限界自動車購入協議会と大乗フェラーリミーティングに行ってきた!

こんにちは! クルマが日々の生活に欠かせない、クルマ好き女子大生のたるみゆかです。「たるちゃん」と呼ばれています。

今は家族のクルマを借りて乗っていますが、いつかは自分のクルマを持つのが夢。自分でお金を出して買ったクルマこそ、自分にとって本当に大事なものになるんだろうなぁ…と思いながら、中古車情報サイトで気になるクルマをチェックする毎日です。

今欲しいのは、アウディ・ TT RSかBMW・ M4。中古車とは言え、実家暮らしのまま10年ローンでも組まなければ叶わないようなクルマです。(がんばらねば!)

なぜ、そんな話をしたかというと、クルマに人生をかけた「限界自動車購入協議会」のメンバーと一緒に、「大乗フェラーリミーティング」に行ってきたからです。

「限界自動車購入協議会」とは?

「限界自動車購入協議会」は、己の経済力の限界に挑戦してクルマを所有する集団。たとえば、「家より高い金額のクルマのローンを組む」「ローンの引き落としが、月の給料を超える」などして、夢のクルマを手に入れた人たちです。

メンバーが所有するのは、フェラーリやランボルギーニ、マクラーレンを始めとしたスーパーカーの数々。なんという気合いの入り方でしょう!

今回「大乗フェラーリミーティング」には、マクラーレン・650Sスパイダーのオーナーさんに同行させてもらいました。

写真提供:V4N9U15Hさん(@customershowley

650Sは新車価格3000万円オーバーのスーパーカー。このクルマは、マクラーレンのオフィシャル動画に登場したクルマそのものだそうで、「メルセデス・ベンツCLS、1台分ぐらいのオプションがついていてお得に感じたこと」が購入の決め手だったとか!

イベントの朝は早い!朝7時に海老名PAに集合

ここからは、「大乗フェラーリミーティング」の様子をお伝えしましょう。このイベントは、2005年から毎年、大磯プリンスホテルの駐車場を借り切って行われているもの。モータージャーナリストの清水草一さんとフェラーリ専門店の「コーナーストーンズ」が主催されています。

毎年テーマが決まっており、今年は「スーパーカー祭り」。当初は「ランボルギーニ祭り」を予定していたそうですが、対象車種を拡大して「スーパーカー祭り」に。そこで、限界自動車購入協議会が参加したというわけです。当日は朝7時、東名高速の海老名PAに集合しました。イベントの朝は早い!

後ろにちょこっと赤いフェラーリチームが見えますね。この日は、富士スピードウェイで「McLaren TRACK DAY JAPAN」も行われたため、マクラーレンの姿がちらほら見られました。7時半には海老名PAを出発し、いざ大磯プリンスホテル第二駐車場へ!

色とりどりのスーパーカーが並ぶ様は壮観! 8時に到着するとすでにたくさんのスーパーカーが集まっていましたが、イベント自体は11時から。それまでは談笑タイムです。

会場に着くまでは、「スーパーカーオーナーってめっちゃコワそう… 。こんな平民とお話ししてくれるのだろうか?」なんて、大変失礼な先入観を抱いておりましたが、実際にオーナーさんたちとお話ししてみると、やさしい方ばかり。みなさんとても気さくで、クルマからプライベートな話まで、いろいろなお話しができてとても楽しかったです。

11時イベント開催

イベントが始まる直前には、会場に入り切らないほどのスーパーカーが! 「大乗フェラーリミーティング」というだけあって、やはりフェラーリが多く、最新モデルからお父さん世代の憧れのモデルまで、たくさんのフェラーリが集まっていました。

最初は、主催者である清水草一先生とコーナーストーンズの榎本修さんの開会宣言から。清水先生は、「スーパーカーの魅力はデザインと音。フェラーリに乗る理由もまたそこにあります」とおっしゃっていました。

限界自動車購入協議会からは、AMG・GT Sに乗るメンバーさんが会を代表して、「文字通り、自身の経済力の限界に挑戦し、多額の負債を抱えるメンバーもいる会です。フェラーリはデザインと音で勝負とのことで、こちらは加速で勝負します!」と挨拶しました。そう、今回「スーパーカー加速対決!」が行われたのです!

エグゾーストノートが轟く圧巻の加速対決!

さまざまなスーパーカーが、本気のフル加速で対決。砂を巻き上げときにリアを滑らせ、耳が痛いくらいのエギゾーストを放ちながら怒涛の加速を見せる様は、迫力満点でした。

出場車両と結果はこちら(★が勝者)
1回戦:★「マクラーレン・MP4-12C」 vs 「AMG・GT S」
2回戦:★「ポルシェ・964スピードスター」 vs 「フェラーリ・F355」
3回戦:★「フェラーリ・458」 vs 「ランボルギーニ・ガヤルドLP570-4 スーパーレッジェーラ」
4回戦:★「ランボルギーニ・アヴェンタドール ピレリ・エディション」 vs 「フェラーリ・488GTB」

これまで、「スーパーカーはイベントで展示されているもの。動いている姿はそうそう見ることができない」という認識でしたが、「スーパーカー渋滞」「ベタぶみのエンジン音」「焼けたガソリンの匂い」を、見て聞いて体感できるイベントでした。とても楽しかったです!

(たるみゆか+ノオト)

[ガズー編集部]