華やかに…　～SUPER GT現場レポート～

続々と国内カテゴリーも開幕していますが、サーキットの華！レースクイーンのみなさんについて少し触れてみようかなと。おキレイだったり、かわいらしかったり、スポンサーのPR活動ですから、人もコスチュームもコンセプトに合わせた個性が出ます。突然、変わることもありますけど、それも戦略なのかな。

以前は、全く興味がなかったのですが（ごめん）、男の子しか育てたことがない私は、女の子の扱いがさっぱりわからないと思っていたんですよ（笑）。しかし、だいぶ前ですが、プロ意識のとても高いレースクイーンの方と知り合い、お話しをしているうちに、それまでの目線が変わりました。その方は、人気もあるしまだ傘を差してる。まだお若いけどね。

また、レースに全く興味のないレースクイーンさんも当然います。それが悪いとも判断できません。PR活動を頑張ることが仕事だから。企業についてわかることは大切だけど、仕事を受けたら、それなりに学習してるだろうし。レース自体は、難しいルールもあって、私も未だわからない事だらけ…。でも、仕事を通してレースが好きになったり、レースがそもそも好きで業界に入って来た話などを聞くと、いろんな彼女たちの内面が見えて来て、それも興味深かったりね。今は、そこまで話をする時間もないくらい、自分がバタバタしているのが、さみしいけど。

わたしは、レースを全く知らないところから、仕事でこの業界に入りました。本当に知らなくて、場所の名前も用語もピットウォークの意味すらわからなかったです。広報の仕事で業界と知り合いましたが、あまりにも下地ゼロからで、よく今も仕事をさせていただいてるなあと思ってみたり。ありがとうございます…。

初めてサーキットに行ったときは、とにかく写真を撮りまくりました（笑）。写真は好きだったみたい、昔っから。マシンとドライバーとメカニックを…。ドライバーさんも知らなかったけどね、20年くらい前かなあ（笑）。まだ世の中に出始めのデジカメで撮ってた。レースクイーンの方には、なぜか目が行かなかったんですよね。

多分、今より少しコスチュームがハード気味…、露出が多かったからかしら。全部が全部ではありませんけどね。今は、以前よりかなり忙しくしていますが、そんな仕事の合間の短い時間に、めちゃプロ感覚なコを探すのがおもしろいです。傘を差すのは、大変な仕事ですよね。グリッドでは、待ち時間も含め、ずっと高いヒールの靴で立ちっぱなし。新人さんで慣れてないと、歩き方がおかしくなっちゃう。転ぶ人もいるしね。お化粧は常に完璧…。化粧を直さない庶民の私からすると、ほんと「神」だわ、お顔テカってないし（笑）。まあ、そんな事は置いといて…。

ちょっと撮ってみたのを並べております。メディアセンターに戻る時とか、ふとした時に撮ったりしてるので、かなり偏りがあります…。すみません。あと、ファンの方が楽しみにしているだろうから、できるだけ早く立ち去るようにしているんです。撮りたいよね…。だから、センターで撮るのが申し訳ないですが、お礼言いながらパチリ。ありがとうございます。

お嬢さんたち、かわいらしいですね。初めてレースクイーンをやる方は、みんな以上に緊張してると思うのですが、お母さん的には、応援したくなる。なかなか笑えないコもいて、せっかく写真を撮ってるから、笑って～とお願いしたり。緊張しているんだよね…笑顔ではあるんだけどんね…。何事も、初めては大変だと思う訳で、自分もレースクイーンではないけど（笑）、初心忘るべからずと思った開幕戦でした。
続きは、Instagram（https://www.instagram.com/yucco_ne_san/）で…。

（テキスト / 写真：大谷幸子）

[ガズー編集部]