アメリカでは国際免許証がいらないってホント?日本では味わえないアメリカならでのドライブを楽しむコツ

約2年半ぶりに海外渡航もしやすくなった今、海外でドライブを楽しみたいと胸を膨らませている運転好きも多いのではないでしょうか。日本人でも運転しやすい地域といえば、なんといってもアメリカ合衆国。日本と違って右側通行で、ルールの違いもあるものの、比較的マナーもよくて運転のハードルは高くありません。

今回は、そんなアメリカでのドライブの魅力やオススメの理由、押さえておきたいドライブのポイントをお伝えしましょう。

なんといっても雄大な景色が楽しめることが魅力

見渡す限りの荒野やどこまでもまっすぐ続く1本道。アメリカをドライブしていると、日本では出会えない風景に遭遇できます。アメリカの自然は雄大でダイナミックなのが特徴といっていいでしょう。日本にも美しい風景がたくさんありますが、アメリカはまた違った趣があってワクワクできますよ。

  • ここは映画「未知との遭遇」でもおなじみの名スポット。それにても風光明媚な場所です。

  • 見渡す限りの荒野。こういう場所は燃料切れに注意!

  • どこまでも続く長い直掩。クルーズコントロールが大活躍です。

ただし、どこまでも続く荒野などは、はじめこそ異国情緒に感動するものの、しばらくすると景色がまったく変わらないので飽きてくるのは内緒の話(笑)

日本では見かけない日本車がおもしろい

クルマ好き視点でいえば、日本では売られていない日本車を見かけることも、海外での楽しみの一つ。アメリカでも、日本メーカーの海外向け車両を見かけて盛り上がれることでしょう。

  • トヨタが北米専用に開発したミニバン「シエナ」。最新型はSUVっぽい雰囲気を備えています(写真:トヨタ自動車)

  • 「タンドラ」はトヨタのフルサイズピックアップ。とにかく大きい!(写真:トヨタ自動車)

  • ホンダにもピックアップトラックがあります。ラダーフレームではなくモノコックボディー構造なのが特徴で車名は「リッジライン」。(写真:ホンダ)

  • マツダが北米専用車として開発した「CX-50」。

  • トヨタ「4ランナー」。かつては日本でも「ハイラックスサーフ」として展開していたモデルの現地向けです。(写真:トヨタ自動車)

日本にいるときに写真で見て「このデザインはイケてるのだろうか?」と思うような車種も、実際に現地へ行くとカッコよく見えることも多いから不思議です。

アメリカらしい複数車線を走るのが楽しい!

ロサンゼルスなどアメリカの大都市近郊は「フリーウェイ」と呼ばれる高速道路網が充実していますが、日本と大きく違うのは基本的に無料であること(一部に有料区間もあります)。そして、車線数の多さです。

3車線や4車線は当たり前。なかには5車線や6車線もあり、日本では味わえないアメリカらしさを実感します。こんなに車線があると、どこを走るべきか迷いますね。

  • 6車線あるロサンゼルス近郊のフリーウェイ。基本的にはペースの速いクルマほど中央分離帯側(左側)を走ります。

もっとも右側(路肩側)のレーンは、そのまま次の出口専用になることもあるのでご注意を。
またロサンゼルス近郊などでは、一番左のレーンを「カープールレーン」として2人以上が乗車、もしくは電気自動車やプラグインハイブリッドカー(かつてはハイブリッドカーというだけでも通れましたが今は基準が変わりました)専用のレーンとしているところも。

  • この表示がある車線は、条件を満たした車両だけが走ることを許される「カープールレーン」

このレーンは優遇レーンで、渋滞していてもスイスイ走れることが多いです。
何を隠そう、渋滞が多いロサンゼルスではこのメリットが絶大。大人数が同乗しての移動を推奨するとともに、環境負荷が少ないとされる電気自動車やプラグインハイブリッドカーの普及も促しているというわけです。

こういった日本とは違う道路政策が見られるのも、海外でドライブするおもしろさかもしれません。

アメリカでのドライブに国際免許証は必要……ではない⁉

日本からの旅行者がアメリカでクルマを運転する際には、国際免許証(免許センターなどですぐに発行してもらえます)が必要。…というのが一般的な認識だと思いますが、実はそうではありません。
日本の運転免許証さえあれば運転できるのです。もちろん合法的に。

しかし、日本の免許証には英語表記がないので、アクシデントが起きた際に現地の警察官などが免許証の確認ができず、解決までに時間がかかってしまう可能性があります。ですから日本の運転免許証だけでアメリカをドライブすることはオススメできません。

そこで便利なのが、レンタカー会社が提供している免許証翻訳サービス。

大手レンタカー会社である「ハーツ」や「ダラー」の日本代理店のウェブサイトを見ると、オンラインかつ無料で免許証の翻訳書を作成してくれるサービスがあります。
ここで翻訳書を作成して携帯すれば、国際免許証を取得する必要はありません。レンタカーを利用してのドライブなら、このサービスを使うのが便利でしょう。

ただし、唯一の例外がジョージア州。ここではドライバーの持っている日本の免許証が正式に免許証発行機関から発行されたものかどうか、免許証が本人のものか確認が求められます。
それを満たすのが国際免許証なので、ジョージア州で運転する際は国際免許証が必須です。

アメリカでのドライブは楽しい!

雄大な景色に、まっすぐな一本道や驚くほどたくさんの車線がある、など日本では味わえないアメリカの道路。そんなアメリカでのドライブは、運転好きなら楽しめること間違いなし!
アメリカ旅行の際には、ポイントを押さえてドライブを楽しんでみるのはいかがでしょうか?

(文・写真:工藤貴宏 編集:奥村みよ+ノオト)

[GAZOO編集部]

コラムトップ