年末はクルマも大掃除!洗車のポイント その2:ホイール・ライト・内装編
前回は「ボディ編」をお届けした、洗車のポイント。今回は、さらにクルマを美しく気持ちよく乗るための「ホイール・ライト・内装編」です。今回も、カーケアのパイオニアであるシュアラスターさんにお聞きしました。
ホイール洗浄は専用のクリーナーとコーティング剤で
基本的な水洗いから拭き上げまでの工程はボディと同じでOK。でも、ホイールはブレーキダストなどが目立ち、デザインによっては入り組んでいて洗いにくく、洗い残しが出やすい点が異なります。使用するクリーナーはボディ用のカーシャンプーでも構いませんが、ブレーキダストなどを落としやすくしたホイール用クリーナーを使うと、より汚れが落としやすく綺麗に仕上がります。
また、ホイール専用のスポンジブラシがあると洗いやすいでしょう。シュアラスターのホイールクリーナーには、写真のようなスポンジブラシが付属していました。
走行後に洗車をする場合、ブレーキが発する熱でホイールも熱を持っていることが多いので、水洗いでしっかりと冷しましょう。水洗いした後にクリーナーをかけ、スポンジブラシで細やかな部分まで洗い上げます。
すすぎをしてクリーナーを落としたら、乾いたタオルなどで水分を取ります。そして、ホイールコーティング剤をホイール全体に吹き付け、同梱のクロスでコーティング剤を伸ばしながら拭き上げていきます。ホイールコーティング剤を定期的に使用すると、水洗いのみでホイールの汚れが落ちやすくなるそうです。
ライト類はボディ用コーティング剤で仕上げる
手軽に艶が出せ、同時に汚れから守ってくれるボディコーティング剤は、ボディのみならずワックスを塗ることができないホイールやライト類にもマルチに使用することができるため、おすすめです。ライト類をコーティングするだけでなく、クルマの印象を古くしてしまう曇りやくすみが発生するリスクも少なくしてくれます。作業方法は50㎝四方ほどにスプレーして塗りのばし、拭き上げるだけと簡単。また、「ヘッドライトの黄ばみや、くすみを綺麗に落としたい!」という人にはヘッドライト専用クリーナーも販売されているので、ヘッドライトを重点的にきれいにしたい人はこちらを使用するのがいいでしょう。
内装も外装と同じく大きな汚れ小さな汚れへ
ホイールとライト類を仕上げたら、外装は完璧! 次は内装のお掃除をしていきます。ボディ編では、水洗い→シャンプー洗車→鉄粉除去……と、“大きな汚れから小さな汚れへ”と順に落としていきましたが、内装も基本的には同じです。掃除機を使用して、フロアに落ちた葉や車内で食べたお菓子の食べかすといった大きな汚れを吸い取ったら、同じく掃除機でダッシュボードやシートのホコリなどを除去します。忘れがちなセンターコンソールの横や、シートとサイドステップの間なども入念に掃除機をかけていきましょう。
内装も、専用のクリーナーを使うと、より綺麗に仕上げることができます。近年はシートやダッシュボード、ドアの内張りなどすべての箇所に使用することができるクリーナーが販売されているので、初心者の方にもおすすめです。
洗浄する箇所にスプレー、もしくはマイクロファイバークロスに吹きかけて、汚れを拭き上げます。ボディ編でもたびたび登場したマイクロファイバークロスは、カー用品店などでまとめ売りされていることは多いので複数枚持っておくと便利です。こだわる方は、レザーシート用やファブリックシート用といったシート専用クリーナーも販売されているので、こうした用品も使ってみるといいでしょう。
細部まで綺麗にした愛車で新年を迎えよう
汚れを落とすだけでなくコーティングまで行えば、愛車が見違えるほど綺麗になるのはもちろん、綺麗な状態を長続きさせることにもつながります。各種用品を揃えるのは大変かもしれませんが、自分の手で洗車をして実際に使用してみると、その素晴らしさが実感できるはず。普段はなかなかやらない細かい部分まで洗車して、綺麗になった愛車とともに新年を迎えてみてはいかがでしょうか?
<取材協力>
SurLuster Lab(https://lab.surluster.jp/)
SurLuster(https://www.surluster.jp/)
(取材・文・写真:西川昇吾 編集:木谷宗義+ノオト)
[ガズー編集部]
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