水仙遊歩道や料理の神様、縁起のよい温泉へ新春ドライブ　千葉県南房総市

2018.12.17 14:00

©南房総市

房総半島の南端は暖流・黒潮の影響を受けた温暖な気候で知られ、春の訪れも、花々の開花時期もひと足早い。南房総市・岩井の二部地区にある「水仙遊歩道」は、地元農家の水仙畑沿いに敷かれた遊歩道。例年12月下旬頃から2月上旬頃まで、水仙が愛らしい白い花を咲かせる。特に見応えがあるのは1月中旬。花の香りを楽しみながらのんびり散策してみよう。

「水仙遊歩道」から車で約40分のところにあるのが高家（たかべ）神社。日本で唯一料理の神様を祀る神社として、調理関係者や食品関係者の参拝客も多い。料理上達の願いを込めて謹製されたお守りも人気。

帰りは「南房総千倉温泉千倉館」へ行ってみよう。都から逃げ延びた源頼朝が、再起を期して英気を養ったという南房総の温泉地にある老舗旅館。ゆっくり浸かってパワーをチャージしよう。

水仙遊歩道

道の駅「富楽里とみやま」から約1km、歩いて20分くらいのところにある遊歩道。遊歩道沿いには約5万本の水仙が栽培されている。周辺には、里見八犬伝の物語の舞台となった富山（とみさん）や伏姫公園（ふせひめこうえん）などがある。

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遊歩道の全区間を歩くのには1時間ほどかかる。事前に道の駅「富楽里とみやま」2階のインフォメーションで、水仙遊歩道の地図を入手しよう。

高家神社

祭神は、磐鹿六雁命（いわかむつかりのみこと）・天照皇大神（あまてらすすめおおかみ）・稻荷大神（いなりおおかみ）。10月と11月に行われる庖丁式奉納では、包丁と箸のみで魚をさばく熟練の包丁さばきを見ることができる。

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安房の朝夷郷、海を見下ろす小高い山裾に鎮座する。

南房総千倉温泉千倉館

全16室の老舗旅館。伝統的な日本旅館の雰囲気とモダンなデザインが融合。

: ロビーラウンジや露天風呂、客室の一部のデザインは、日本を代表するインテリアデザイナー・内田繁氏によるもの。

: 男性用の「出陣の湯」。南房総で英気を養ったという源頼朝にちなんで名付けられた。

■水仙遊歩道
所在地：千葉県南房総市二部
TEL：0470-28-5307（南房総市観光協会）
アクセス：富津館山道路鋸南富山ICから車で約3分
駐車場：あり（道の駅「富楽里とみやま」の駐車場を利用）

■高家神社
所在地：千葉県南房総市千倉町南朝夷164
TEL：0470-44-5625
参拝時間：8～17時（境内見学自由）
アクセス：富津館山道路富浦ICから車で約30分
駐車場:あり

■南房総千倉温泉千倉館
住所：千葉県南房総市千倉町南朝夷1045
TEL：0470-44-3211 / 予約専用：0120-373261（8～18時）
日帰り入浴料金：大人1000円、小学生以下500円
日帰り入浴営業時間：日～金曜12～16時、土曜日、祝前日、祝日は電話のうえ応相談
アクセス：富津館山道路富浦ICから車で約30分
駐車場：あり
URL：https://www.chikurakan.net/

※記事内のデータは2018年12月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。