車検証をなくしたときの対処法|再発行に必要な書類と申請先
車検証をなくした場合や、破損・汚損によって内容を確認できなくなった場合は、再発行の手続きが必要です。正式には「再交付」と呼ばれ、普通車と軽自動車では申請先や必要書類が異なります。普通車は運輸支局や自動車検査登録事務所、軽自動車は軽自動車検査協会で手続きを行います。また、本人が申請する場合と、ディーラーや行政書士などの代行業者に依頼する場合でも、用意する書類が変わることがあります。
車検証は、クルマに備え付けが義務付けられている重要な書類です。紛失したままにしておくと、車検や各種手続きができないほか、車両情報を確認できないなどの支障が生じます。この記事では、車検証の再発行が必要になるケース、普通車・軽自動車別の必要書類、手続きの流れ、費用、電子車検証を紛失・破損した場合の注意点について解説します。
【もくじ】
1.車検証を紛失・破損した場合は再発行が必要
2. 車検証の再発行は「自分で申請」と「代行依頼」の2つの方法がある
3. 普通車の車検証を再発行するときに必要な書類
▶︎ 自動車検査証再交付申請書
▶︎ 手数料納付
▶︎ 本人確認書類
▶︎ 委任状
4. 普通車の車検証を再発行する手続きの流れ
5. 軽自動車の車検証を再発行するときに必要な書類
▶︎ 自動車検査証再交付申請書
▶︎ 破損や汚損した車検証
▶︎ 申請依頼書
6. 軽自動車の車検証を再発行する手続きの流れ
7. 車検証の再発行にかかる手数料と代行費用
8. 電子車検証を紛失・破損した場合も再発行が必要
9. 車検証を再発行する前に確認しておきたい注意点
▶︎ 車検証を紛失したクルマで窓口へ向かわない
▶︎ 受付時間は平日の日中が基本
▶︎ 住所変更や名義変更は別の手続きになる
10. 車検証をなくしたら放置せず、速やかに再発行手続きを行おう
車検証を紛失・破損した場合は再発行が必要
車検証は、クルマの登録番号や車台番号、所有者、使用者、有効期間などが記載されている重要な書類です。そのクルマが検査を受けていることを示す書類でもあり、クルマに備え付けておく必要があります。そのため、車検証を紛失した場合や、破損・汚損によって内容を確認できなくなった場合は、放置せず速やかに再発行の手続きを行いましょう。
車検証の再発行が必要になる主なケースは、次のとおりです。
- 車検証を紛失した
- 車検証を盗まれた
- 車検証が破れた
- 車検証が汚れて内容を確認しにくい
- 電子車検証を紛失した
- 電子車検証のICタグが破損した
紙の車検証だけでなく、電子車検証を紛失した場合や、ICタグが破損して情報を読み取れない場合も再発行の対象になります。また、車検証が手元にない状態では、車検や名義変更、住所変更などの各種手続きが行えない場合があります。車検証の内容を確認できない場合は、速やかに再発行の準備を進めることが大切です。破損・汚損した車検証が手元にある場合は、再発行の手続きで提出を求められることがあります。捨てずに保管し、手続き先へ持参しましょう。
車検証の再発行は「自分で申請」と「代行依頼」の2つの方法がある
車検証を再発行する方法は、大きく分けて「自分で手続きする方法」と「業者などに代行を依頼する方法」の2つです。
自分で手続きする場合は、普通車なら運輸支局や自動車検査登録事務所、軽自動車なら軽自動車検査協会で申請します。窓口へ行く手間はかかりますが、代行費用を抑えられる点がメリットです。一方で、ディーラーや販売店、行政書士などに代行を依頼する方法もあります。平日に窓口へ行く時間が取りにくい場合や、書類の準備に不安がある場合は、代行を利用すると手続きの負担を減らせます。ただし、再交付手数料とは別に代行費用がかかります。
それぞれの違いを整理すると、以下のようになります。
| 方法 | 手続き先・依頼先 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 自分で申請する | 普通車は運輸支局・自動車検査登録事務所、 軽自動車は軽自動車検査協会 |
代行費用を抑えられる | 平日の日中に窓口へ行く必要がある |
| 代行を依頼する | ディーラー、販売店、行政書士など | 書類準備や申請の負担を減らせる | 再交付手数料とは別に代行費用がかかる |
どちらの方法を選ぶ場合でも、普通車と軽自動車では申請先や必要書類が異なります。まずは自分のクルマが普通車なのか軽自動車なのかを確認しましょう。そのうえで、平日に窓口へ行けるか、書類を自分で準備できるか、代行費用を払ってでも手続きを任せたいかを基準にすると、どちらの方法が合っているか判断しやすくなります。
