2019年は東名50周年! 東名高速道路○×クイズ
本日、2019年5月26日(日)で、東名高速道路(東名)は全線開通50周年を迎えます。東京、神奈川、静岡、愛知と続き、首都圏から太平洋側を西へ向かう大動脈として、多くの人が利用しています。そこで半世紀を迎えた東名について、その知識や歴史を○×クイズにしました。ぜひ挑戦してみてください。
Q1東名高速道路の法令上の正式な路線名は、もちろん「第一東名自動車道」だ。○か×か。
Q2 東名高速道路は、東京都世田谷区の「東京インターチェンジ(IC)」〜愛知県名古屋市の「名古屋IC」までの区間の高速道路のことだ。○か×か。
Q3 1969年5月、一番最後に開通した区間は、大井松田IC〜御殿場ICの25.8kmだ。○か×か。
Q4 高速道路の中で、初めて宿泊施設を設けたのは東名である。○か×か。
Q5 東京IC、横浜町田IC、小牧ICのうち、1969年開通当時と現在(2017年度)で、1日平均の出入交通量が一番増えたのは小牧ICである。○か×か。
Q6 東名が整備されたことによる経済波及効果は、この50年でなんと約60億円に上る。○か×か。
何問わかりましたか? それでは答え合わせと解説です!
Q1 東名高速道路の法令上の正式な路線名は、もちろん「第一東名自動車道」だ。○か×か。
A1 ×
法令上の正式名称は「第一東海自動車道」。言われてみれば東海地方を横断する道路なので納得ですね。ちなみに1日当たりの利用台数は、なんと約41万台に上ります(2017年度)。
Q2 東名高速道路は、東京都世田谷区の「東京IC」〜愛知県名古屋市の「名古屋IC」までの区間の高速道路のことだ。○か×か。
A2 ×
東名高速道路は、「東京IC」〜愛知県小牧市の「小牧IC」まで、全長は347kmにも上ります。小牧ICから西は名神高速道路に接続し、兵庫県西宮市の西宮ICまで続いています。関東と関西が一本の高速道路で結ばれる訳です。
Q3 1969年5月、一番最後に開通した区間は、大井松田IC〜御殿場ICの25.8kmだ。○か×か。
A3 ○
- 東名高速道路全線開通の開通式。足柄サービスエリア(1969年5月)
工事着工は1965年。第1期開通としてまず東京IC〜厚木IC、富士IC〜静岡IC、岡崎IC〜小牧ICの3区間が1968年4月に開通しました。その後順次、建設が進み、第1期目の開通のおよそ1年後、大井松田IC〜御殿場ICの開通で東名高速全線開通となりました。
Q4 高速道路の中で、初めて宿泊施設を設けたのは東名である。○か×か。
A4 ○
- 「レストイン足柄」営業開始(1977年9月)
1977年、足柄サービスエリア(上り)に「レストイン足柄」が誕生したのが高速道路初。現在は「レストイン時之栖」として営業しています。高速道路を降りることなく、高濃度炭酸泉の大浴場でゆったり疲れを癒し宿泊できます。また各種割引サービスも適用されるため、とってもお得です。
Q5東京IC、横浜町田IC、小牧ICのうち、1969年開通当時と現在(2017年度)で、1日平均の出入交通量が一番増えたのは小牧ICである。○か×か。
A5 ○
- 現在の小牧IC
小牧ICの1日平均の出入交通量は、1969年度は4,585台でしたが、2017年度には39,423台とおよそ8.60倍にも増えています。ちなみに50年の月日を経て、東京ICは、およそ2.56倍(1969年度/40,130台、2017年度/102,734台)、横浜町田ICはおよそ4.06倍(1969年度/19,460台、2017年度/78,959台)、名古屋ICはおよそ4.30倍(1969年度/13,481台、2017年度/57,912台)増加しています。
Q6 東名が整備されたことによる経済波及効果は、この50年でなんと約60億円に上る。○か×か。
A6 ×
東名整備による経済波及効果(生産額変化額)は、1969年全線開通以降、なんと50年で約60兆円に上ります。東名が整備されたことにより、地域間の所要時間が短縮され、企業の生産性向上や家計での観光消費などの経済活動も飛躍的に上昇。また、物流においても東名の果たす役割は大きく、50年前と比べて、自動車貨物輸送量はなんと約7倍も増加。インターネット通販全盛の昨今、東名は「正確にものを届ける」というインフラとして機能しています。
現在、東名の各サービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)などで記念のイベントやグッズの販売が行われています。
昭和の高度成長期に、現在の日本を形作った大動脈と言える高速道路。これからも安全に、スムーズに、そして快適に、走行しましょう。
(取材・文:別役ちひろ 編集:ミノシマタカコ+ノオト)
<関連リンク>
NEXCO中日本
https://www.c-nexco.co.jp/
https://tomei-50th.jp/
[ガズー編集部]
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