スマホアプリで査定～売却ができる！ 画期的なクルマ買取りアプリ「DMM AUTO」とは

モノづくりから英会話まで幅広い分野で事業を展開しているDMMが、今年6月、クルマ買取りの新しいアプローチを提案するスマートフォンアプリの配信を開始しました。その名も「DMM AUTO」。いったいどんな狙いで開発されたのでしょうか？ DMMの担当者に聞きました。

「DMM AUTO」は「もっと手軽に自由に買い替えができるカーライフ」を提案するために生まれたもの。なんとアプリだけで、愛車の査定から売却まで「買取り」のすべてが完結してしまうのです。

「売却や買い替えにあたって、査定額を知りたい方はたくさんいらっしゃいます。でも、中古車買取店に行くと、一日がかりになってしまいますよね。それをもっと手軽にできないかと考えたのが、始まりでした」（担当者）

実際に、アプリで査定の流れを見せていただくと、クルマの外観とオドメーターをスマホで撮影し、車検証のQRコードを読み込むだけで、買取り価格が出てきました。10分もあれば、査定ができてしまうというわけです。

「クルマの買取り価格は、リアルタイムの市場データをもとに、DMM AUTOが独自に分析したプログラムを照合。アプリ上ですぐに、最適価格をご提示します。全国どの地域でも、最適査定価格が表示されます」（担当者）

買取り価格を確認して「その値段で売りたい」となったら、そのままアプリ上から引渡し希望日を登録して引き渡し日程を確定。指定日時に業者が引き取りに来ます。後日、指定口座にお金が振り込まれる仕組みです。

「現時点で、北海道や沖縄含めた全国で買取りを開始しています。買取り車両の傾向は、国産車の方が輸入車より若干、多い印象です。また、走行距離5万キロ未満など、程度の良好な車両が多い傾向も見られます」（担当者）

なお、あまりに状態の悪いクルマや明らかな事故車の場合は、査定額が低くなったり、買取りを断ったりすることもあるそうです。これからさらに市場情報を調査し、確実な価格を提案していくのが同サービスの目標になっています。

「まだサービスを始めて日は浅いですが、『ほかの買取り店さんと比較して、満足のいく結果が出た』など、うれしいご意見をたくさんいただいています。常に我々が（買い取り価格）一番とはいかないまでも、全国最高値での買取りを目指していきたいと思っています」（担当者）

7月20日（金）からはこれまでのiPhone向けの他に、Android版アプリもリリース。実際ユーザー反響はとてもいいそうです。「簡単なので、買取りの仕組みや方法がよくわからないという女性にも使ってもらいたいですね」と話します。数々の事業に新しい風をもたらしてきたDMMは、クルマ買取りの世界にも新たな風を吹き込みます。

▼DMM AUTO
https://auto.dmm.com/

（取材・文：斎藤雅道　編集：木谷宗義＋ノオト）

[ガズー編集部]