サービスエリア内に旧車を展示!名車を眺めながら食事ができる「昭和食堂館」@広川SA(上り線:福岡方面)
九州全土を縦横に走る九州自動車道。東西南北が交差する「鳥栖ジャンクション」から少し南にある「広川サービスエリア」。その上り線側のリニューアル工事が1月31日(金)に完了し、工事中だったレストランや一部のゾーンが営業を再開しました。今回のテーマは、そのレストラン「昭和食堂館」です。
店内すべてが昭和テイスト。入口ではスバル360がお出迎え
到着すると、サービスエリアの建物自体はいつもどおり。さっそく中に入ってみましょう。
「昭和食堂館」の文字を探すと、従来レストランだった場所にその看板を発見しました。その奥に、黄色いスバル「360」が見えます。そのまま中へ入ってみましょう。
入口に見えたスバル360の反対側にはグリーン、イエロー、ホワイト……と色とりどりの旧車が展示されています。客席は、オレンジの表皮でやはり昭和チックな雰囲気です。
コンディション抜群の名車はあの博物館のクルマだった
ここからは昭和名車館に展示される旧車をご紹介していきましょう。まずは、入口から見えたスバル360です。
- スバル「360」
その反対側に見えたクルマは、手前からマツダ「R360クーペ」、ホンダ「S800」、マツダ「コスモスポーツ」の3台でした。
- マツダ「R360クーペ」
- ホンダ「S800」
- マツダ「コスモスポーツ」
取材時は一般向けのオープンも兼ねていたため、偶然立ち寄った利用客の方が店内を訪れ、昔を懐かしむように見入っている姿が印象的でした。人それぞれに思い出があるのでしょうね。
クルマだけでなく、当時の広告やバイク2台の展示もありました。スバル「ラビット」とメグロ「ジュニアS8」で、どちらも昭和を代表する車種と言えます。
- スバル「ラビット」
- メグロ「ジュニアS8」
これら、計6台のクルマとバイクを眺めながら食事ができるというわけです。
実は以前、福岡で昭和の名車を展示する博物館を紹介したことがあります。海の中道海浜公園内にある「日本の名車歴史館」です。熱心なGAZOO読者の方ならお気づきかもしれませんが、昭和食堂館の展示車両は、日本の名車歴史館にあった車両そのものです。今後、車両の入れ替えが行われる可能性もあるとのことで、日本の名車歴史館とあわせて楽しめそうですね。
食事も懐かしの味。施設全体に昭和の雰囲気が漂う
食事のメニューも昭和を感じられるものにリニューアルされていました。たとえば、シルバーの皿に盛られたパスタ、というよりも「スパゲッティ」と呼びたい「厚切りベーコンのナポリタン」や「とろとろ卵の三元豚オムカツハヤシ」などをラインナップ。スタッフの制服もどこか昭和のテイストで、この空間全体が昭和で統一されています。タイムスリップしたかのような感覚になる世代の方もいそうです。
- 厚切りベーコンのナポリタン(スープ付)(1,000円税込み)
- とろとろ卵の三元豚オムカツハヤシ(スープ付)(1,350円税込み)
世代によっては長居してしまうこと間違いなし!?
昭和食堂館のほかにも、お土産売り場やスナックコーナーなどもリニューアルされており、洋菓子の老舗「不二家」のスイーツ土産が購入できるゾーンや、広川サービスエリアの旧レストランで人気だった「ちゃんぽん」がスナックコーナーで味わえるようになるなど、サービスエリア全体にも昭和チックな仕掛けがされています。
360ccの軽自動車が走る時代を知るのは比較的ご年配の世代かと思いますが、名車を眺めたり食事をしたり、親子3世代で楽しめる施設だと言えそうです。ドライブ途中の休憩はもちろん、ここを目的にドライブを楽しむのもよさそうです。
(取材・文・写真:赤坂太一 編集:木谷宗義+ノオト)
<関連リンク>
NEXCO西日本サービスエリア情報
https://www.w-holdings.co.jp/
[ガズー編集部]
あわせて読みたい!
最新ニュース
-
-
日産のフルサイズSUV『アルマーダ』新型、ベース価格は5.6万ドルに据え置き…12月米国発売へ
2024.11.21
-
-
-
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
2024.11.21
-
-
-
EV好調のシトロエン『C3』新型、欧州カーオブザイヤー2025最終選考に
2024.11.21
-
-
-
「めっちゃカッコいい」新型レクサス『ES』のデザインにSNSで反響
2024.11.21
-
-
-
光岡、話題の55周年記念車『M55』を市販化、100台限定で808万5000円
2024.11.21
-
-
-
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
2024.11.21
-
-
-
楽しく学べる「防災ファミリーフェス」を茨城県の全トヨタディーラーが運営する「茨城ワクドキクラブ」が開催
2024.11.21
-
最新ニュース
-
-
日産のフルサイズSUV『アルマーダ』新型、ベース価格は5.6万ドルに据え置き…12月米国発売へ
2024.11.21
-
-
-
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
2024.11.21
-
-
-
EV好調のシトロエン『C3』新型、欧州カーオブザイヤー2025最終選考に
2024.11.21
-
-
-
「めっちゃカッコいい」新型レクサス『ES』のデザインにSNSで反響
2024.11.21
-
-
-
光岡、話題の55周年記念車『M55』を市販化、100台限定で808万5000円
2024.11.21
-
-
-
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
2024.11.21
-