乗り換えても乗り換えてもスズキ・スイフト。10年以上4台乗っても飽きないホットハッチの魅力とは
「もはや不可分」と語ってくれたRさんとスズキ・スイフトスポーツとの付き合い。ハッチバックが好きなRさんが初マイカーとして購入したスイフトをキッカケに、そこからスイスポ(スイフトスポーツ)に替わり、さらに31(ZC型初代スイフトスポーツ・ZC31S型)に替わり——と移り変わっていくうちに気が付けば10年以上、4台ものスイフトに乗ってきました。
そんな、Rさん×スイフトスポーツのお話です。
――Rさんはスイスポを乗り継いでいるそうですが、これまでどんなクルマに乗ってきたのでしょうか?
最初は2代目のスイフトに7年ほど乗って、次がZC33Sのスイスポ(現行3代目スイフトスポーツ)に3年ちょっと、その後31スイスポに1年ほど乗って、現在の31スイスポには今年の7月から乗り始めました。
――ということはスイフトを4台乗り継いだということですね!
そうなりますね(笑)。母がスターレットに乗っていたのをみていて、カッコイイし実用的だし、もともとハッチバックのクルマにすごく憧れていました。自分が免許を取ってクルマを買うとなった時に、販売されていたハッチバックで一番デザインが好みだったのが、当時のスズキ・スイフト(2代目・ZC72S型)だったんです。
そこから始まりましたね。僕のスイフトとの付き合いは。実際に手に入れても、かなり乗りやすいクルマで好感を持ちました。
――スイフトからスイスポに買い替えたのは、どういう理由だったんでしょうか。
86やBRZといったスポーツカーに興味を持ち始めたんです。当時、86/BRZの後期モデルが出ていたころで、スイフトつながりで33スイスポと乗り比べたら、スイスポに衝撃を受けました。
――スポーツカーである86やBRZの方が走行性能は高そうですが、スイスポのどのあたりに衝撃を受けましたか?
まずは33スイスポがターボ車で力強い走りをするなと思ったのが印象的でしたし、当時すでにスイフトに乗っていたからこそ変化がよりダイレクトにわかる「こんなに進化したんだ」みたいな納得感があって、こっちの方がいいなと思いました。
――7年スイフトに乗ったからこそ気付く、クルマの進化かもしれないですね。そんなふうに惚れ込んだ33スイスポから、あえて初代の31スイスポへと買い替えたキッカケは?
実はスイスポの中でも僕が一番好きだったのが31のスイスポだったんです。33スイスポは紆余曲折あって降りることになったので、替えるならやっぱり31のスイスポに乗りたいなということで選んだ格好です。
ところが、その31スイスポは今年に入ってからもらい事故に遭ってしまって、再び乗り換えを余儀なくされました。
――ここまで2台のスイスポに乗っていますが、クルマを替えようかなというのはなかったのですか?
あまり考えていなかったですね。ぶっちゃけマツダ・ロードスターは欲しいなと思いますが、オープンカーで2座のロードスターだけで生活するのは厳しいので、普段使いができて走って楽しいスイスポにまだまだ乗りたいなと思いました。
そもそも事故に遭わなければ31スイスポにはまだまだ乗りたかったし、やりたいこともたくさんあったので、だからあえて31スイスポをもう一度選んだんです。
――再び31スイスポを探す際にこだわった条件は?
ホントはシルバーの全く同じスイスポが欲しかったのですが、中古車市場にはシルバーの31スイスポがなくて。だけどボディカラーとグレードにはこだわりました。色はシルバーを希望して、グレードはリミテッドと通常グレードの2つのうち、僕はリミテッドに乗りたくて。結果として、リミテッドであることを優先したので、シルバーのクルマはなくて、結果的に色は妥協した形ですね。
――それで見つかったのが今のクルマですか?
そうですね。候補は3台見つかったのですが、最初に見に行ったお店の個体で決めちゃいました。ボディがすごくキレイだったことと、お店の対応がすごくよかったので「ここがいいな」ってことで、1台目で決めちゃったんです。
――対応が良かったというのは具体的には?
前の31スイスポで参加するつもりだった7月のイベントに「今度買うこのクルマでイベントにいきたい」と相談したら、最短の日程でクルマを納車してくれて、とてもうれしかったんです。
――前のシルバーのころから写真の投稿が増えましたが、やっぱり31スイスポには思い入れが強いのでしょうか?
そうですね。出かける頻度もこのころから増えましたし、写真の投稿やオフ会などに行くようになったのも31スイスポに替わってからです。僕が住んでいるのは愛知県ですが、県外に行くようになったのもこのころからですね。
不思議なもので、スイスポであれば長距離運転も苦にならなくて(笑)。
――今まででの一番の遠出は?
淡路島と石川の能登半島ですね。観光を兼ねたドライブで出かけたのですが、この2つはさすがに遠かったなと思いました。
――オフ会というものに初めて参加したときのことは覚えていますか?
最初は、SNSで知った近場での開催だったオフ会に行ってみようというのが始まりでした。参加してみると自分ではマネできないレベルのカスタムやいろいろなクルマ作り、カスタムの仕方があるんだと勉強になりました。
――現時点で、いまのスイフトの気に入っているところは?
車高とホイールのツラです。31スイフトを手に入れてからはそこをいかに突き詰めるかをテーマでやってきたので、ぜひ見てほしいです。
――Rさんのクルマのカスタムはどちらかというとレーシーに見えますが、コンセプトは?
33スイスポでは走行会にも参加していたので、サーキット走行ができるように意識していましたが、31スイスポに替わってからは車高は下げつつも普段使いで使いづらくないように、そしてサーキットも走れる仕様にしたいという思いでやっています。
サーキットで走るのは僕としては大好きなことなので、今のスイスポではまだできていないですが、近いうちにサーキットで走りたいと思います。
――まだまだやりたいことはたくさんあると思いますが、今後のご予定は?
JTCC(全日本ツーリングカー選手権)のレーシングカーのようなカスタムをしてみたいなと考えています。そして、山梨県の山中湖の方まで行って自然と一緒に写真を撮りたいと考えています。
――トータルすると10年以上スイフトに乗り続けていますが、これまでの一番の思い出というと?
クルマを通じていろいろな出会いがあったことですね。いろいろな学びもあったし、多くの仲間ができたことが嬉しいです。カメラが好きなので、みんなでツーリングして僕が写真を撮るという感じで遊んでいます。
――では、Rさんにとってのスイフトはどんな存在ですか?
言うなれば「不可分」ですね。僕の中でも切っても切れない存在ですし、今後も乗り続けていきたいです。
周りの友人も僕がスイフトから降りるのはあり得ないという感じで、先ほどロードスターの話をしましたが、それをセカンドカーにしたいという話をしたらすごく驚かれるくらいで(笑)。だから世の中にスイフトがある限りは乗り続けることになると思います。
(文:福嶌弘 写真:Rさん提供)
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