手続きに慣れている方や費用を抑えたい方は、自分で申請する方法が選択肢になります。一方、時間が取りにくい方や、書類の準備に不安がある方は、代行を依頼するのもよいでしょう。
普通車の車検証を再発行するときに必要な書類
普通車の車検証を再発行する場合は、運輸支局や自動車検査登録事務所で手続きを行います。必要書類は、本人が申請するのか、代理人が申請するのかによって異なります。また、車検証を紛失した場合と、破損・汚損した場合で手元に車検証があるかどうかによっても、用意する書類が変わることがあります。
普通車の車検証再発行で、必要となる主な書類は次のとおりです。
| 書類 | 主な該当ケース | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 自動車検査証再交付申請書 | 再発行を申請する場合 | 普通車ではOCR申請書の第3号様式を使用する(「再交付を受ける理由」欄に記載が必要) |
| 手数料納付書 | 再交付手数料を納める場合 | 検査登録印紙を貼って提出する |
| 本人確認書類 | 窓口で申請する場合 | 来所した人の本人確認に使う |
| 破損・汚損した車検証 | 手元に車検証がある場合 | 処分せずに持参する |
| 委任状 | 代理人が手続きする場合 | 本人以外が申請する際に必要になる場合がある |
自動車検査証再交付申請書と手数料納付書は、窓口で入手できます。事前に準備する場合は、国土交通省や管轄窓口の案内から様式を確認しておくとよいでしょう。また、破損や汚損した車検証が手元にある場合は、その車検証を提出することで手続きできる場合があります。
代理人が申請する場合は、委任状や代理人の本人確認書類などを求められることがあります。ディーラーや販売店、行政書士などに代行を依頼する場合は、何を用意すればよいかを事前に確認しておきましょう。
▶︎ 自動車検査証再交付申請書
自動車検査証再交付申請書は、車検証の再交付を申請するための書類です。普通車では、OCR申請書の第3号様式を使用します。窓口で入手できるほか、国土交通省のWebサイトなどからダウンロードできる場合もあります。
申請書には、クルマの登録番号、車台番号、使用者の情報、再交付を申請する理由などを記入します。記入内容に不安がある場合は、窓口で確認しながら記入すると安心です。
▶︎ 手数料納付書
手数料納付書は、車検証の再交付手数料を納めたことを示すための書類です。普通車の場合は、運輸支局や自動車検査登録事務所などの窓口で手数料納付書を入手し、再交付手数料分の検査登録印紙を貼って提出します。手数料の金額や納付方法は制度改定などで変わる可能性があるため、手続き前に管轄窓口の案内を確認しておきましょう。
▶︎ 本人確認書類
普通車の車検証を再発行する場合は、窓口に来た人の本人確認書類が必要です。本人確認書類として使える主なものは、次のとおりです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 健康保険証
- パスポート
- 在留カード
申請者本人が手続きする場合だけでなく、代理人が窓口へ行く場合も、来所した人の本人確認が行われる場合があります。忘れずに持参しましょう。
▶︎ 委任状
本人ではなく、家族や販売店、行政書士などが代理で申請する場合は、委任状や代理人の本人確認書類などを求められる場合があります。委任状には、誰に手続きを任せるのか、どの車両の再交付を申請するのかなどを記入します。
代理人の本人確認書類が必要になることもあるため、代行を依頼する場合は、事前に必要書類を確認しておきましょう。ディーラーや行政書士などに依頼する場合は、書類の準備を案内してもらえることが多いものの、本人確認書類の写しや車両情報などを求められる場合があります。余裕を持って確認しておくと、手続きをスムーズに進めやすくなります。
普通車の車検証を再発行する手続きの流れ
普通車の車検証を再発行する際は、必要書類をそろえたうえで、管轄の運輸支局や自動車検査登録事務所で申請します。手続き先は、クルマのナンバーを管轄する窓口になるのが一般的です。窓口によって受付時間や必要書類の扱いが異なる場合があるため、手続き前に管轄の運輸支局や自動車検査登録事務所を確認しておきましょう。
普通車の車検証を再発行する一般的な手続きの流れを確認しておきましょう。
