トヨタ 86(ハチロク) 商品概要(パッケージ) 2012年2月
超低重心FRパッケージ
スポーツカーを意のままに操る楽しさを多くの方に提供するために、操作性に優れた超低重心FRレイアウトを採用しました。
まず、スポーツカーとして生まれついての資質を決定する低重心を徹底的に追求しました。それが、新開発の「水平対向&次世代D-4Sエンジン」の搭載です。そして、パワートレーンの重心を前輪車軸より後方に置く、フロントミッドシップレイアウトを採用し、重量配分の最適化を図りました。水平対向エンジンは、重心が直列エンジンに比べて低いため、ロール量が抑えられ、かつ車両中央近くに配置したことによりヨー慣性モーメントも低減、操縦性・走行安定性の向上に大きく貢献しています。
さらに、後輪で駆動し、アクセルと前輪で向きをコントロールする、FR本来の楽しさを無理なく自然に体感できる、最適な前後重量配分を追求。適切な操舵性の確保を念頭に置き、わずかにフロント寄りの重心位置を出発点に、テストドライバーによる官能評価を繰り返し、ドライバーがアクセル操作を駆使してクルマを操り、コーナーを駆け抜ける楽しさを満喫できる重量配分に到達しました。この前後比53:47は、86のFRスポーツカーとしてのコントロール性の高さを語るひとつの指標です。
ドライビングポジション
ドライバーが路面に近く、よりスピードを体感できるよう、低い着座位置を確保。また、コーナリング時に身体が揺れにくい、車両の安定感を実感できる着座位置としました。
室内空間
タイヤの四隅配置により、4人乗りスポーツカーとしては最小の全長4,240mm、全幅1,775mm、全高1,300mmに2,570mmのホイールベースを確保、4名乗車の室内空間を確保しています。
後席は、フロントシートバック形状の工夫により、乗員の膝まわりにスペースを確保。チャイルドシートの装着も可能です。
乗降性
前席の乗り降りの際、ステップの手をつく場所に滑りにくいアシストパッドを設定しました。
後席への乗り込みに配慮して助手席にウォークイン機構を設定しました。レバー操作により、シートが前傾し前方へスライドします。また、左右のクォータートリムに後席乗員が乗り降りの際に手をかけて上体を支えるアシストグリップを設置。乗降の負担を軽減しました。
全長 mm |
全幅 mm |
全高 mm |
ルーフ高 mm |
ホイール ベース mm |
トレッド フロント mm |
トレッド リヤ mm |
最低 地上高 mm |
室内長 mm |
室内幅 mm |
室内高 mm |
最小 回転 半径 m |
乗員 定員 名 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4,240 | 1,775 | 1,300 | 1,285 | 2,570 | 1,520 | 1,540 | 130 | 1,615 | 1,490 | 1,060 | 5.4 | 4 |
| TOP | Exterior | Interior | Seat | Utility | Package |
| PowerTrain | Body&Chassis | Equipments | Safety | Ecology | Customize |
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