トヨタ プリウスα グレード解説

全車ハイブリッドで合計9つのバリエーション

パワートレーンは全モデルともに1.8リットル直列4気筒エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステム。モーターの水冷化やファイナルギヤ比など若干の変更は施されているが、プリウスにも搭載され高い実績を持つユニットが用いられている。

乗車定員は2タイプあり、多くのグレードでは2列シートの5人乗りと3列シートの7人乗りが選択可能。前者はニッケル水素電池、後者はリチウムイオン電池と、組み合わされるバッテリーのタイプは異なるが、燃費はどの仕様でも26.2km/L(JC08モード)と高い水準をキープする。

グレードはダッシュボードの仕立てや機能装備の違いにより、ベーシックな「S」と装備充実の「G」を柱に展開。好みに合わせてスポーティな“ツーリングセレクション”と装備をシンプル化した“Lセレクション”(「S」の5人乗りのみ)も選ぶことができる。

プリウスα S“Lセレクション”(5人乗り)〔2WD/2,479,091円〕
5人乗りだけに用意される価格重視のグレード。「S」に対してLEDフロントフォグランプやフロントドアガラスの撥水機能がオプション扱いとなるほか、フロントシートバックポケットやセカンドシートセンターアームレスト、デッキサイドのアクセサリーソケット、そして運転席シートの一部調整機能が省かれ、足元はスチールホイール+ホイールキャップとなる。

プリウスα S(5人乗り)〔2WD/2,622,437円〕
プリウスα S(7人乗り)〔2WD/2,828,618円〕

ベーシックグレードで、ヘッドライトはハロゲン、フロントドアガラスは撥水機能付きのUVカットグリーンガラスとなる。インテリアの仕立てではステアリングホイールがウレタン、シート表皮がファブリック、フロントピラーガーニッシュが樹脂で、インストルメントパネルの合成皮革張りは助手席前だけの設定。運転席の調整機構は6ウェイだが手動式で、スマートエントリーのキー認識範囲は運転席のみ、イルミネーテッドエントリーシステムはフロントパーソナルランプ&ドームランプとなる。タイヤは16インチでアルミホイールを履く。

プリウスα S“ツーリングセレクション”(5人乗り)〔2WD/2,931,709円〕
プリウスα S“ツーリングセレクション”(7人乗り)〔2WD/3,136,909円〕

タイヤが17インチにアップされるほか、フロント/リヤバンパースポイラーを組み合わせた「S」のスポーティ仕様。ヘッドランプが、ハイビームとロービームとを1灯の光源で切り替えられるBi-Beam LEDとなり、スマートエントリーのキー認識範囲も運転席だけでなく助手席やバックドアまで拡大されるなど機能装備面も充実する。

プリウスα G(5人乗り)〔2WD/2,972,945円〕
プリウスα G(7人乗り)〔2WD/3,178,145円〕

ファブリック×合成皮革のシート表皮に本革巻きステアリングホイールを組み合わせる上級仕様。フロントピラーガーニッシュが植毛タイプになり、インストルメントパネルは合成皮革を運転席側まで張るなどインテリアの上質感が大きく高まる。「S」に対してフロントドアガラスがスーパーUV・IR<赤外線>カットグリーンガラスへとアップグレードされ、イルミネーテッドエントリーシステムはフロント足元ランプまで拡大。運転席は電動ランバーサポート付きの8ウェイパワーとなり、クルーズコントロールも装備される。

プリウスα G“ツーリングセレクション”(5人乗り)〔2WD/3,178,145円〕
プリウスα G“ツーリングセレクション”(7人乗り)〔2WD/3,384,327円〕

「G」のスポーティ仕様で、アルミホイールおよびタイヤのサイズが17インチにアップされるほか、フロント/リヤバンパースポイラーが与えられる。

カラーバリエーション

スーパーホワイトII
ホワイトパールクリスタルシャイン
シルバーメタリック
グレーメタリック
アティチュードブラックマイカ
スーパーレッドV
オレンジメタリック
ダークシェリーマイカメタリック
ダークブルーマイカ