| 手順 | 内容 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 管轄の窓口を確認する | クルマのナンバーを管轄する運輸支局・自動車検査登録事務所を確認する |
| 2 | 必要書類を用意する | 申請書、手数料納付書、本人確認書類など必要書類をそろえる |
| 3 | 再交付手数料を納付する | 検査登録印紙を購入し、手数料納付書に貼付する |
| 4 | 窓口に書類を提出する | 記入漏れや不足書類がないか確認したうえで提出する |
| 5 | 新しい車検証を受け取る | 記載内容に誤りがないか確認する |
書類に不備がなければ、当日中に新しい車検証を受け取れることが一般的です。ただし、窓口が混雑している場合や、書類に不足・記入漏れがある場合は、手続きに時間がかかることがあります。また、車検証を紛失している場合は、再発行のために窓口へ向かう際、対象のクルマを運転して行くことは避けましょう。車検証はクルマに備え付けが義務付けられている書類です。公共交通機関を利用する、別のクルマで向かう、家族に送ってもらう、または代行を依頼するなどの方法を検討しましょう。
申請書の記入内容に不安がある場合は、窓口で確認しながら記入するとよいでしょう。特に、登録番号や車台番号を誤って記入すると手続きが進まない原因となるため、車両情報を確認できる資料を手元に用意しておくとスムーズです。
新しい車検証を受け取ったら、登録番号、車台番号、使用者名、有効期間などに誤りがないかを確認します。問題がなければ、紛失しないよう車検証ケースなどに入れ、クルマに備え付けておきましょう。
軽自動車の車検証を再発行するときに必要な書類
軽自動車の車検証を再発行する場合は、軽自動車検査協会で手続きを行います。普通車は運輸支局や自動車検査登録事務所で手続きしますが、軽自動車は申請先が異なります。使用する申請書の様式も普通車とは異なるため、軽自動車用の書類を用意する必要があります。
軽自動車の車検証再発行で、必要となる主な書類は次のとおりです。
| 書類 | 主な該当ケース | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 自動車検査証再交付申請書 | 再発行を申請する場合 | 軽自動車では軽第3号様式を使用する |
| 破損・汚損した車検証 | 手元に車検証がある場合 | 処分せずに窓口へ持参する |
| 申請依頼書 | 使用者以外が手続きする場合 | 家族や販売店、行政書士などに依頼する際に必要になる |
普通車では、手数料納付書、委任状などが必要になる場合があります。一方、軽自動車では必要書類の扱いが異なります。特に注意したいのは、代理で手続きをする場合の書類の違いです。普通車では委任状を使うことがありますが、軽自動車では「申請依頼書」を使用します。使用者本人が手続きするのか、家族や販売店などが代理で手続きするのかによって、用意する書類が変わる点を事前に確認しておきましょう。
▶︎ 自動車検査証再交付申請書
自動車検査証再交付申請書は、軽自動車の車検証を再交付してもらうための申請書です。軽自動車では、軽第3号様式を使用します。申請書は軽自動車検査協会の窓口で入手できるほか、公式サイトからダウンロードすることもできます。
事前に印刷して持参する場合は、用紙サイズや印刷設定に注意しましょう。普通車用の申請書とは様式が異なるため、軽自動車の手続きでは軽自動車用の申請書を用意する必要があります。記入内容に不安がある場合は、窓口で確認しながら記入すると安心です。
▶︎ 破損や汚損した車検証
車検証が破れた、汚れた、読みにくくなったなどの理由で再発行する場合は、手元にある車検証を持参します。提出可能な状態であれば、破損・汚損した車検証も必要書類になります。再発行するからといって処分せず、窓口へ持っていきましょう。一方、車検証を紛失した場合は、提出できる車検証がありません。この場合は、自動車検査証再交付申請書に紛失した旨を記入して手続きを進める流れになります。
▶︎ 申請依頼書
軽自動車では、使用者以外の人が手続きをする場合に「申請依頼書」が必要です。たとえば、家族や販売店、行政書士などに手続きを依頼する場合は、使用者が記入した申請依頼書を用意します。普通車では代理申請時に「委任状」を使うのに対し、軽自動車では「申請依頼書」を使う点が異なります。代行を依頼する場合は、申請依頼書以外に必要なものがないか、依頼先に事前に確認しておきましょう。本人確認書類の写しや車両情報などを求められる場合もあるため、余裕を持って準備しておくと手続きをスムーズに進められます。
