クルマ選びの参考に! 小さな子どもがいるファミリーに、おすすめのクルマは?

子どもが生まれて新しい家族が増える。とても素晴らしいことだと思います。

ボク自身も子育てをするようになってからはじめて気が付いたのですが、子どもが生まれると生活が子ども中心になるんですよね。それは毎日の暮らしだけでなくクルマだって同じこと。特に子どもが小さいうちは、それに適したクルマがあるのです。
今日は、小さな子どもと一緒に移動する際に適したクルマの条件をお伝えしましょう。「子どもが生まれたからはじめてクルマを買う」という人も、「もしかしたら子育てをすることになるかもしれない」という人のクルマ選びもぜひ参考にしてみてくださいね。

室内が広くて、天井も高いと何かと便利

チャイルドシートの取り付け、子どもの乗せ降ろし、そして車内での子どもの世話。そんな「子育ての日常」を考えると、後席は広いほうが助かりますね。
後席が広いクルマだと空間に余裕ができるので、車内でのおむつ替えなども楽になります。また、小さな子どもを抱いての乗せ降ろし、さらに少し成長してからの車内での着替えなどを考えると天井が高いクルマは何かと都合がいいんですよ。

また、後席部分にベビーカーを置けるクルマも便利です。後席に積む際は、事故の際に乗員に当たらないように畳んでシートベルトで固定するようにしましょう。

広い開口部は必須。できればスライドドアがいい

小さな子どものチャイルドシートの乗せ降ろしは、意外と重労働。それをサポートしてくれるのが、広い開口部です。開口部はできるだけ大きく、天地高が高いと楽な姿勢で乗せ降ろしができます。

開いたドアが乗降の邪魔をせず、狭い駐車スペースでもドアを全開にできるスライドドアだと、車外からチャイルドシートに乗せ降ろしするのも、子どもを抱いたまま車内に出入りするのも楽ですよ。

荷室も広いほうがいい。ベビーカーは意外に積載場所をとる

小さな子どもとの外出は想像以上に荷物が多い。オムツや着替え、そしてミルクに加えて欠かせないアイテムといえばベビーカー。でも、実はベビーカーって畳んでもけっこう大きいんですよね。特にコンパクトカーや軽自動車だと、実際に荷室に積んでみたら「こんなに場所をとるんだ!」と驚くかもしれません。

ベビーカーの荷室への積載は、立てて積むと省スペースで済みます。だから荷室の広くないクルマの場合は、ベビーカーを立てて積載可能なクルマだと効率的に荷室を活用できますよ。

車内を汚さずに済むシート素材とは

子育てを見据えたクルマ選びなら、シート表皮の素材も気にしてみましょう。ベストは防水の表皮を採用しているクルマ。なぜなら子どもが飲み物をこぼしても簡単掃除でき、シミにならないからです。

とはいえ欲しいクルマに防水表皮が使われているラッキーなケースは少ないかもしれませんね。その場合、もし選べるのであれば布シートよりは革シートのほうが飲み物をこぼした際のシミにはなりにくいですよ(こぼしたらすぐに拭き取りましょう)。
汚れやシミ問題は、市販されているシート用の“エプロン”などで解決する手もあります。

小さな子どもとの生活に最適なクルマで子育てを楽しもう

これらの条件を考えると、やはり子育てにベストなのはミニバンですね。
ミニバンだと車体が大きすぎるという人は、背が高くてスライドドアを備えたコンパクトカーや軽自動車が使いやすくてオススメです。

クルマがあると子育てで役立つシーンがたくさん。大都市圏を除けばお出かけはいつもクルマでしょうし、都市部でもクルマがあることで小さな子連れでの外出がしやすくなることもありますよね。もしクルマを買うなら、小さな子育てに適したクルマを選ぶのがおススメです。せっかくだから、子育て中もカーライフを楽しんじゃいましょう。

(文:工藤貴宏 編集:ミノシマタカコ+ノオト)

[ガズー編集部]

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