「フレンチブルーミーティング2017」で楽しみながら知る!シトロエンDSの系譜

毎年秋に行われているフレンチブルーミーティング。本年も10月29日(日)、悪天候にもかかわらず、車山高原スキー場(長野県茅野市)には多くのフランス車が集合しました。その中でも、筆者が目を引いたのが「シトロエンDS」という不思議なデザインのクラシックなクルマです。

会場でたどる、シトロエンDSの系譜

DSは、1955年からおよそ20年にわたって作られた、フランスのフラッグシップサルーン。スタイリングはもちろん、その先進的かつ独創的なメカニズムから、今でも多くのファンを持っています。

2008年~2015年に放映されていたアメリカドラマ『THE MENTALIST/メンタリスト』の主人公、パトリック・ジェーンの愛車が「シトロエンDS21pallas」で、ドラマにハマっていた筆者としては、「あのクルマの友だち!」という気分でテンションがあがりました。

映画なら『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』のタクシーで、DSをベースにしたものがありましたね! 調べてみると、DSは映像的に映えるのか、いろいろな映画・ドラマで使われているようです。こういった場所で、好きな映像に出ていたクルマに会えるのはうれしいものですね。

このシトロエンDSらしい独創的なメカニズムをベースにしつつ、マセラティのV6DOCHエンジンを積んだスポーツクーペが、1970年にデビューした「シトロエンSM」です。

DSと形は似ているけど、正面のデザインなどがより近未来的ですね。個性的なフランス車の中でも、ひときわ目立つデザインでした。そして、DSの後継モデルとして作られたのが、1974年に登場した「シトロエンCX」。

カクカクとした正面の顔が70~80年代っぽいですね。7人乗り、ワゴン型、高級仕様などさまざまなバリエーションが発表されました。ちなみにCXは、1975年にヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したそうですよ。

こちらは1982年に発表された「シトロエンBX」。CXとGSAの間、という位置付けのクルマだそうです。四角いライトの配置が愛らしい、普段使いしたくなるようなクルマですね!

調べたところ、このクルマのデザインは、あのランボルギーニ・カウンタックを手がけたマルチェロ・ガンディーニ氏によるものとのこと。当時は、このデザインが当時はシトロエンっぽくないともいわれたそうですが……いやいやシトロエンだよね、と思うのは、筆者だけでしょうか。

そしてCXのあとに登場したのが、こちらのXM。

デビューは1989年。こちらのシリーズもCX同様、ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。この品のあるブラウンのボディカラーは、当時の本国仕様にあったカラーを再現したものだとか。

現代的なデザインが目を引くこちらは、「シトロエンC6」。2005年に登場した、XMの後継車種です。長いフロントノーズに後下がりのスタイリングは、DSの面影を感じさせてくれるものですね。

実はDS以外はあまり知識がなかった筆者。今回、会場内を巡るだけで、シトロエンの勉強になりました! こういった収穫も、フランス車ばかり集まったイベントならではですね。

かわいさ炸裂! 赤いクルマたち

フレンチブルーミーティングでは、シトロエンDS系列以外にも、素敵なクルマが数多くありました。とくに赤いクルマはおもちゃのような愛らしさを持つものが多かったですよ!

ルノーエクスプレス。街でもよく見かけるようになったカングーの源流はこのクルマ。四角いデザインでも赤と組み合わせると、かわいさ倍増!
ルノーエクスプレス。街でもよく見かけるようになったカングーの源流はこのクルマ。四角いデザインでも赤と組み合わせると、かわいさ倍増!
シトロエン2CVフルゴネット。近代的なデザインと並ぶと、よりおもちゃ感がでてかわいい!
シトロエン2CVフルゴネット。近代的なデザインと並ぶと、よりおもちゃ感がでてかわいい!

フランス車とひとことで言っても、そのデザインはさまざま。クルマに詳しくなくとも、見て回るだけで楽しめるイベントでした。来年はぜひ、快晴になることを祈っています。

場内にはフードも。専修大学経営学部岩田ゼミナールの学生と一緒にコラボレートしているという安曇野放牧豚の試食サービスもあった
場内にはフードも。専修大学経営学部岩田ゼミナールの学生と一緒にコラボレートしているという安曇野放牧豚の試食サービスもあった

(文・写真:ミノシマタカコ 編集:木谷宗義+ノオト)

[ガズー編集部]

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