開放的な海へ出発！夏に輝く白砂青松の海岸へドライブ　大分県佐伯市蒲江

2020.07.08 14:00

佐伯市の蒲江にある「波当津（はとうづ）海岸」は、宮崎県との県境にある県内でも最南部に位置する海岸。白い砂に緑の松林が映え、「日本の白砂青松100選」に選ばれた美しい海岸だ。干潮時には一段と広くなった砂浜に波の跡のようなきれいな紋様が浮き上がる。遠浅で波が穏やかな海は、海水浴場として人気。波が高い日には九州の他の地域からこの海岸までやって来るサーファーも多いという。

波当津海岸から車で30分ほど走れば「佐伯市蒲江海の資料館」に到着。豊後水道の恵みを受け、水産業が発達した蒲江ならではの資料館だ。館内では、古くから蒲江で使われていた艪（ろ）や舵（かじ）、櫂（かい）といった漁具や船舶など漁業にまつわる資料を展示。収蔵数も合わせるとその数は26000点以上に及び、地域の漁業の歴史を体感できる。

蒲江を支える漁業について学んだら、「かまえインターパーク海べ（あまべ）の市」で新鮮な海の幸を購入しよう。佐伯市蒲江海の資料館から車で約15分。魚介類をはじめ地元の特産品を販売する直売所や、海を一望するレストランを備えた施設で、蒲江ICから約800mとドライブ中の休憩にもってこいのロケーション。直売所では、干物など魚の加工品や水槽で泳ぐ活魚に加えて、地元の野菜や果物も購入することができる。レストランでは蒲江の海の幸満載の海鮮丼がおすすめだ。

夏を迎えて輝く佐伯市蒲江へ、海尽くしのドライブへ出かけよう。

波当津海岸

夏は海水浴場としてにぎわう白砂の美しい海岸。海岸線に沿って続く松林周辺はオートキャンプサイトになっている。

: 蒲江波当津ICから車で約5分とすぐ。サーフィンやボディボード、シュノーケリングなどを楽しむ人も多い。

: 白い砂浜にきれいな波模様が浮かび上がるのも見どころだ。

佐伯市蒲江海の資料館

蒲江の漁具や船舶などを収蔵・展示する資料館。建物は廃校になった小学校を利用しており、小学校の体育館を外側からすっぽりと覆い被せることにより耐久性を保っている。建築は蒲江出身の建築家・青木茂氏によるもの。

: 外観は建築家・青木茂氏が蒲江で子供の頃に見た船を表しており、それを見ることによって子供の頃に帰れるという思いで「時間の船」と名付けた。

: 杉の香りの漂う館内に網漁具や船を展示。蒲江の漁師の暮らしぶりや漁業形態を伝えてくれる。

かまえインターパーク海べの市

海を見ながら休憩できる、特産品を販売する直売所とレストランを備えた施設。授乳室やキッズスペース完備の観光案内所や、目の前に海が広がる芝生広場、軽食のテイクアウトコーナー、直売所で購入した魚や貝を焼いて食べられる海鮮バーベキュー「焼き小屋」もある。

: 海を眺めながら過ごせる、ドライブ途中にもってこいの休憩スポット。

: 生産者が直接販売する直売所「海べの市」には地元でとれた魚介類や農作物がいっぱい。

: 海を一望する「海のレストラン笑魚（waraiyo）」では、刺身や海鮮丼、蒲江産のヒオウギ貝を使った「焼き緋扇貝」などを提供。

: 写真の「彩り海鮮丼」1380円のほか、「お刺身御膳」1380円、カレーやうどんなど、メニューも充実。

■波当津海岸
住所：大分県佐伯市蒲江大字波当津浦
TEL：0972-23-3400（佐伯市観光案内所）
アクセス：東九州自動車道蒲江波当津ICから車で約5分
駐車場：あり

■佐伯市蒲江海の資料館
住所：大分県佐伯市蒲江大字竹野浦河内 2342-2
TEL：0972-43-3171
料金：大人200円、小・中学生100円
開館時間：10時～16時30分
定休日：月・火曜（祝日の場合は翌日）、12月29日～1月3日
アクセス：東九州自動車道蒲江ICから車で約15分
駐車場：あり

■かまえインターパーク海べの市
住所：大分県佐伯市蒲江大字森崎浦142-16
TEL：0972-44-5515
営業時間：海べの市（直売所）9～18時、海のレストラン笑魚10時30分～16時（ラストオーダー15時30分）
定休日：1月1日（直売所）
アクセス：東九州自動車道蒲江ICから車で約2分
駐車場：あり
URL：http://kamae-amabe.com/

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[ガズー編集部]