アメリカ好きのためのクルマイベント! 「Kday!!」レポ

9月22日(火)に宮城県柴田郡村田町のスポーツランドSUGO駐車場にて行われたイベント「Kday!! Chapter5」。

アメリカ好きのためのカーミートイベントなのですが、アメリカ車がメインのイベントではないんです。実は、参加車両の多くが日本車。それを北米仕様にコンバートしたクルマ(いわゆるUSDM)や、北米から逆輸入したクルマなどが集まるイベントなのです!

今回集合したクルマは、約400台。イベントにエントリーするには北米で販売されているパーツを3点以上装着していることが条件となるため(並行輸入車などは除く)、どのクルマもクオリティが高いのもこのイベントの魅力のひとつとなっています。

日本とデザインが違うクルマたち!

北米では「セントラ」の名前で販売されていた日産・サニー。前期型は日本仕様とほぼ同じフロントマスクでしたが、後期型になると北米仕様は写真のように大きくイメージの違う顔つきに。写真のクルマは日本仕様をベースにフロントをコンバートしています。

こちらの見慣れないクルマは北米で販売されていたトヨタ・カローラ。基本骨格は日本での8代目に当たるE110系カローラと共通なのですが、前後のデザインがまったく異なっています。このクルマも右ハンドルの日本仕様がベースで、アメリカには存在しないスポーツグレードの「GT」がベースになっているのも注目ポイント!

よく見たら左ハンドル!

日本でよく見かける車種なので「なんだ、普通のクルマじゃん……」と通り過ぎようとして「あっ、左側にハンドルが付いてる!!」と足を止める。その行動は、オーナーの思う壺、思惑通りなのです(笑)。こちらのレガシィ・アウトバックも車高も含めノーマルの佇まいのため、一般の方には特に注目に値しないクルマでしょう。しかし、見る人が見たら「おお! 北米販売車を輸入したものだ!」となる……ちょっと屈折した楽しみ方ですね(笑)。コンバートではなくホンモノの海外販売車ですから、細かい部分まで北米仕様になっているのも満足度が高いですね!

なぜここに!? 海外専売車

日本メーカーの車種でも、海外専売のモデルがあることはご存じの通り。こちらの日産・クエストもその中の一台です。プラットホームこそエルグランドと共通ですが、日本人に比べ大柄な体型の人が多い北米向けに一回り大きなサイズに作られています。

いかがだったでしょうか? もしも、あなたの愛車と同じ車種が北米に輸出されていたら、自分のクルマとの細かい差異を調べてみるのも楽しいかもしれませんよ。

(小鮒康一+ノオト)

取材協力

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[ガズー編集部]