【マツダ ロードスターRF 試乗】カップルで乗りたい!大人のロードスター…吉田由美
マツダ『ロードスター』といえば、車両重量のこともあって従来は幌の屋根。先代のモデルからはハードトップも追加採用されていて、「RHT(リトラクタブルハードトップ)」というネーミングでした。それが今回から「RF(リトラクタブル・ファストバック)」という名前となり、デザインも「ファストバック」スタイルに。
そしてRFにはもうひとつの「ファスト」が。わずか18秒で「クーペの世界」と「オープンカーの世界」の2つを手軽に味わえます。オープン状態でも後方のパーテーションは残り、真ん中が空いて風の流れを作るため、車内の風の巻き込みは比較的少ないです。でも、寒くなると腿の部分がスースーするので、風向きをもう一段階作ってもらって腿部分をカバーできるとなお嬉しいですね。
「ロードスターRF」のグレードは3つ。スタンダードの「S」と、上質なインテリアの「VS」、そしてスポーティな「RS」。
今回は「VS」に試乗しましたが、ヘッドレスト一体型で質感の高い本革を使用したシート。ステッチもこだわっていて、中央部分は野球のボールみたい。座ったときの座面の安定感もなかなかです。さらに「VS」と「RS」には、ヘッドレスト部分にスピーカーが両席共に内蔵され、しかも標準装備。より音楽などに耳を傾けたいときにはシートに寄り添えばOK。
ちなみに「ロードスター Sパッケージ」とRFでは車重がRFのほうが90kg重く、屋根の重さだけでも45kg増えていますが、RFは排気量を2リットルにアップサイジングしたため、力不足を感じることはありません。確かにロードスターほどの軽快さは味わえないかもしれませんが、RFでは屋根を閉じても開けても「軽快な大人のロードスター」を味わうことができます。
■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★
吉田由美|カーライフ・エッセイスト
短大時代からモデルを始め、国産メーカーのセーフティドライビングのインストラクター経て2000年に「カーライフ・エッセイスト」に転身。クルマまわりのエトセトラについて独自の視点で自動車雑誌を中心に、テレビ、ラジオ、web、新聞、トークショー、講演会などで広く活動中。3つのブログを展開し、中でも「なんちゃってセレブなカーライフ」は1日約20万アクセスの人気を誇る。
(レスポンス 吉田 由美)
そしてRFにはもうひとつの「ファスト」が。わずか18秒で「クーペの世界」と「オープンカーの世界」の2つを手軽に味わえます。オープン状態でも後方のパーテーションは残り、真ん中が空いて風の流れを作るため、車内の風の巻き込みは比較的少ないです。でも、寒くなると腿の部分がスースーするので、風向きをもう一段階作ってもらって腿部分をカバーできるとなお嬉しいですね。
「ロードスターRF」のグレードは3つ。スタンダードの「S」と、上質なインテリアの「VS」、そしてスポーティな「RS」。
今回は「VS」に試乗しましたが、ヘッドレスト一体型で質感の高い本革を使用したシート。ステッチもこだわっていて、中央部分は野球のボールみたい。座ったときの座面の安定感もなかなかです。さらに「VS」と「RS」には、ヘッドレスト部分にスピーカーが両席共に内蔵され、しかも標準装備。より音楽などに耳を傾けたいときにはシートに寄り添えばOK。
ちなみに「ロードスター Sパッケージ」とRFでは車重がRFのほうが90kg重く、屋根の重さだけでも45kg増えていますが、RFは排気量を2リットルにアップサイジングしたため、力不足を感じることはありません。確かにロードスターほどの軽快さは味わえないかもしれませんが、RFでは屋根を閉じても開けても「軽快な大人のロードスター」を味わうことができます。
■5つ星評価
パッケージング:★★★★
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パワーソース:★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★
吉田由美|カーライフ・エッセイスト
短大時代からモデルを始め、国産メーカーのセーフティドライビングのインストラクター経て2000年に「カーライフ・エッセイスト」に転身。クルマまわりのエトセトラについて独自の視点で自動車雑誌を中心に、テレビ、ラジオ、web、新聞、トークショー、講演会などで広く活動中。3つのブログを展開し、中でも「なんちゃってセレブなカーライフ」は1日約20万アクセスの人気を誇る。
(レスポンス 吉田 由美)
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