軽自動車の車検証を再発行する手続きの流れ
ここまで、軽自動車の車検証を再発行する際に必要な書類について説明してきました。実際に手続きを進める際は、必要書類をそろえたうえで、軽自動車検査協会で申請します。軽自動車は普通車と異なり、運輸支局では手続きできません。使用の本拠の位置を管轄する軽自動車検査協会の事務所、支所、分室を事前に確認しておきましょう。
軽自動車の車検証を再発行する一般的な手続きの流れは、以下のとおりです。
| 手順 | 内容 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 管轄の軽自動車検査協会を確認する | 使用の本拠の位置を管轄する事務所・支所・分室を確認する |
| 2 | 必要書類を用意する | 申請書、破損・汚損した車検証、申請依頼書の要否を確認する |
| 3 | 窓口に書類を提出する | 記入漏れや不足書類がないか確認したうえで提出する |
| 4 | 申請手数料を納付する | 手数料の金額や納付方法を窓口で確認する |
| 5 | 新しい車検証を受け取る | 記載内容に誤りがないか確認する |
書類に不備がなければ、当日中に新しい車検証を受け取れることが一般的です。ただし、受付時間や混雑状況、書類の記入漏れによっては、手続きに時間がかかる場合があります。申請書の記入時間も含め、余裕を持って窓口へ行くようにしましょう。
また、車検証を紛失している場合は、対象のクルマを運転して窓口へ向かうことは避けましょう。車検証はクルマに備え付けが義務付けられている書類のため、公共交通機関を使う、別のクルマで向かう、家族に送ってもらう、代行を依頼するなどの方法を検討しましょう。
新しい車検証を受け取ったら、車両番号、車台番号、使用者名、有効期間などに誤りがないか確認します。問題がなければ、紛失や破損を防ぐため、車検証ケースなどに入れてクルマに備え付けておきましょう。
車検証の再発行にかかる手数料と代行費用
車検証を再発行する際は、再交付の申請手数料がかかります。2026年5月時点では、普通車・軽自動車ともに、車検証の再交付手数料は1件につき450円です。ただし、手数料は制度改定によって変わる可能性があるため、手続き前に最新の情報を確認しておきましょう。
費用の納め方は、普通車と軽自動車で異なります。
| クルマの種類 | 再交付手数料 | 主な納付方法 |
|---|---|---|
| 普通車 | 1件につき450円 | 手数料納付書に検査登録印紙を貼って提出する |
| 軽自動車 | 1件につき450円 | 軽自動車検査協会の窓口で申請手数料を納付する |
普通車の場合は、運輸支局や自動車検査登録事務所で手数料納付書を用意し、再交付手数料分の検査登録印紙を貼って提出します。軽自動車の場合は、軽自動車検査協会の窓口で申請手数料を納付します。納付方法は窓口によって案内が異なる場合があるため、手続き前に確認しておくと安心です。
また、ディーラーや販売店、行政書士などに代行を依頼する場合は、再交付手数料とは別に代行費用がかかります。代行費用は依頼先によって異なり、書類作成、窓口申請、受け取り、郵送対応など、どこまで任せるかによっても変わります。
代行を依頼する場合は、再交付手数料だけでなく、代行費用を含めた総額を確認しておきましょう。あわせて、必要書類、手続きにかかる日数、車検証の受け取り方法も確認しておくと、手続きをスムーズに進められます。
費用を抑えたい場合は、自分で窓口へ行って申請する方法が選択肢になります。一方で、平日に時間を取るのが難しい場合や、書類準備に不安がある場合は、代行を依頼した方がスムーズに進められることもあります。重要なのは、手数料の金額だけで判断するのではなく、自分で手続きする手間と、代行にかかる費用を比較して選ぶことです。
電子車検証を紛失・破損した場合も再発行が必要
近年は、従来の紙の車検証に代わり、ICタグ付きの電子車検証が導入されています。電子車検証は、従来の車検証よりもサイズが小さく、一部の情報は券面ではなくICタグに記録されています。車検の有効期間や使用者・所有者情報など、券面に表示されない情報は「車検証閲覧アプリ」などを使って確認します。
ただし、電子車検証になっても、車検証そのものが不要になるわけではありません。電子車検証を紛失した場合や、ICタグが破損して情報を読み取れない場合は、従来の車検証と同様に再発行の手続きが必要です。スマートフォンのアプリで車両情報を確認できる場合でも、電子車検証そのものを紛失したままにしておくことはできません。
