笑顔になれるイタリア&フランス車が勢ぞろい! さいたまイタフラミーティング2017

「さいたまイタフラミーティング」は埼玉スタジアム2002の駐車場で開催される、イタリア車、フランス車を中心にしたイベントです。中心といっても、テーマに沿ったクルマを持っていなければダメということは一切ありません。かつて持っていた人、いつか所有してみたいと思っている人、単純に大好きな人はだれでもウェルカム! というフレンドリーかつアットホームなイベントなのです。

今年は11月3日の文化の日に開催。天候にも恵まれ、最終的には675台のクルマが集まり大盛況でした。

シトロエン2CV。シンプルながら最低限の機能と“fun”なつくりは、今もファンの心をつかんで離さない
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DS3とアルファロメオ4C。それぞれの系譜がもつ往年の魅力を今改めて伝えているモデル
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到着するやいなや、ボンネットを開けて意見交換でしょうか
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開会後は協賛企業の紹介などはあるものの、スケジュールがあまり詰め込まれていないため、自由な時間を楽しむことができます。ゆとりある時間配分が人気の理由のひとつであり、会場に広がる“のんびり”とした雰囲気の源泉といえるでしょう。

フリマの出店料は寄付へ

イベントには参加車両以外にも、様々なフードを提供するお店や、パーツやグッズをそろえるショップも出店します。出店者たちは、かなり早朝から会場で準備を始めていました。

協賛企業ブースには、埼玉県内のショップが中心となって出店。また一区画500円で、だれでもフリーマーケットを開くことができるため、私蔵のミニカーやパーツ、クルマには直接関係ない小物など様々なモノが会場に並んでいました。ちなみにフリーマーケットの出店料は、交通遺児育英会へ寄付されるそうです。

フリーマーケットの中で子どもの遊具や看板などを並べるお店。隣にいるクルマは……
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なんと2代目スプリンタートレノ。思わず足が止まる
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こちらのショップではイタリア車の最近のギヤの健康診断をしてくれるサービスを実施。ポンプの圧力と電気信号のチェックをして、交換時期やコンディションのアドバイスを行っていた
こちらのショップではイタリア車の最近のギヤの健康診断をしてくれるサービスを実施。ポンプの圧力と電気信号のチェックをして、交換時期やコンディションのアドバイスを行っていた
すっかりイベントの常連。カングーのカフェも早朝から開店準備
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バラエティー豊かな参加車たち

イタフラミーティングですからイタリア車、フランス車が多数参加します。たとえば日本における軽自動車以上に、イタリアの田舎町などで市民の足として親しまれてきたピアッジオの3輪トラックも、このイベントでは多く見ることができます。小さいので首都圏のオーナーにも保管しやすいのかもしれません。

さいたまイタフラミーティングの楽しみの一つはピアッジオの三輪トラックに会えること
さいたまイタフラミーティングの楽しみの一つはピアッジオの三輪トラックに会えること

最近とかく、クルマの顔立ちが似通っていたり、鋭い表情だという指摘も聞いたりします。しかしイタリア車やフランス車がこうして集まるミーティングに来てみると、まだまだ笑顔あふれる顔立ちのクルマが多く、うれしくなりました。

近年のフランス車の中でも名車のひとつに数えられるだろう、プジョーRCZも数多く集った
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2代目パンダは最近、さらっとしたキャラクターの良さを見直す声が高まっているようだ
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高い性能に加え、輸入車の中でリーズナブルな価格も人気のルノーメガーヌR.S.。まもなく次期モデルが登場する
高い性能に加え、輸入車の中でリーズナブルな価格も人気のルノーメガーヌR.S.。まもなく次期モデルが登場する

朝の集まりが緩やかだったこともあって、主催者は気をもんでいた場面もありましたが、昼前後には、例年通りの大盛況。「生活を少しでも楽しく明るいものにしたい」。そんなイタリア車フランス車オーナーの輪が、ますます広まっているようでした。

(取材・写真・文:中込健太郎 編集:ミノシマタカコ+ノオト)

[ガズー編集部]