【三菱 RVR 試乗】シュシュッと走れる軽快感が気持ちいい…諸星陽一
現行『RVR』は2010年にデビューしたモデルで、初代から数えると3代目にあたる。搭載エンジンは1.8リットル、駆動方式はFFと4WDが用意されている。
試乗車は4WDの上級グレードとなる「G」。エンジンの最高出力は139馬力、最大トルクは172Nmで、トランスミッションは6速のATが組み合わされている。車両重量は1430kgでそこそこ重いのだが、走りは意外なほど軽快だ。エンジンは低速からしっかりトルクを発生しているし、ミッションとの相性もいい。そもそも最近は重いSUVに乗ることが多く、このサイズのSUVで走ること自体が軽快と感じるのかもしれない。
サスペションはしっかりとストロークするタイプで、大きな段差も安心して乗り越えられる。路面の不整などは若干拾い、ザラザラとした乗り心地となることもあるが、クロカン性能を予感させる乗り味という印象。最近のSUVという言葉はパッケージングのことではないかと思わせるようなふしがあるが、RVRはしっかりSUVらしいクルマの仕上がりだ。
ホイールベースは2670mmと『アウトランダー』と同じだが、タイヤの設定が若干異なる。アウトランダーは225/55R18がメインサイズ、RVR Gは215/60R17。トレッドもアウトランダーよりもナローな設定でキビキビとした走りとなる。駆動方式はFF固定、FFを基本に必要に応じてリヤに駆動力を配分する4WDオート、つねに4WDとなる4WDロックの3種。
以前にスノードライブを行っているが、そのときのフィーリングも良好。素直な特性で扱いやすかった。ラフロードや雪道でもキッチリ走れる性能が与えられているのもRVRのよさといえる。
■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★
諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。
(レスポンス 諸星陽一)
試乗車は4WDの上級グレードとなる「G」。エンジンの最高出力は139馬力、最大トルクは172Nmで、トランスミッションは6速のATが組み合わされている。車両重量は1430kgでそこそこ重いのだが、走りは意外なほど軽快だ。エンジンは低速からしっかりトルクを発生しているし、ミッションとの相性もいい。そもそも最近は重いSUVに乗ることが多く、このサイズのSUVで走ること自体が軽快と感じるのかもしれない。
サスペションはしっかりとストロークするタイプで、大きな段差も安心して乗り越えられる。路面の不整などは若干拾い、ザラザラとした乗り心地となることもあるが、クロカン性能を予感させる乗り味という印象。最近のSUVという言葉はパッケージングのことではないかと思わせるようなふしがあるが、RVRはしっかりSUVらしいクルマの仕上がりだ。
ホイールベースは2670mmと『アウトランダー』と同じだが、タイヤの設定が若干異なる。アウトランダーは225/55R18がメインサイズ、RVR Gは215/60R17。トレッドもアウトランダーよりもナローな設定でキビキビとした走りとなる。駆動方式はFF固定、FFを基本に必要に応じてリヤに駆動力を配分する4WDオート、つねに4WDとなる4WDロックの3種。
以前にスノードライブを行っているが、そのときのフィーリングも良好。素直な特性で扱いやすかった。ラフロードや雪道でもキッチリ走れる性能が与えられているのもRVRのよさといえる。
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諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。
(レスポンス 諸星陽一)
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