電子車検証では、「車検証閲覧アプリ」を使って「自動車検査証記録事項」をPDF形式で出力できます。自動車検査証記録事項は、電子車検証に記録されている内容を確認しやすくするためのものです。ただし、自動車検査証記録事項は、電子車検証そのものの代わりにはなりません。車両情報の確認には役立ちますが、自動車検査証記録事項を保管していても、電子車検証を紛失した場合は再発行が必要です。
電子車検証を扱う際は、次の点に注意しましょう。
| 確認すること | 注意点 |
|---|---|
| 紛失した場合 | 電子車検証そのものの再発行が必要になる |
| ICタグが破損した場合 | 情報を読み取れない場合は再発行が必要になる |
| 保管方法 | 折り曲げや汚れ、破損を避けて保管する |
| 自動車検査証記録事項 | 車両情報の確認には役立つものの、電子車検証の代わりにはならない |
電子車検証はICタグが付いているため、折り曲げたり、強く汚したりすると、読み取りに支障が出る可能性があります。車検証ケースなどに入れ、紛失や破損を防げるように保管しておきましょう。紙の車検証と比べてサイズや確認方法は変わっていますが、クルマに備え付けが義務付けられている書類である点は同じです。電子車検証を紛失したり、読み取りに支障が出たりした場合は、速やかに再発行の手続きを進めましょう。
車検証を再発行する前に確認しておきたい注意点
車検証を再発行する際は、必要書類をそろえるだけでなく、手続き前に確認しておきたい点があります。特に注意したいのは、車検証を紛失したクルマで窓口へ向かわないこと、受付時間を事前に確認すること、住所変更や名義変更は別の手続きになることです。
▶︎ 車検証を紛失したクルマで窓口へ向かわない
車検証は、クルマに備え付けが義務付けられている書類です。そのため、車検証を紛失した状態で、そのクルマを運転して運輸支局や軽自動車検査協会へ向かうことは避けましょう。再発行の手続きに行くためであっても、車検証がない状態でクルマを運転するのは適切ではありません。手続きへ行く場合は、公共交通機関を使う、別のクルマを使う、家族に送ってもらう、ディーラーや行政書士などに代行を依頼するなどの方法を検討しましょう。
▶︎ 受付時間は平日の日中が基本
運輸支局や軽自動車検査協会の受付は、平日の日中が基本です。土日祝日や年末年始は手続きできないことが一般的です。また、受付時間は窓口によって異なります。午前と午後で受付時間が分かれている場合や、書類提出の締切時刻が決まっている場合もあります。手続きに行く前に、管轄の運輸支局や自動車検査登録事務所、軽自動車検査協会の公式案内を確認しておきましょう。窓口で申請書を記入する時間も考え、余裕を持って向かうことが大切です。
▶︎ 住所変更や名義変更は別の手続きになる
車検証の再発行は、紛失、破損、汚損などによって車検証を再交付してもらうための手続きです。住所や名義を変更するための手続きとは異なります。引っ越しで住所が変わった場合や、中古車購入後に名義が変わった場合は、再発行ではなく、住所変更や名義変更の手続きが必要になることがあります。車検証の記載内容が現在の住所や所有者情報と異なる場合は、再発行だけで対応できるのか、変更登録や移転登録などの手続きが必要なのかを事前に確認しておきましょう。
特に、車検証をなくしたタイミングで住所変更や名義変更も必要になっている場合は、手続きが複雑になることがあります。手続き内容の判断が難しい場合は、管轄窓口やディーラー、行政書士などに相談すると安心です。
車検証をなくしたら放置せず、速やかに再発行手続きを行おう
車検証を紛失したり、破損・汚損によって内容を確認できなくなったりした場合は、そのままにせず、速やかに再発行の手続きを進めましょう。普通車は運輸支局や自動車検査登録事務所、軽自動車は軽自動車検査協会で手続きを行います。本人が申請する場合と、ディーラーや行政書士などに代行を依頼する場合でも、必要書類や費用は異なります。
電子車検証の場合も、紛失やICタグの破損があれば再発行が必要です。自動車検査証記録事項は車両情報の確認には役立ちますが、電子車検証そのものの代わりにはなりません。大切なのは、車検証が見当たらないと気づいた時点で放置しないことです。まずは自分の車種と申請方法を確認し、必要書類をそろえたうえで、自分に合った方法で速やかに手続きを進めましょう。
(文:GAZOO編集部 写真:Shutterstock)
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