あなたはいくつ読める? 難読漢字のIC【中国編】

クルマを運転していると、時おり「なんて読むの!?」と戸惑う地名やICに出会うことがありませんか? ローマ字でふりがなを表示している場合がありますが、運転中はなかなか読むことが難しいため、「漢字は分かるんだけど、実は読めない……」という場所もあるのではないでしょうか。
今回は、【中国】にある自動車道の難読ICをいくつかピックアップしました。いくつ読めますか? ぜひ挑戦してみてください!
(※正解は文末に表記しています)

Q1:宍道IC
島根県松江市宍道町にある山陽自動車道のインターチェンジ。周辺にある宍道湖が有名ですから、読める人は多いかもしれません。また、宍道湖の景色は絶景といわれており、1951年に松江市が選定した「宍道湖十景」という、美しい景色が楽しめるスポットも。

Q2:用瀬IC
鳥取県鳥取市用瀬町にある鳥取自動車道のインターチェンジ。こちらは「知らないと読めない」漢字かも。無料区間であるため、料金所は設置されておりません。パーキングエリアを経由して出入りするため、知らずに通ると迷っちゃうかも!?

Q3:蒜山IC
岡山県真庭市蒜山西茅部にある米子自動車道のインターチェンジ。「蒜」という漢字を初めて見たという人も少なくないのではないでしょうか。ちなみに、蒜山エリアでは非常に珍しい食肉用のジャージー牛が育てられているそうです。また、近くにある蒜山高原SAでは、雄大な大山山麓の景色を楽しむことができます。

Q4:美作IC
岡山県美作市にある中国自動車道のインターチェンジ。1974年から共用が開始されている古いインターチェンジです。周辺には「岡山県美作三湯」のひとつ湯郷温泉があります。また、「美作」という漢字は、名字としても使われているので読める人は多いかもしれません。

Q5:甲奴IC
広島県三次市にある尾道自動車道のインターチェンジ。無料区間のため、料金所は設置されていません。周辺には牧場や温泉など、自然が楽しめる施設がたくさんあるんですよ。読み方のポイントは「奴」をどう読むかです。

Q6:温品IC
広島県広島市にある広島高速道路1号線のインターチェンジ。広島東IC方面出口と温品JCT方面入口のみのハーフインターチェンジです。ちなみに、近隣にある温品PAは広島高速道路1号線から広島方面に向かうときに出会う最後のパーキングエリア。こちらも、初見ではなかなか読めない漢字ではないでしょうか。

Q7: 三次IC
広島県三次市にある中国自動車道のインターチェンジ。「次」をどう読むかがポイントです。ちなみに、広島にはいくつかワイナリーがあることはご存知でしょうか。そのうちのひとつ「三次ワイナリー」がすぐ近くにあります。

Q8:東雲IC
広島県広島市にある広島都市高速2号線(府中仁保道路)のインターチェンジ。仁保JCT方面の出口と、温品JCT方面の入口のみのハーフインターチェンジです。「東雲」が付く町名は全国各地に存在するので、読める人は多いかもしれません。

Q9:埴生IC
山口県山陽小野田市にある山陽自動車道のインターチェンジ。開通時の仮称は「山陽IC」でしたが、すでに同名のICが存在したため、「埴生」が採用されました。周辺には、全国に5つしかないオートレース場のひとつ「山陽オート」があります。

Q10:玖珂IC
山口県岩国市にある山陽自動車道のインターチェンジ。両漢字とも常用漢字外であるため、読みにくいのではないでしょうか。左の「王(おうへん)」を無視して考えると読めるかもしれません。

いくつ分かりましたか? 今回の「中国編」では、文字数は少ないものの、ひとくせある読み方が多かったようです。また、景色や食べ物、温泉など、さまざまな楽しみ方ができる観光地がたくさんあるので、気になった地名があればぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

正解
Q1:しんじ Q2:もちがせ Q3:ひるぜん Q4:みまさか Q5:こうぬ Q6:ぬくしな Q7:みよし Q8:しののめ Q9:はぶ Q10:くが

(文:ヤマウチ 編集:ミノシマタカコ+ノオト)

[ガズー編集部]

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