カスタマイズコンセプトが続々！『三菱・デリカミニ』＆『スズキ・スペーシア』で新しいスタイルを提案…ジャパンモビリティショー2023

2023.10.26 14:30

三菱自動車はデリカミニをアウトドアテイストでアレンジ。

東京モーターショーから名称が変更され、今回が新たなスタートとなったJAPAN MOBILITY SHOW 2023（ジャパンモビリティショー）。これまでの東京モーターショーと同様に自動車メーカーが、最新技術や新しいコンセプトを発表する場となるため、各メーカーのブースには数多くのコンセプトカーが出品されていた。そんな中で注目したいのが、市販車をベースにしたカスタマイズコンセプトモデルだ。

アースカラーのラッピングやマッドフラップを装着してアウトドアイメージをアップ。

三菱自動車ブースに展示されているのは、一大ブームとなっているアウトドアを印象付ける2台の『デリカミニ』。車両的にはすでに市販されているものをそのまま使用しつつ、１台は既存のオプションを装着したアドベンチャーパッケージ。もう１台はアウトドアブランドの「コールマン」とコラボレーションした専用ラッピングを施工し、ノーマルとは違ったスタイリングを提案しているのだ。なお三菱自動車ではすでにラッピングサービスを展開している。単なる移動の道具ではなくアウトドアギアとしてクルマにもこだわりたいユーザーにとって、このカスタマイズコンセプトモデルはアレンジ術のヒントにもなるだろう。

そもそもデリカミニはeKスペースをベースにしたアウトドア向けパッケージのため、市販状態でもすでにカスタムムードを味わうことができる１台。そんなアウトドアイメージをさらに際立たせことで、オーナーの満足度を格段にアップしてくれるというわけだ。

ラッピングの図柄は世界的なアウトドアブランド「コールマン」のランタンが描かれる。
既存のオプションパーツを装着したアドベンチャーパッケージ。

スズキブースにはこの冬にフルモデルチェンジを行う『スペーシア』／『スペーシアカスタム』のコンセプトモデルが展示された。すでにこのまま市販されても不思議ではないほどの完成度を誇るスタイリングには、カスタマイズコンセプトモデルらしいアレンジが随所に加えられている。

この冬に６年ぶりとなるフルモデルチェンジが行われるスペーシア。

特にスペーシアに関しては専用のラッピングやルーフバスケットといったアイテムを装着し、可愛らしいフォルムのままアウトドアにも使えそうな雰囲気を演出。またスペーシアカスタムはカスタムらしいクールな顔つきを与えられ、格好良さを求めるユーザーからの支持が高いモデル。ちなみにこれらは、ジャパンモビリティショー専用のカラーリングや装備が加えられているとのこと。このままでは販売されることがないというため、新型が正式発表された時にはその違いを確認してアレンジを楽しむ参考にするのもいいかもしれない。