ロンドンバスやシトロエンHトラックでおいしいフードをお届け! 移動販売「JOY STYLE」【キッチンカー探訪】
ここ最近、オフィス街やイベント会場の定番となりつつあるキッチンカー。移動車両であるクルマの特徴を生かしながら、フードメニューやスイーツを作る「キッチン」の機能を兼ね備えていますね。普段の生活でも見かける機会は多くなってきたのでは?
埼玉県越谷市「越谷レイクタウン」を拠点にする移動販売「JOY STYLE」は、クラシックな雰囲気あふれるクルマやバスを使って、バスタやドリア、ハンバーグなどのフードやドリンクなどを販売しています。もう存在するだけでその場が華やかに見える! 思わず立ち寄ってみたくなりますね。
2階建てロンドンバスの車内でランチタイム!
「JOY STYLE」の特徴的なクルマの一つに「2階建バス」があります。真っ赤なロンドンバスが埼玉県の越谷レイクタウンにあり、しかも中で食事ができるなんて驚きですよね。
こちらの車両は、なんと1960年代のもの。1階に売り場カウンターと待合席が設けられ、2階は最大で28人も座れます。バスのサイズは長さ9m、幅2.4m、高さ4.3m。心はロンドン♪ とばかりに、こんな空間でランチを楽しむのも良いですね!
各地のイベントで営業するロングタイプのバスも!
こちらのロングタイプのバスは、アメリカで1950年代に生まれたのだとか。公道を走れるものは、日本国内に2台ほどしかないという珍しいものだそうです。そして、なんと車両ナンバー取得済み! 自走可能なので、関東近郊のイベントなどによく出店しているそう。もちろん全国どこでも営業可能です。
赤くて、ポテッとした顔つきがかわいらしいですよね。気になる車内を見せてもらいました。
ウッドカラーを基調にシックにまとめられた車内。客席は24席あり、車窓からはどこか食堂車を想起させるような眺めを楽しめます。車両後方には販売カウンターとキッチンを完備。なんと7万ワットの発電機が搭載されているので、電気供給は問題ありません。もちろん上下水道もガスもバッチリです。単なる移動販売だけではなく、ラッピングバスやみんなが集まるパーティーでも活用できます。きっと注目を浴びること間違いなし!
- ロングバスのキッチン部分。クルマの中とは思えない充実具合!
シトロエンのHトラックも!
無骨なフォルムが目を惹く、フランスの大手自動車メーカー「シトロエン」のHトラック。普段はランチタイムに都内のオフィス街へ出店していますが、もちろんイベントにも登場します。こちらは1960年代のものだそう。このシルバーメタリックと鼻先のフォルムが特にかっこいいですよね。お客さんからは「実際に走るんですか?」とか、「走っているところを初めて見ました!」などの声も上がっているそう。またこのレトロなクルマで提供されるフードメニューが本格的ということで、そのギャップやインパクトに驚く人も多いそうです。
これらのクルマはオーナーの鈴木大介さんが輸入し、移動販売車として改造したもの。およそ3年前からこのようなレトロなクルマでの移動販売を始められたそうです。「特段外車や旧車が好き、というわけではないんですよ」と話す鈴木さん。これらのクルマを相棒に選んだきっかけは、スペースが広く、作業効率が良い、というところだと教えてくれました。
「移動販売をするにあたり、クルマ本体の姿を改造し、無理やり外観を作り込んだりすることには気が進まず、クルマ本来の姿で見栄え良く、と考えて“本物”になりました」(鈴木さん)。
やはり本物に勝るものはなし、ということでしょうね。
レトロでかわいらしいクルマのキッチンカー。フードだけでなく、クルマの魅力も存分に楽しめるのが大きな魅力です。 「ぜひこの目で見てみたい!」「この空間でごはんを食べてみたい!」という方は、ぜひ「JOY STYLE」さんのTwitterをチェックしてみてくださいね。
(取材・文:別役ちひろ 編集:ミノシマタカコ+ノオト)
<取材協力>
移動販売JOY STYLE(ホームページ)
https://joystyle72000.wixsite.com/joy-style/blank-3
移動販売JOY STYLE (Twitter)
https://twitter.com/joystyle72000
[ガズー編集部]
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