コーティング剤ではなく「カーワックス」を使うメリットとは?

洗車の仕上げとして施される「カーワックス」。メンテナンスフリーなコーティング剤が普及した現在でも、天然の「カルナバ蝋(ろう)」を使用したカーワックスは、こだわりのある人たちに選ばれています。では、一体どんな点がボディコーティングに比べ優れているのでしょうか?

深くて強い『艶』はカーワックスならでは

汚れがついても簡単な水洗いで汚れが落ちたり、撥水タイプや親水タイプの選択が可能であったりと、メンテナンスが楽で機能性に優れるボディコーティング。対して、乾く前にふき取りが必要で、耐久性の面でボディコーティングに劣るカーワックス。一見すると、コーティング剤の方に分がある用に思えますが、「ワックスならではメリットがある」とワックスメーカー「シュアラスター」のサービスショップ「シュアラスターラボ」の青木潤さんは話します。

「カーワックスの利点、それはズバリ『艶』です。カーワックスが生み出す深くて強い艶は、コーティング剤では決して出すことができません。この深くて強い『艶』が、コーティング剤が一般的となった現在でも、カーワックスが洗車にこだわりを持つ方々に愛される理由です」(青木さん)

カーワックスにはどのような種類があるの?

艶を出すならコーティング剤よりもカーワックスの方がいいことはわかりました。では、どんな製品を選べばいいのでしょうか?

「ワックスには、汚れを落としたり傷を埋めてくれたりする半練りワックスや、簡易的なスプレーワックスがありますが、艶を求めるなら固形ワックスがおススメです。カーワックスの艶の主成分は、石油系と植物系、動物系など多くのワックス成分があり、ます。深いしっとりとした艶を求めるなら植物系の天然カルナバ蝋を使ったワックスが、おすすめです。」(シュアラスター広報 塩崎さん)

シュアラスターのワックスはすべて天然カルナバ蝋を使った「固形ワックス」で、対紫外線に優れたものや作業性に優れたもの、耐久性に優れたものなどをラインナップしているそう。ちなみにシュアラスターは、1940年代後半にアメリカで誕生し、長い年月をかけて固形ワックスの改良を続けてきたブランドであり1968年には日本で販売を開始したというから、歴史は長いですね。

ワックスを使う一番の理由は達成感?

コーティング剤に比べて艶に優れる天然由来のカルナバ蝋ワックス。前出の青木さんに取材をする中で、こんなお話が出てきました。

「カルナバ蝋ワックスが艶に優れているのはたしかですが、ワックスを使う一番の理由は“達成感”ですね」(シュアラスターラボ 青木さん)

たしかにコーティング剤に比べて施工に手間のかかるカーワックスは、自らの手で塗り込み・拭き上げをすることで、愛車により深い艶を与えることができるもの。この手間のかかる作業が一層の愛着を生み、クルマを所有する喜びにつながっていくのかもしれませんね。

▼SurLuster Lab
URL:https://lab.surluster.jp/
▼SurLuster
URL:https://www.surluster.jp/

(取材・文・写真:西川昇吾 編集:木谷宗義+ノオト 取材協力:シュアラスター)

[ガズー編集部]

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