【70スープラ】近況報告と素人DIY ~平成生まれクルマ好き男子の野望 Vol.19~
コロナ禍、緊急事態宣言が出ておりますが、再びSTAY HOME気を引き締めてまいりましょう。そんな矢先、重すぎてお掃除のとき、動かそうとしてもまったく動かない段ボールが玄関先にあって、そのうち田んぼのあぜみち?に使うものが宅配で届き、誰?これ頼んだの?と年末はもろもろ驚きましたが、「おうち時間」を有効に活用した模様。ナナマルくんレポートをお送りします!
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皆様、遅ればせながら。新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。昨今の情勢の悪化により、今年も大変な年になりそうですが、がんばっていきたいと思います。
また、私の住んでいる地域では2度目の緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出ができなくなり、いわゆるおうち時間を過ごすことが増えました。そこで、今回は70スープラの近況報告と素人DIYについて書きたいと思います。
70スープラ近況報告
去年の年末に、前々から計画をしていた車高調の交換と機械式LSDの装着をしました。
まず、車高調ですが、元々は前オーナーが付けていたネジ式の車高調を使用していて、大きな不満はなかったのですが、なんだかんだ数万キロ走っているため不具合が起きるのも時間の問題でした。そこで、調整幅が狭い点や今後のサーキット走行も踏まえて、全長調整式かつ単筒式の物へ交換をしました。
メリットは、減推力を一定に保ちステアリングインフォメーションをより把握しやすくなる点とダンパーのストローク量へ影響せずに車高が変更できる点、筒内のオイルの放熱性等多数あります。
街乗りでは複筒式の方が筒内のガスとオイルの関係により抵抗が少なく、乗り心地がよいと言われるのが定説ですが、走りを意識した場合に、ガス圧の高さとオイル量の多さ、ピストンバルブの太さがある単筒式に軍配が上がります。
最近では、技術も進化してスポーツ走行ができる複筒式車高調も多くのメーカーから発売されていますが、一度、単筒式を体験したかったのが本音です。
ただ、スポーツ走行を視野に入れた車高調なので、街乗りでの乗り心地が悪くならないように減衰力は推奨位置から数段戻して柔らかく、高速走行をする際は締めて固くしたり等とあれこれ試している最中です。車高に関しては下げ過ぎると走行に影響が出てしまうので、極端に下げてはいません。
感想として、足がよく動くようになったからか、機敏さを実感できたため、装着してよかったと思っています。また、街乗りも数段戻して乗ると快適です。元の車高調もコーナーで安定感があり気に入っていましたが、弱っていたからか不快な突き上げ等をあまり感じなくなり、ストレスが減少しました。
続いて、機械式LSDです。私のスープラのグレードは2.5GTツインターボRであるため、純正でトルセンLSDが採用されています。元々、サーキットを走っている人からは「機械式LSD入れるだけで挙動が変わって楽しくなるよ」と強くすすめられていましたが、トルセンLSDが入っている事もあり、現状で満足をしていました。
しかし、その方の横に乗ってみると助手席ながらコーナリングでの安定感やトラクションのかかり方に大変驚きました。それ以来、いろいろと調べ物をしているとついつい機械式LSDの存在が脳裏を過ります。
また、コーナーでトラクションはかかるものの、あともう少しかかればなと思うことがあり、リアの減衰力を固くしたりして試しましたが大きな変化はありませんでした。以上が、機械式LSDを入れてみたいなと思ったきっかけです。
そこで、機械式LSDを入れようと思いあれこれ調べましたが、自分の中で譲れない条件がありました。まずは、1.5Wayであること、減速時の効きが加速時より弱くメリハリがあること、続いて、唐突ではなくスムーズに効くこと、そして、チャタリング音があまりしない事の3点です。
あくまで私のクルマのコンセプトは“さりげなく”(笑)なのですが、そんなコンセプトに非常に近い商品がありました、機構の中のプレートを押し出すリングの中にスプリングが組み込まれている特殊な物です。
イニシャルトルクやプレート数は工場出荷時のままで装着をしました、セッティングに関しては今後トライアンドエラーを試みつつ考えます。ただ、トルセンLSD用のデフのサイドフランジが使用できないので、標準グレードのオープンデフ用の物を別途購入しました。
装着した感想は、もっと早く装着すれば良かったと感じました(笑)。コーナリングでのトラクション増や、クルマに安定感が増したからか、オーバーステア傾向から弱アンダーステア傾向に変化し、気持ちよく駆け抜けることができます。
懸念していた効きのスムーズさやチャタリング音は私の期待を遥かに上回っていました。感動の度合いとしては、タービン交換とハイカムを入れたときの感動と同等であるくらい驚きました。
また、装着後のショップさんからの帰り道は強風が吹いていましたが、全く煽られることがなく、車体が安定していたため、運転が全く疲れませんでした。ただ、普段は存在を感じさせないくらいスムーズなのと、1.5Wayなので、ドリフトをされる方やサーキットでコンマ1秒を争う方には物足りないかもしれません。以上が、装着したパーツについてです。
素人DIY
話が変わりますが、重い腰を上げて素人DIYをしてみたので、その模様を書きたいと思います。インナーフェンダーの製作をしてみました。製作した理由は、元々付いていた純正の物がタイヤと干渉して大きな穴が開いてしまったからです。
純正は、タイヤハウス内とフロントのアンダーカバーに留められていますが、去年、アンダーカバーを撤去してフロントディフューザーへ変更したために留める箇所がないので、一部をディフューザー内に収めていました。
しかし、傾斜がある場所でステアリングを全開で切る際にタイヤが干渉し、大きな穴が開いてしましました。インナーフェンダーの撤去も考えましたが、上部に配線が通っている点と内部が汚れたり錆びたりする点を考えた結果、自作する事に。
材料は、農業用の田んぼの仕切り板です。いろいろ調べているうちにこの商品が板の厚さが2mmある点とカッターやはさみで加工がし易いという点に惹かれ、使用することにしました。
ジャッキアップをして板を大まかなサイズで切断し、干渉箇所を少しずつ切って調整をしながら装着しました。何より大変だったのが、ドリルでの穴開け作業です。形状が3Dなので穴の位置決めが非常に大変でした。純正の穴位置に合わせようともしましたが、形状の問題で合わせるのが難しく、定規と勘(笑)でどうにか装着ができました。
作業時間は約半日かかりましたが(笑)、図面を描ける方やCADが使用できる方であれば短時間で質の高い物が作れると思います。取り付け部分の強度を確認してスーパーへの買い出しついでに試走しましたがよい感じです。
今後、現状のオイルクーラーをバンパー内に移設する事も考えているので、その際はより時間をかけてクーラーを通った空気がタイヤやブレーキへ導ける様な細工をしたいなと考えています。また、素材も余ったので、エアクリーナーやラジエーターへの導風板、その他細々したパーツを製作しようかなと企んでいます。
コロナ禍で引き続き大変な年になりそうなので環境とお財布と相談しながらになりそうですが、今年もやりたいことが多々あります、ブレーキパーツの装着や去年できなかったサーキット走行等です。中々実現し難い世の中になりましたが、何か進展があればまたお伝えしたいと思います。
では、皆様またお会いしましょう!
(テキスト、写真:ナナマル/編集:大谷幸子)
レポーター(お)ねえさん・大谷幸子
随時、クルマに関する様々なイベント・テーマでレポートしていきます!
[ガズー編集部]
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