自慢の愛車写真を使って、オリジナル切手を作ってみよう

手紙やハガキを送る際の料金として貼り付ける切手には、さまざまな絵柄が用意されています。日本郵便は既存の切手以外にもオリジナル切手作成サービスを行っており、ウェブサイト上にお気に入りの写真を入稿し、オリジナルデザインの切手を作成することができます。

このサービスを利用して、愛車の写真を入稿することで、クルマ好きをアピールできる切手を作ることも可能です。そこで、世界にたった1枚の、愛車の写真を使ったオリジナル切手を作ってみました。

  • 日本郵便が販売するさまざまなデザインの切手

切手を作成するための写真を選ぼう!

オリジナル切手に使用する写真は、使用許可の同意を得ていないキャラクターやタレント等の画像、銃刀類(モデルガン・模造刀を含む)の画像や入れ墨・ボディーアート(タトゥー・ペイント・シール等を含む)が写っている画像等は禁止されているものの、基本的には自分で撮った写真やイラストなら、自由に使用することが可能です。

また、写真はスマートフォンで撮影したものでも切手として十分映えるそうですが、仕上がりサイズの関係上、被写体が小さい、または大勢で写っている場合には、表情が分からなくなる可能性があります。縮小されることを考慮して写真を選択するとよいでしょう。

ちなみに、写真の仕上がり寸法は、大型タイプの場合は約3.2cm×3.2cm、それ以外は約2.4cm×2.4cmです。

筆者がオリジナル切手に選んだのは、愛車のトヨタ86」がメインで大きく映っているこの写真。

  • 愛車との思い出の写真(切手にナンバーを表示したくない場合は、事前にナンバープレートを隠す加工を施す必要があります。)

使用する写真に人物が含まれている場合は、プライバシーや肖像権などの関係上、注文画面で写真に写っている人物の「住所、名前、生年月日」の記入が必要となります。

写真をアップロードした画面は、このような感じです。

  • 実際のアップロード画面

画面上で回転や、拡大・縮小、移動などを行って、写真を切手にしたい構図に収めます。

作成できる切手の額面は、84円と63円の2種類。切手の構図が決まったら、84円郵便切手×10枚(1,260円)、63円郵便切手×10枚(1,050円)、63円郵便切手×5枚と84円郵便切手×5枚のセット(1,155円)、大型の84円郵便切手×10枚(1,260円)、63円郵便切手×20枚(1,680円)、84円郵便切手×20枚(2,100円)の6種類の中から選びます。さらに、シートの背景をフレームとフラワーの2種類から選択し、最終的な切手シートのデザインが完成します。

今回は、大型の84円郵便切手×10枚とフラワーシートの組み合わせを選択し、そのまま注文画面に進みました。

郵便局の窓口でも作れる?! 作成料金や支払い方法は?

オリジナル切手の代金は、選択した切手セット代1,260円と送料520円の合計1,780円。なお、1回の画像アップロードによる購入シート枚数が、1シートから5シートまでの送料は一律520円ですが、6シート以上購入した場合は無料です。

支払い方法は、専用サイトで購入する場合はクレジットカード払いのみですが、郵便局の窓口でも申し込みが可能です。窓口では現金払いやスマートフォンのQRコード決済等も対応しています。

窓口でオリジナル切手を申し込む場合は、切手にしたい写真をプリントアウトし、4cm×4cmにカットして、専用申込用紙の指定箇所に貼り付けて申し込み、代金を支払えば完了です。なお、端が切れることがあるため、写真の重要な部分は3.8cm×3.8cmの範囲内に収めるよう注意しましょう。

  • 完成したオリジナル切手

オリジナル切手は、注文してから約3週間後にレターパックプラスで、指定の住所に届きます。実際に届いたオリジナル切手の写真は画像が荒くなるなどの不具合も見られず、大満足の仕上がりでした。

なお、オリジナル切手を使用して郵便物を差し出した場合、写真の部分に消印が押されてしまうため、押印が写真にかからないようにしたい場合は、郵便局の窓口で差し出す際に申し出ると対応してもらえるそうです。

自慢の愛車で作る世界に1枚だけのオリジナル切手を、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。思い出の一つとして、歴代の愛車切手をコンプリートするのも楽しいですね。

<関連リンク>
オリジナル切手作成サービス(日本郵便株式会社)
https://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/picture_stamp/index.html

(取材・文・写真:先川 知香/編集:奥村みよ)

[ガズー編集部]

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