F1、ドラッグレースに障害物競走……「Netflix」で楽しめるおすすめクルマ作品

サブスクリプション形式の動画サービスが定着した昨今。数あるサービスの中でも、全世界で1億6700万人超の有料会員数を誇る「Netflix（ネットフリックス）」は、日本国内でも多くの人たちに利用されている代名詞的な存在です。

現在、配信されている作品では、Netflixオリジナルのドラマやドキュメンタリー作品が人気を集めていますが、検索窓に「クルマ」と入れてみると関連作品がたくさん！

そこで今回は、2019年から現在までの約1年間に配信がスタートした、クルマ関連のNetflixオリジナル作品をご紹介します。

フォーミュラカーがしのぎを削る自動車レースの最高峰、F1グランプリの舞台裏に密着したドキュメンタリー作品。2020年4月現在、配信されている「シーズン1」では2018年シーズンを、「シーズン2」では2019年シーズンを取り上げています。

実際のレース映像と、局面ごとを振り返る関係者たちの証言で構成される本作のシーンは、どれもF1ファンにとっては貴重なものばかり。フェラーリやマクラーレン、ルノーといった有名コンストラクターの舞台裏が明かされるだけでなく、2019年シーズンに自身6度目のF1ワールドチャンピオンを獲得した、メルセデス所属のルイス・ハミルトン選手など、有名ドライバーも多数登場します。

「最速の称号」は、直線コースでの最速を競い合うドラッグレースに懸ける者たちを描いたドキュメンタリー作品で、2020年4月現在、「シーズン1」と「シーズン2」が配信されています。

この作品の核となっているのは「旧車 対 新型車」の構図。1927年式のダッジのピックアップトラックを始めとする旧車が、チューニングの施された2014年式のホンダ「オデッセイ」に挑むなど、アメリカの荒野やサーキットで繰り広げられます。また、レースシーンはもちろん、戦いに臨むまでに登場人物たちが悪戦苦闘する様子も見どころです。

広大な敷地に作られた障害物をかいくぐり、さまざまなクルマがアクロバティックなコースを駆け巡るカーアクション・ドキュメンタリーが、「ハイパードライブ」。2020年4月現在、「シーズン1」が配信中です。

ラリーやドラッグレース、ドリフトなど、ジャンルの異なるレース界から集められたドライバーたちが手に汗握る戦いを繰り広げるシーンは、圧巻。クラッシュもいとわずさまざまなギミックが施されたコースに、自分たちの愛車で果敢に挑戦します。

クルマを前後に動かしながらシーソーの上でバランスを取り、一気に頂上へと駆け登る「レヴェラー」などの大仕掛けにも注目です。日本人選手も活躍します。

各作品とも、迫力ある映像やその背景に秘められた物語はもちろん、ユニークなアイデアを噛み締めながら見るのも楽しみ方のひとつ。スマートフォンやパソコンなどから、ぜひチェックしてみてくださいね！

▼Netflix (ネットフリックス)
https://www.netflix.com/jp/

（取材・文：カネコシュウヘイ　編集：木谷宗義＋ノオト）

[ガズー編集部]