【国道の云われ(国道217号/大分)】『お笑いマンガ道場』でお馴染み!漫画家富永一朗のイラストが飾られる「イチローロード」
普段何気なく通っている道。会話の中で「〇〇通り」「〇〇道路」とその名を呼ぶ事はあっても、その由来や意味を深く考えたことはあるだろうか?
その意味を知ったとき、おそらくあなたは、その道を、その街を、より好きになるだろう。
今回取り上げる国道は217号。大分県大分市から佐伯市を結ぶ国道だ。
国道217号
A) 佐伯鶴城高校入口交差点 ~ B) 大手前歩道橋 イチローロード
「イチローロード」
大分県佐伯市の商業地である仲町地区。メインストリートである国道217号佐伯鶴城高校入口交差点から大手前歩道橋までの約400mの歩道に、40歳以上には懐かしい漫画イラストが描かれた有田焼のプレートが飾られている。
イラストを描いたのは80年代に人気を博したTV番組『お笑いマンガ道場』でお馴染みの富永一朗氏。この区間は「イチローロード」という愛称が付けられた。
1925年生まれの富永氏は2019年4月で94歳。5歳から中学卒業まで、父の故郷であるここ佐伯市で青春時代を過ごしたほか、戦後、佐伯市で小学校の先生もしていたという。
イチローロードに飾られているイラストは全部で26枚。『お笑いマンガ道場』での富永氏というと、ちょっとエッチな漫画や共演していた漫画家・鈴木義司氏を揶揄した漫画などが思い出されるが、ここに飾られている漫画イラストも思わず吹き出してしまう愉快なイラストばかり。
付近には武家屋敷通りの面影が残る「歴史と文学のみち」もあるので、歴史散歩の合間にほっこりするイラストを見に行こう。
■国道217号線にまつわるスポット
「富永一朗 海の漫画館」
つるみ地区センター内にある富永一朗氏の原画31点のほか、キャラクターグッズなどが展示されている美術館。展示されている原画は海に関する作品ばかり。すべて色鉛筆で描かれているという。
その他館内の大ホールの緞帳には富永氏の代表作である『ちんころ姉ちゃん』が描かれている。
富永一朗 海の漫画館
住所:大分県佐伯市鶴見大字松浦つるみ地区センター内
TEL:0972-33-1111
営業時間:9~17時
定休日:祝日、年末年始
アクセス:東九州自動車道佐伯ICより車で約30分
駐車場:あり
URL:http://www.yappa-saiki.sakura.ne.jp/saiki-kankou/raku/cat26/post_14.html
※記事内のデータは2019年3月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。
[ガズー編集部]
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