スズキ・スイフト 誰でも軽快な走りが楽しめる車
個人的には、コンパクトで運転しやすくて、誰にでもおすすめしたいと思っている「スイフト」ですが、「スイフトスポーツ」の影響もあってか、クルマに興味のある人の間では「走り好きの人が買うモデル」と思われがちな気がします。
実際に、先代のスイフトは、デザインを見てもいかにも「走ります!」という雰囲気が出ている、どちらかといえば少し男性的な勇ましいイメージのクルマだったと思います。私自身も良いクルマだとは思いながらも、女性の友達にすすめる時には、まずデザインが気に入ってもらえるかどうかは少し不安でした。その点、新型のスイフトは、これまでの軽快でスポーティーな印象は残しつつも、親しみやすくてかわいらしいデザインになったので、とてもうれしく思っています。
ヘッドライトはキリッとしつつも少し柔らかい印象に。グリルもガバッとは開いておらず、めっきのモールがキラリとあしらわれていて、よりおしゃれになりました。オタクっぽさがなくなってあか抜けたというか……(笑)。女性でも付き合いやすいデザインになっているのではないでしょうか。
後席のドアハンドルは、先代では目立たないようウィンドウの後ろ側にレイアウトされていましたが、新型ではドアパネルに備わる一般的なスタイルに。使いやすさがアップしていて、いいですよね。カラーリングもバキッと映える原色系だけでなく、今回の試乗車のような淡いグリーン(に見えるけれども「クールイエローメタリック」と名づけられている)なども選べるのは魅力的です。
最近は、クルマの価格が全体的に上がっていますが、スイフトはグレードによっては200万円以下、170万円台から購入できます。上級グレードでも200万円前後で購入できてしまうとは……本当にコストパフォーマンスに優れたクルマです。これまで、私自身もスイフトをいろいろな人にすすめてきましたが、新型になって、その営業トークがさらにレベルアップしそうです(笑)。
(文:自動車ライター・伊藤 梓)
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伊藤 梓さんが解説するスズキ・スイフトの注目ポイント
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