トヨタ 86(ハチロク) 商品概要(エコロジー) 2012年2月

燃費の向上と排出ガスのクリーン化

燃料消費率

86では、燃費性能の向上を図り、JC08モード走行燃費で13.4km/l(国土交通省審査値)を実現しています。

排出ガスのクリーン化では、エンジン本体の機構に加えて、高性能三元触媒や空燃比補償装置などの採用により、NOX(窒素酸化物)、NMHC(非メタン炭化水素)排出量を削減。その結果、全車、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」(国土交通省低排出ガス車認定制度)を取得、「環境対応車 普及促進税制」の適合車となっています。

燃料消費率

良好な視界確保

リサイクル性に優れたオレフィン系樹脂を内外装部品に積極的に採用しています。

リサイクル時の解体作業の効率化を図るため、樹脂部品の材質が判別しやすい表示に配慮しています。

LCAの実施

走行段階だけではなく、生産から廃棄までの全ライフサイクルで排出するC02やその他大気汚染物質の総量を従来型車に比べて低減しています。

環境負荷物質・VOC低減

鉛・水銀・カドミウム・六価クロムの使用量を削減し、業界目標を達成しています。さらに、スピードメーターから水銀の使用を自主的に廃止しています。

また、内装部品の素材、加工法、接着剤の見直しにより、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエンなどの揮発性有機化合物(VOC)の発生量を抑制。車室内の臭いや刺激臭を軽減するとともに、厚生労働省が定めている「室内濃度指針値」を下回るレベルとし、業界自主目標を達成しています。

※VOC=Volatile Organic Compounds