長距離ドライブを疲れにくくする方法とは?

  • 夕方の運転は1日の疲れもあり、眠くなりやすい

長距離ドライブを楽しむためには、ルートの確認や持ち物の準備など、実は出発する前に準備しておくことはいっぱいあります。準備の度合いによって、当日の疲れぐあいはかなり変わってきます。運転の経験が長い方であれば、疲れや眠気と戦いながら運転をしたことはあるはずです。長距離運転のプロドライバーさんたちは、疲れ対策方法を心得ているため、安全で快適な走行が実現できるのです。我々一般ドライバーも、運転疲れ対策をしっかりして、安全快適な長距離ドライブの旅へでかけましょう。

正しいドライビングポジションで運転する

長時間の運転を疲れにくくするには、正しいドライビングポジション(ドラポジ)で運転をすることが基本ですが、正しい姿勢で運転ができていますでしょうか。教習所で習う運転の姿勢がベースとなりますが、習ったことを忘れてしまい自己流になっている人が多いはずです。

運転の姿勢によって、「ブレーキの踏みやすさ」「ハンドルの操作のしやすさ」「走行時の視野の広さ」が変わるため、正しいドラポジでないとそれをカバーするために神経を使うため、長距離ドライブになると疲労が大きくなるのです。

とくに長距離ドライブで疲れやすかったり眠くなりやすいドライバーさんは、ドラポジが自己流になっている可能性が高いので、運転姿勢について再勉強してみましょう。

疲れや眠気を軽減させるには無理な運転をしないこと

高速道路や一般道の幹線道路・バイパスなどの高規格道路を長い時間運転していると、理由はわかりませんが、時間とともにだんだんスピードが速くなりがちです。そうなると、その分高い集中力や注意力が求められるため、精神的にも体力的にも消費が激しくなってしまいます。ひょっとしたら、疲れてきたからスピードが高めになっているのかもしれませんので、自分の性格を考えて運転するとよいと思います。

疲れにくいように、急がつく操作をせず、車線変更の回数を減らし疲れにくい運転を心がけましょう。疲れてくると、スピードが高めになり、急がつく操作や無理やりな運転が増え、ますます疲れてしまうので要注意です。

疲れる前に休憩をとること

  • 駿河湾沼津SAは首都圏から約2時間の位置にあり2回目の休憩ポイントとして最適

長距離ドライブでは、こまめに休憩をとることも疲れや眠気の対策として重要です。人間の集中力が持続するのは、だいたい2時間とされているため、運転の際も2時間に最低1回は休憩をとるべきですし、1時間ごとの休憩が一番安全だと思います。そうなると目的につく時間が少し遅くなりますが、安全運転のために大事なポイントです。

NEXCOは、サービスエリアを50キロ、パーキングエリアを25キロの間隔で設置していますが、例外な路線や区間もあるため、あらかじめサービスエリアやパーキングエリアの場所は把握しておきましょう。また、サービスエリアやパーキングエリアにはどのような施設があるのかを調べて、それを目的に立ち寄るのも有効な方法です。

また、眠気がある場合は絶対に無理して走行し続けずに、サービスエリアやパーキングエリアの駐車場に車を停めて、30分ぐらい仮眠をとることで、疲れや眠気を少し回復することができます。

「疲れや眠気を感じたら無理しないですぐに休む!」という意識を徹底させましょう。

疲れにくくするためポイントと心がけ

  • 夕方は周りが少しずつ見にくくなるため、夜より疲れやすい

運転中はどうしても疲れがたまりやすくなりますし、生理現象として眠気も襲ってきますので、少しでも軽減することが大事だと思います。サービスエリアなどには、長距離を安全に運転するためのポイントが紹介されていますので、そちらを参考にするのも効果的な方法といえます。

当然ですが、事前にルートや休憩ポイントを調べておけば、次の休憩ポイントまでの時間や距離が読みやすくなり、それが精神的な部分でコンディションを整えることにつながったりします。また、出発前に休憩時間を考慮して到着時間を計算することも大事です。

休憩ポイントは、出発から1時間おきに計画をたて、当日は交通状況、体調で柔軟に変更するのが望ましいといえます。

疲れ対策おこなって、長距離ドライブをより快適により楽しいものにしていきましょう。

のっぴードライブログ

(テキスト/写真:のっぴー 編集:GAZOO編集部)

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