いくつわかる? 道路標識の常識〇×クイズ
すべての人が、安全かつスムーズに道路を利用できるように設置されている道路標識。今回は、知っているようで意外と知らない、道路標識に関する知識の○×クイズに挑戦してみましょう。それでは、さっそくどうぞ!
Q1 案内標識が青色なのは、読み取りやすいからである。○か×か。
Q2 標識の形は、丸、三角、四角の3種類だ。○か×か。
Q3 朝と夜で内容が変わる標識がある。○か×か。
Q4 標識は落下すると危険なので、まっすぐに取り付けなければならない。○か×か。
Q5 案内標識板の漢字の大きさは、必ず30cmにしなければならない。○か×か。
いくつわかりましたか? それでは、正解と解説を見ていきましょう。
Q1 案内標識が青色なのは、読み取りやすいからである。○か×か。
A1 ○
標識は、大きく分けて「案内標識」「警戒標識」「規制標識」「指示標識」「高速道路標識」の5種類。さらに、これらの標識の意味を補足するための「補助標識」があります。標識の役割に適した色が採用されています。
・「青」……案内標識、指示標識、規制標識
情報を伝える色としてよく使われる青色。視認性が高く、正しく情報が伝わりやすいです。
・「赤」……規制標識
危険や禁止を表すときによく使われる赤色。注意をひく色で、人間の感覚に訴える効果があります。
・「黄」……警戒標識
注意の意味でよく使われる黄色。人の目には、前方に飛び出して、近く大きく見えるという特性があります。子どもの帽子などにも使われている色ですね。
・「緑」……高速道路標識
自然界に最も多い色で、目に優しく、頭をすっきりさせる緑色。速いスピードで走っていても読みとりやすいことから、高速道路の標識で使用されています。
Q2 標識の形は、丸、三角、四角の3種類だ。○か×か。
A2 ×
丸、三角、四角以外にも五角形があります。横断歩道を表示する標識については、歩行者保護の視点から、特別な五角形とされました。
標識の色と同様、その役割によって形が決められています。
・「丸」
丸型は、実際より大きく見える性質があります。「制限速度」や「車両進入禁止」など、特に注意が必要な標識に使われています。広告や看板などは四角のものが多いので、丸型の方が目立ちやすいという理由も。
・「三角」
不安定な形のため注意を引きやすい逆正三角形。「徐行」「一時停止」など、特に重要な規制を知らせるのに使われます。
・「四角」
どっしりと安定感のある四角形。案内や指示をする標識に使われています。また、「警戒標識」は、角を上にした不安定な形で注意をうながします。
Q3 朝と夜で内容が変わる標識がある。○か×か。
A3 ○
決められた時間になると別の内容に切りかわる「可変標識」。クルマが入れないようにして歩行者の安全を守ったり、クルマの流れをスムーズにしたりするのが主な目的です。高速道路上では、速度表示を変えて最高速度を規制する「可変式速度規制標識」があります。雨や強風などの気象状況や、事故や渋滞、工事などによって、最高速度を変え、安全確保を行っています。
Q4 標識は落下すると危険なので、まっすぐに取り付けなければならない。○か×か。
A4 ×
大型の案内標識を取り付ける場合、反射性能を高めて視認性をよくするために、通常約3度、前に傾けることになっています。また、東北地方などの積雪寒冷地域では、積雪や吹雪によって雪が付着し、内容が読み取れなくなる場合があります。そのため、標識板の傾斜角度を30度程度まで大きくしています。
Q5 案内標識板の漢字の大きさは、必ず30cmにしなければならない。○か×か。
A5 ×
一般に用いられる案内標識板の漢字は、視認性を重視して30cmが使用されています。ただし、車線数や交通量の多さで文字の大きさは異なります。また、一般道よりスピードが出る高速道路においては、50cmが使用されています。 いかがでしたか? 見やすく分かりやすいよう、さまざまな工夫がされているんですね。標識を守って、安全運転を心掛けましょう。
(平野友紀子+ノオト)
[ガズー編集部]
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