200mロングテーブルで乾杯リレー! 外環開通記念イベント「東京カンパイ自動車道」

6月1日の夜、外環の開通をみんなでお祝いする400名一斉乾杯イベント「東京カンパイ自動車道」が開催されました。
国土交通省とNEXCO東日本によって進められてきた、三郷南IC~高谷JCTを結ぶ東京外かく環状道路の建設。「東京カンパイ自動車道」とは、6月2日の外環開通を記念し、関係者や地域住民、そして利用するドライバーと一緒にお祝いする前夜祭です。

開通により約26分短縮

関越自動車道(大泉JCT)、東北自動車道(川口JCT)、常磐自動車道 (三郷JCT)、東関東自動車道(高谷JCT)が結ばれる東京外環自動車道。この区間は3環状道路の一部として1969年に都市計画がスタートし、事業用地の取得から開通までに半世紀を要しました。
今回の開通により、都心の交通の円滑化、物流の生産性向上が期待されています。例えば高谷JCT~大泉JCTの所要時間が約18分短縮、同じく高谷JCT~川口JCTが約26分短縮、高谷JCT~三郷JCTが約26分短縮されることが見込まれています。

会場はイメージカラーのブルーとグリーンで演出。そして道路上には約200mのロングテーブルが設置されていました。道路の開通といえばウォーキングやランイベントがおなじみですが、この日は工事に携わった方々と一般の利用者がともに乾杯をリレー。みんなで開通を祝いました。

会場は北千葉JCT(仮称)付近の半地下トンネル。昼間は掘割スリットから光が差し込む。
会場は北千葉JCT(仮称)付近の半地下トンネル。昼間は掘割スリットから光が差し込む。
道路上に並べられた200mのロングテーブルと風船
道路上に並べられた200mのロングテーブルと風船

建設に携わった人たちの熱い思いを伝える写真展「俺の外環」

会場では、人物写真を通して“つくり手たち”の思いを伝える土木史上初の写真展「俺の外環」も同時開催されていました。

この巨大な建造物は設計者、現場監督、専門技術者、作業員、ガードマンなど、延べ300万人以上の努力によってつくり上げられました。当日は外環の建設に携わった方々も登壇。開通に対するそれぞれの思いが語られました。

市川商工会議所・会頭の片岡直公氏、松戸商工会議所・会頭の中山政明氏、首都国道事務所・所長の甲斐一洋氏も登壇。一般参加者とともに開通を祝った
市川商工会議所・会頭の片岡直公氏、松戸商工会議所・会頭の中山政明氏、首都国道事務所・所長の甲斐一洋氏も登壇。一般参加者とともに開通を祝った

200mをカンパイでリレー

「開通でつながる」をイメージして、みんなで乾杯リレー。200mというとクルマならあっと言う間に通過してしまう距離ですが、乾杯リレーは端から端まで10分ほどの時間がかかっていました。

となり同士で乾杯をリレー
となり同士で乾杯をリレー

会場内では道路に寝っころがって写真を撮る人も多数。開通後はクルマしか通ることができないため、まさしく“二度とできない”経験です。

現場で働く作業員の安全パトロールをしているという女性は、「8年前から携わっているので、やっとこの日が来たんだな、と。住民の方々も開通を期待しているのが伝わってきて、うれしくなりました」と話していました。

会場には外環の地図(模型)も展示
会場には外環の地図(模型)も展示
開通区間について説明を受ける親子
開通区間について説明を受ける親子

市川市内にお住まいという親子は「一生できない貴重な体験ができて、楽しかったです。開通したらクルマで通るので、そのたびに思い出すかもしれませんね」と話していました。

建設に携わった関係者、地域住民、一般の利用者がともに開通を祝った「東京カンパイ自動車道」。イベント翌日には無事開通し、実際に走行したドライバーからは「真新しくて快適」「時短効果すごい」「いつも発生する渋滞が消えている」といったうれしい声が挙がっているようです。

(取材・文・写真:村中貴士 編集:ミノシマタカコ+ノオト)

[ガズー編集部]

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