東京オートサロン2017 ~TOYOTA GAZOO Racingブース~

東京オートサロンで展開されていたTOYOTA GAZOO Racingブース。もうご存知の方が多いかもしれませんが、今季はWRC、WECという世界選手権にワークス活動として参戦しますが、その活動から誕生したコンセプトカーが今回の目玉とのこと。そのコンセプトカーは、過去の参戦車両やテストカーと共に配置され、モータースポーツで得たテクノロジーを市販車にフィードバックする流れがわかりやすいカタチになっていました。車両のエンブレムも気になるところでしたね。おや? そして、そのクルマたちに付随する WRCトークショー、WECトークショー、LEXUS GAZOO Racingトークショー、C-HRトークショー、86トークショーなどが随時開かれ、開発秘話など興味深い話が披露されていました。

Vitz TGR concept

AQUA TGR concept

WRCには、18年ぶりに復帰するということで話題にのぼっていますが、開幕を目前に控え、ブース内も非常に賑わっていました。これまでニュルブルクリンク24時間レースを全面に打ち出したブースとがらりとイメージを一新した事は、TOYOTA ファンなら、すぐお気づきになったかと思います。もちろん、ニュルブルクリンク24時間レースのコンテンツはなくなった訳ではなく、昨年末に誕生した世界戦略SUV、C-HRがその役割を担っていました。こちらも、ニュルブルクリンクで鍛え生まれたクルマであり、昨年のSUVでの挑戦は欧州でも話題となりました。今回は、カスタマイズに焦点を置き、モータースポーツが大好きなGAZOO LADYのみなさんが、自分好みのスタイルを紹介していました。

TOYOTA WRC HISTORY

C-HR G-T カスタマイズ紹介

WECトークショーに、中嶋一貴選手、小林可夢偉選手、村田TGR開発部部長が登場。ル・マン24時間、やっぱり思い出す昨年の結末。悲劇すぎるストーリーは、悔しさと次への挑戦をもたらしました。今やTOYOTAファン、みんなの想いは、ル・マン24時間制覇。トークショーを真剣に聞き入るファンの方の姿も真剣。約半年後に迫った挑戦は、今年もしっかり応援したいですね!

新しい試みとして、TOYOTA GAZOO Racing STATIONが登場。脇阪寿一氏、プロのDJ黒岩唯一氏を中心に、さまざまなゲストが登場。ラジオブース風スタジオは、プロの手腕とムードにより、さまざまな話を引き出す玉手箱となりました。

TOYOTA GAZOO Racing STATION

(写真:折原弘之、大谷幸子)

[ガズー編集部]