レアな体験が満載!SUPER GTタイ観戦ツアーに密着! ~GTサポーターズクラブ観戦ツアー体験レポート~
SUPER GT第4戦、唯一の海外ラウンドは東南アジアのタイで開催され、今年で5回目となりました。今回、密着させていただいたSUPER GT公式ファンクラブ、「SUPER GT サポーターズクラブ」のタイ観戦ツアーも3回目。そのツアーの様子をレポートします!
■ツアー1日目(6/28 金)
日本各地から参加されたファンのみなさまと、タイのスワンナプーム国際空港に集合するところからツアーがスタートです。現地時間、朝5時頃。日本との時差は2時間です。
なにやら人数が多いと思ったら、今年はなんと!総勢70名の参加で、バスも2台となりました(ちなみに去年は40名)。
チャンインターナショナルサーキットへ向けての移動は、およそ7時間。大型バスで移動します。途中での休憩は、現地の食堂でタイ料理に舌鼓。辛いもの、パクチーをのぞけば、フツーに食べやすいものばかりなのがタイ料理。中華に近いですね。
そんな中、サーキットに到着です。みなさんのテンションも一気にアップしました!さっそく、タイ観戦ツアーの醍醐味の一つ、メディアセンターやメディカルセンターと言った普段入れない場所へ潜入。
コース見学などを経て、監督ミーティングとドライバーミーティングの見学とレアな体験ばかりが続きます。内容濃すぎです。
次は、場所を移してウェルカムパーティーへ。本場のタイ料理を楽しみながら、SUPER GT公式アナウンサーのピエール北川さんと、SUPER GT公式応援団長の“こにわ”さんによる、「ピエールこにわ」のトークショーを堪能。普段は、サーキットのイベント広場で行われているこのコンテンツも、ツアー専用に行われました。
そこへ、サプライズゲストとして、“36号車 au TOM'S LC500”を駆る中嶋一貴選手と関口雄飛選手が登場!これには会場のボルテージも一気にアップしましたね。トークの内容が気になる方は、サポーターズクラブに入会すると、会員限定でその様子の動画が見られるそうですよ。
素敵なグッズをお土産に置いていってくれたお二人と、一緒に記念撮影をしました。その後、豪華景品が当たるビンゴ大会を経て、初日の行程は終了です。
■ツアー2日目(6/29 土)
土曜日は、公式練習や予選が行われます、朝早くにホテルを出発し、サーキットへ到着。最初は、オープンピットへ参加です。ゆっくりとお気に入りのマシンを見学することができます。
そして公式練習が始まると、この日の特別ツアー、管制室とテレビ中継センターの見学に行きました。管制室は、レースのすべてを取り仕切る場所なので、通常、レース関係者でも入れません。公式練習という実際にマシンが走っている時間帯に、訪れるということも驚きでした。
続いて、テレビの中継センターも、マレーシア(タイではなくマレーシアの方々なのです)と日本のクルーが、連携して中継を行っているところを見学しました。どちらもたくさんのモニターで細かくコースやマシンをチェックしているのを見られました。
ピット訪問も行われ、今回は、“23号車 MOTUL AUTECH GT-R”の NISMOのピットへ。NISMOアンバサダーの柿元邦彦さんによるマシン解説と、集合写真撮影などが行われました。これ、ほんとラッキーな体験でしたね。
その後は、VIPテラスなどで公式練習や予選を見学しますが、VIPテラスはピットの真上ですので、絶好の観戦ポイントです。今回予選と決勝では、公式アナウンサーのピエール北川さんが、観戦ツアーのみなさんがいる部屋で“実況”をしてくれるという、これまた贅沢な環境で観戦ができました。
さらに予選が終わると、ポールポジション記者会見を見学。通常、メディアと関係者の方しか入れません。生のドライバーの声を聞くことができました。これもツアーの魅力ですね。
■ツアー3日目(6/30 日)
いよいよ決勝日。この日は、午前中はSUPER GT関連のイベントは少ないのですが、みんな朝からサーキット入りです。お気に入りチームのピットをパドックから見学しながら、チームの到着を待つファンも。決勝レースが遅い時間帯なので、チーム関係者は、国内開催時より若干ゆっくり出勤だったので。
この日のピットウォークは、決勝日とあって地元の観客も大勢来ることから、多少は混み合いますが、それでも日本よりお目当てのドライバーのサインなどゲットしやすいですね。
また、サーキットサファリを申し込んだ方は、タイ独特の派手な2階建てバスに乗り込んでコースを走行。これは、国内でも貴重な経験。ぜひ参加して欲しいコンテンツです。
決勝は、ここが得意なLEXUS勢の表彰台独占で終わったのですが、ファンの方はそれぞれご贔屓のチームの結果しだいで悲喜こもごも。しかし、まだまだツアー特典が続きます。
表彰式が行われる表彰台を間近に見ながら、チーム関係者、メディアのみなさんと一緒に表彰式を見学し、表彰式が行われたばかりの表彰台にのぼり記念撮影もしちゃいました!
その後、ビンゴ大会で“優勝者のサイン入りグッズ”や、“好きな選手のサインを貰える権利”を得て商品をゲットするなど、お楽しみが続きました。
最後は、夕食会で〆です。記念にパチリ。お疲れさまでした。その後、ホテルへ戻り準備してチェックアウトをし、一路、深夜バスにて空港へ向け出発しました。バスの中で爆睡しながら、タイ観戦ツアーが終了です。
■ファンの方の声
今回初めてタイ観戦ツアーに来たファンの方にお話しを伺ってみました。東京と千葉から来た仲良し3人組は、F1の頃からのジェンソン・バトン選手のファン。国内レースもほぼ観戦しているそうですが、タイ戦は移動の手段や宿泊の手配をどうやるのか分からなかったので、去年の観戦ツアーの様子を見て、今年参加されたそうです。
「エアコンの効いた部屋があるだけで、レース観戦やピットウォークの暑さを和らげることができてとても良いし、日本では見られない場所に入れることがとても良い」とツアーにとても満足していました。
今はお気に入りのドライバーが増え、どっぷりとレース観戦にハマっているそうです。来年のマレーシア戦もぜひ現地観戦したいと、ツアー開催を希望していました。
今年も、GTサポーターという、心からSUPER GTを愛しているファンの方が大勢参加されました。国内観戦ももちろん魅力のあるSUPER GT! 海外ラウンド観戦の参考に、こちらのレポートを参考にしていただけるとうれしいです! いつかは、海外観戦!いかがでしょうか?
次戦第5戦は、8月3日(土)、4日(日)富士500マイルレース!舞台は国内へと戻ります。ぜひ、富士スピードウェイでお会いしましょう!では、また!
(ツアー取材、撮影:雪岡直樹/テキスト:雪岡直樹、大谷幸子)
レポーター(お)ねえさん・大谷幸子
随時、クルマに関する様々なイベント・テーマでレポートしていきます!
[ガズー編集部]
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