もう迷わない!羽田空港各ターミナルの最寄ランプとは?

マイカーで羽田空港の各目的に最短時間でたどり着けるのは玄人

東京や関東の空の玄関口といえば、日本最大級の空港ターミナルといえる、東京都大田区にある東京国際空港(通称羽田空港)です。羽田空港からは、日本あるいは海外の各地へ飛行機が行き来しております。

羽田空港へ行くには、電車やバス、タクシーが多くの人にとっては主な交通手段となりますが、駐車場スペースも増えてきており、マイカーで羽田空港へいかれる方も多くなっているそうです。

マイカーで羽田空港へいく理由もさまざまです。大きなキャリーケースなど大量の荷物がある人、家族や友人などの送迎する人、羽田空港で遊ぶ人、深夜早朝便を利用する人などです。

しかし、カーナビ付きであっても空港内の道路網や施設の立地はかなり複雑なため、どこかしらで迷ってしまうのです。迷わないでピンポイントに目的の位置まで到着するのは簡単ではないのです。

しかも、羽田空港の場合ターミナルが3つあり、航空会社や国内線・国際線でターミナルがわかれているうえに、ターミナルとターミナルとの距離はかなり離れているため、一度ターミナルを間違えると、目的の場所にたどり着くのに、かなりの時間を要することになります。

また、マイカーで羽田空港へいくには、主に首都高を利用することになりますが、ターミナルごとに最寄のランプが違います。だから、ご自分がいきたいターミナルと最寄ランプを事前に調べることが重要であります。

目的のターミナルに関しては、利用したい航空会社や国内線か国際線かを調べればわりとすぐわかりますが、首都高の最寄のランプは、初めて行く場合は戸惑う可能性は高いです。

そこで、羽田空港の各ターミナルの最寄ランプついてお話ししていきます。羽田空港へ、初めてマイカーでい予定がある人はぜひ参考にしていただければと思います。

第1ターミナルへは、湾岸線の空港中央、湾岸環八が便利

  • 首都高湾岸線東行き 湾岸環八ランプ

第1ターミナルに行くには、P1とP2を目指すことになります。

東京・千葉方面(西行き)からくる場合は、首都高湾岸線の空港中央ランプが最寄です。空港中央で降りたら、第2ターミナルの到着階の道路を経由して、P1、P2に到着となります。

※首都高湾岸線は上り線・下り線ではなく、西行き・東行きと表します

横浜方面(東行き)からくる場合は、首都高湾岸線の湾岸環八ランプが便利です。こちらは、第2ターミナルを経由せずに、P1、P2までたどり着くことができます。

飛行機の到着や駐車場、循環道路を利用する場合は1Fの到着階を、飛行機の出発で利用するなら2Fの出発階へ行くのがベストです。羽田空港の管内に入ると看板が表示されているので、そちらを目あてにいけば目的のところへたどり着けます。

また、道に迷ったあるいは迷いそうになった場合は、1F到着階の方に行って循環道路を使用するようにしましょう。羽田空港へ出発する前にご自分のいきたい場所と経路をしっかり調べることも大事なことです。

第2ターミナルは、湾岸線の空港中央一択

  • 羽田空港第2ターミナル 2F出発階の道路

第2ターミナルを利用する場合は、P3かP4の駐車場が便利です。

第2ターミナルは、2004年12月より使われはじめており、主に全日空(ANA)の国内線が発着便ターミナルです。第1ターミナルにくらべて建物が新しいこともあり、 近代的な内装は開放感のある空間が特徴です。

東京オリンピックの開催や国際便の増便に伴い、2020年3月に国際線が開業しましたが、新型コロナウイルスの影響で、わずか2週間で閉鎖されることになり、現在は国内線専用のターミナルとなっています。

第2ターミナルは、西行き・東行きともに空港中央ランプが便利です。空港中央ランプを降りたらすぐに第2ターミナルがみえてくるため、他のターミナルよりも行きやすくなっていて、P3やP4にたどり着くのも比較的簡単です。

第2ターミナルも第1ターミナルと同様で、出発階と到着階で分れていますので、看板をみながら行きたい方面へ進むようにするといいでしょう。駐車場を利用する際は、出発階を目指すとスムーズです。

また、第1ターミナルと第2ターミナルは循環道路でつながっているため、循環道路を通っていれば、ぐるぐるループすることができます。たとえば、第2ターミナルで出発階と到着階で行く方面を間違えた場合は、循環道路を第1ターミナル経由で走行すれば、もとの場所に戻ってこれます。

首都高湾岸線は、唯一、首都高で通常車線が3車線ある都市高速で、制限速度も80キロに設定されています。直線が多く走行しやすいですが、速度の出し過ぎには気をつけて運転しましょう。

第3ターミナルへは、羽田線の空港西か羽田、もしくは湾岸環八

  • 羽田空港第3ターミナル 出発ロビー

第3ターミナルの駐車場はP5の1ヶ所となります。

第3ターミナルは、国際線専用のターミナルで2010年10月に開業しまして、、第1ターミナルや第2ターミナルとは離れた位置に立地しています。

開業当初は、国際線ターミナルという名称でしたが、第2ターミナルの国際線運航開始により、2020年3月より現在の第3ターミナルへ名称が変更となりました。

第3ターミナルは第1ターミナルや第2ターミナルと離れていて西側に位置するため、首都高湾岸線以外に首都高1号羽田線を利用する選択肢もあります。

最寄ランプは、東京方面からくる下り線が羽田線の空港西ランプで、横浜方面からくる上り線は羽田線の羽田ランプもしくは湾岸線の湾岸環八ランプとなります。

ただし、3つのランプとも第3ターミナルまでは2~3キロほど離れており、第1ターミナルや第2ターミナルにくらべて、道案内の看板も少なめなためより事前の下調べが重要です。

第3ターミナルは、出発階と到着階で道路がわかれていないのと、駐車場の施設もP5のみで出入口も1ヵ所ずつのため、管内まで到着すれば、迷うことは少なくすみます。

首都高1号羽田線は、首都高湾岸線にくらべて道路幅が狭いのと、角度のあるカーブのに加えて、合流や出口が左右で連続している区間なんかもあるため、速度をひかえめに前車との車間距離を長めにとって、走行するようにしましょう。

事前のシミュレーションが大事

  • 羽田空港には今日もたくさんの飛行機が発着しています

羽田空港の複雑さは全国でも有数で、単純に羽田空港へ行くといっても、ターミナルや利用施設によって行き方はかなり変わってきます。首都高の最寄ランプも、ターミナルによって変わるので、しっかり認識しておく必要があります。

また、ターミナルの利用施設によって行き方の道のりがかなり違いますので、羽田空港までの運転の経験が少ない方は、事前の下調べや運転シミュレーションをすることをお薦めします。

特に、ゴールデンウィーク・お盆・年末年始などの繁忙期に駐車場を利用する場合は、各ターミナルとも駐車場を利用される方も増えるため、やっとの思いで駐車場に到着したと思ったら、今度は駐車するスペースが見つからなくてパニックになるケースも考えられますので、早めの準備と早めの行動が大事になります。(ちなみに、P2~P5は駐車場の事前予約サービスなどもありますので、こちらを活用するのも有効です。)

羽田空港まで迷わずにスムーズに行けると、きっとこれからの旅も楽しいものになるはずです。その第一歩として、羽田空港の目的のターミナルと場所まで正確に行けるように、利用するターミナルと首都高の最寄ランプをしっかり認識しておきましょう。

(文:のっぴー 編集:GAZOO編集部 写真:AC))

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