできる、こんなこともできそう~♪ と、夢を持てる。そんなパワーがデリカミニにはあるような気がします。それが皆さんにしっかり伝わっているんでしょうね。
(文:モータージャーナリスト・竹岡 圭)
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