日本一早いお花見ドライブ！ピンクのカンヒザクラが美しい八重岳へ　沖縄県本部町

八重岳は与那覇岳に次ぐ、沖縄本島で2番目に高い山。カンヒザクラの名所としても知られている。日本列島が寒さの本番を迎える1月下旬から開花が始まり、開花時期にあわせて開催される「もとぶ八重岳桜まつり」は「日本一早い桜まつり」として毎年の話題だ。八重岳を走る道路脇は濃いピンク色の花が彩り、真冬の花見ドライブを楽しめる。山の中の「八重岳桜の森公園」では、まつり期間中の土・日曜に物販や飲食の出店やステージイベントが行われる予定だ。

八重岳桜の森公園から車で約15分の「伊豆味（いずみ） 自然石庭」も、花と緑を楽しめる自然豊かなスポット。冬から春にかけてカンヒザクラ、初夏にはアジサイ、秋はイチョウの黄葉、また秋から春はブーゲンビリアと、花や草木が琉球石灰岩を配した石庭に映え、やんばるらしい光景が広がる。園内は広いのでゆっくり見て回ろう。

伊豆味 自然石庭から車で約5分の「Cafe ichara」は、緑の森の中のカフェ。オリジナルの熱々ピザやナンカレーが好評だ。レンコンピザやゴーヤーピザなど、生地やソースは手作り。サラダやスイーツ、ドリンクには、海ぶどうサラダやシークァーサージュース、グァバジュースなど沖縄らしいトロピカルメニューも。テラス席では愛犬と一緒に食事やお茶をいただける。

冬もやんばるの森が広がる本部町でホットなドライブを楽しもう。

標高約503mの与那覇岳に次ぐ高さの山「八重岳」（標高約453.4m）中腹にある公園。遊具や多目的広場、トイレなどを完備。2023年1月21日（土）～2月5日(日)まで「第45回本部八重岳桜まつり」が行われる。

石庭内には、川に架かった小さな橋や、赤瓦屋根の民家、ハンマーでたたくと太鼓のような音がする太鼓岩などがある。幹回り180㎝の大きなイチョウの木は、50年以上もかけて育てられたもの。

店名の「ichara（出会い、集う）」は、沖縄のことわざ「イチャリバチョーデー（一度会えばみな兄弟の意）」から。やんばるの風を感じる森の中のカフェで、至福のひとときを。

■八重岳桜の森公園
住所：沖縄県国頭郡本部町字並里921
TEL：0980-47-2700（本部町企画商工観光課）0980-47-6688（八重岳桜の森公園 管理棟）
アクセス：沖縄自動車道許田ICから車で約30分
駐車場：あり

■伊豆味 自然石庭
住所：沖縄県本部町字伊豆味1694
TEL：0980-47-3138
営業時間：9時～日没
アクセス：沖縄自動車道許田ICから車で約25分
駐車場：あり

■Cafe ichara
住所：沖縄県国頭群本部町伊豆味2416-1
TEL：0980-47-6372
営業時間：11時30分～17時（16時15分LO）
定休日：火・水曜
アクセス：沖縄自動車道許田ICから車で約20分
駐車場：あり
URL：http://ichara-okinawa.com/

※記事内のデータは2022年12月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。

[GAZOO編集部]