レクサスが氷雪の上を駆ける! 十勝スピードウェイでイベント開催 No.1

毎回、革新的で驚きに満ちた体験を“大人の遊び”として提供する「レクサス アメイジング エクスペリエンス」が、1月30日~31日に北海道・十勝スピードウェイをメインフィールドに開催された。200名近い応募のなかから選ばれたゲストは、さまざまなカテゴリーのプロドライバーがインストラクターとして教えてくれるドライビングレッスンから、食事、トークショー、フリードライブとレクサスとともに至福のひとときを過ごした。

アメイジング・ウインターランドへようこそ

ゲストは宿泊していたホテルから、さっそくレクサスRX、LXなどSUVに乗って十勝スピードウェイへ向かう。ステージは3つに分かれ、RXで走る雪上路、RC F&GS Fで走る氷盤そしてLXで走るラフスノーロードとなっている。今回のインストラクターは、プリンシパルの木下隆之氏が、この10名が集まって最高になるドライバーを招集。サーキットから影山正彦選手、新田守男選手、脇阪寿一選手、佐藤久実選手、井口卓人選手、蒲生尚弥選手、松井孝允選手。また海外レース、特にNASCARの第一人者である福山英朗選手、ラリー界から奴田原文雄選手そしてダカールラリーなどクロスカントリーラリーのスペシャリストである三橋淳選手。個性豊かなドライバーばかりだ。

白いステージ、青い空、白い雲。そのなかにレクサスが浮かび上がる
今回インストラクターを務める木下プリンシパルが率いるプロドライバーたち
サロンで概要説明と安全に関するブリーフィング。胸は高鳴るばかり

RXで圧雪路をタイムトライアル

「TIME TRIALS ON THE SNOW TRACK WITH RX」と名付けられたステージは、ショートサーキットのような圧雪路をタイム計測しながらRXで走る。まずはインストラクターによる同乗走行だが、全日本ラリー選手権に参戦し、過去プロダクションカーでモンテカルロラリーを優勝している奴田原選手の走りは特に圧巻。タイヤをきれいに滑らせ、アクセルとブレーキでクルマの向きや速度をうまくコントロールするのはラリードライバーならでは。同乗走行でびっくりしながら、今度はゲストの番。RXのドライバーシートに乗って、インストラクターがナビシートからドライビングを指導してくれる。そしてただ速く走るのではなく、タイムラリー方式で、設定されたタイムにいかに近くゴールするかを競った。RX200tのダイナミックトルクコントロールAWDのおかげで圧雪路も安心して走れる。影山選手や佐藤選手はサーキットのレーシングドライバーだから、ふだんのレースでタイヤを滑らせすぎるとタイムロスになるため、対照的にトラクション重視の走りで、スピードが出せる直線と安定させながらコーナリングするアクセルワークを披露。ゲストはステアリング、アクセル、ブレーキのスムーズな操作を学んだ。

さぁ、ドライビングレッスンの始まり。期待と緊張が心昂らせる
雪のガードレールに囲われた圧雪路を走る。最高の天気で心爽快
ドライバーシートは奴田原選手。やさしい笑顔からは想像ができないほどアグレッシブな走りを披露
RXがドリフトしながら自在にコーナーを駆け抜けていく

地産地消にこだわったランチ

ひとしきり走ったらスピードウェイ内の特設サロンでランチ。出張料理人として活躍する「きまぐれや」の吉田友則シェフが、北海道の地の素材を活かした料理を用意。十勝牛や十勝豚、北海道産フレッシュチーズを使った料理にゲストはみな笑顔に。ゲストは3組に分かれ、それぞれまだ1ステージしか走っていないので、次に自分が走るステージのことをすでに体験した人にどうだったかを聞いたり、自分の体験を話したりと、会話も弾む。

十勝牛のコンソメスープ、野付帆立貝柱の瞬間燻製と道産野菜のサラダ、甘海老のビスクのタリオリーニ、十勝牛トロのタルタル リゾーニ、そしてメインディッシュの十勝黒豚と北海道産フレッシュチーズのステーキ。独創的で上質なランチ
料理がおいしいから、なおさら会話も弾む

LXでウインタースポーツに挑む

「SNOW MOUNTAIN WITH LX」と名付けられたステージでは、レクサスSUVのフラッグシップであるLX570の圧倒的な悪路走破性の高さを、ゲスト自らのドライビングで体感できる。スキーのジャンプ台に見立てた斜度40度の急坂をアクセル、ブレーキはクロールコントロールを使い、ステアリングだけに集中して下ったり、踏み固められていない雪路を超える。そしてモーグルや横に30度傾くバンクを乗り越え、レクサスバナーの間を順にスラロームをしながら走る。まるでウインタースポーツをLX570で挑むかのよう。急坂を登ったり下りたり、クルマが横に傾いたりと誰も体験したことがないステージに、運転しながら思わず声が出てしまうほどドキドキしながら走った。そしてインストラクターが運転する同乗走行では、急坂を下ったらそのままジャンプしたり、スノーボードクロスのようなバンクを加速しながら駆け抜けたりと、ジェットコースターを超えるアトラクションのよう。特にダカールラリー市販車部門で5勝している三橋選手の同乗走行は、呼吸するのを忘れるくらいゲストは圧倒されていた。クルマを降りると、ゲストは興奮と安堵感で満面の笑みを浮かべる。

サロンからLXのステージへは、なんと犬ぞりで移動。四本足で駆ける犬から4WDの力強さ、安定性のよさを体感してもらう
後方の斜度40度の急坂を下りそのままジャンプする。ゲストの絶叫が車内に響く
右側を雪のバンクに載せ、30度傾いたLX570。ゲストもインストラクターも思わず笑顔になる
雪のモーグルを、クロールコントロールを使って下る。柔軟なサスペンションのおかげで姿勢を崩さずスムーズにクリア

(写真:三橋 仁明)
(テキスト:寺田昌弘)

[ガズー編集部]

MORIZO on the Road