【中央道大好き】中央道のドライブは、やっぱり満足度が高い
最近、日本の道路網の発達がめざましく、特に高速道路は日本各地でのびてきています。まだまだ、計画されている区間も多く、クルマ好きとしては、今後ますます高速道路を利用する機会が増えそうだととワクワクしています。
私は、高速道路を運転するのが好きで、観光やドライブの目的でいろいろなところへいくにあたり、各地の高速道路を利用しております。もはや、高速道路をドライブすることが、私の生活を支える一部となっているといっても過言ではありません。
そんな私が、高速道路のなかで一番おすすめしたい高速道路が、中央自動車道(以下中央道)です。私は、東京在住ですが山梨出身のため、中央道には大変お世話になっております。
中央道は、東京都杉並区の高井戸インターから愛知県小牧市の小牧ジャンクションまでの本線と、山梨県大月市の大月ジャンクションから山梨県富士吉田市の富士吉田インターまでの支線を合わせた、総距離368kmの高速道路です。
ルートとしては、私の生活基盤である山梨県や東京都の他、神奈川県・長野県・岐阜県・愛知県を通っており、山へのドライブやトレッキングが趣味の私にとっては、人生や生活にかかすことのできない高速道路となっています。
中央道は、通る区間によって、中央道ならではのさまざまな特色や魅力がたっぷりあります。
子どものころ両親が運転するクルマで、そして現在自分の愛車で愛用している、中央道の魅力についてお話ししていきます。もし、今回のお話しでご興味をお持ちいただけたら、ぜひ中央道の運転を楽しんみたらいかがですか。ただし、コロナ対策には十分ご配慮してください。
日本有数の山々の絶景
中央道は、日本でも有数の山岳地帯の間を走行します。南アルプスや中央アルプスの近くを通るルートとなっており、日本一高い山である富士山をはじめ、八ヶ岳や甲斐駒ヶ岳、木曽駒ヶ岳などの近くを走るため、高速道路からみえてくる山々がとても高く、雄大にみえます。
実際、中央道小淵沢インター~諏訪南インターの間に中央自動車道(中央道)の最高標高地点(1015m)がありますが、開通当初は日本の高速道路の最高地点でもありました。
中央道高井戸インター~八王子インターと終点の小牧ジャンクション付近は都市部を走行することになりますが、それ以外の区間はほとんどが山岳地帯の走行であり、区間によってさまざまに変わる風景を楽しむことができるのです。
日常の忙しさや精神的苦痛からふと離れて、大自然の中を爽快に走行するとほんとに気持ちがいいですよ。あまりの山々の雄大さに小さな悩みなんか、どうでもよくなります。
しかも、区間や場所によってそれぞれに山々の風景に特色があり、走行しているだけでも、私たちを楽しませてくれます。
中央道は、数多くの絶景ポイントがありますが、個人的に特におすすめの区間が岡谷ジャンクション~飯田インターの、いわゆる伊那地方の区間です。伊那地方の区間は、意外にもトンネルが少なく南アルプスと中央アルプスの間を走行するため、左右両方に標高の高い山々を望むことができます。
みなさんも、中央道走行してみて、ぜひご自身だけの絶景ポイントをみつけてみてください。
絶景が臨めるサービスエリアの数々
中央道は、休憩ポイントであるサービスエリアにも魅力が満載です。中央自動車道(中央道)には、談合坂・双葉・諏訪湖・駒ヶ岳・恵那峡 の全部で5つのサービスエリアがあり、それぞれに特徴があります。
まずは、サービスエリア(以下SA)からみえる景色がバツグンによく、基本的には山々の景色になりますが、双葉SAでは富士山、駒ヶ岳SAでは木曽駒ヶ岳、恵那峡SAでは恵那山を眺めることが可能で、双葉SAと恵那峡SAには周囲の景色がよくみえる展望台が設置されています。
さらに、諏訪湖SAでは有名な諏訪湖と諏訪の街並が一望でき、諏訪湖の奥に広がる蓼科山をはじめとする山々とのコラボがたまりません。
景色だけでなく、中央道のSAでは、その地域ごとのご当地グルメが食べられるのも魅力的なポイントです。
談合坂SAでは山梨東部地方名物の吉田うどん、双葉SAでは山梨中西部名物のほうとうが、諏訪湖SAでは信州名物の信州そば、駒ヶ岳SAでは駒ヶ根名物ソースかつ丼、恵那峡SAでは岐阜名物の飛騨牛と各地のご当地グルメがサービスエリアでいただけてしまうのです。
スイーツも充実していて、談合坂SAや双葉SAでは山梨名産のぶとうやもも、諏訪湖SAや駒ヶ根SAでは長野名産のりんご、恵那峡SAでは岐阜東濃名産の栗のスイーツが堪能できます。
全国の高速道路にサービスエリアはありますが、これだけ充実していて特色のあるサービスエリアが集まっているのは、中央自動車道(中央道)ならではです。
サービスエリアをドライブや旅のメインにされる方も増えていて、そんな方にも中央道のサービスエリアはおすすめです。これから徐々に運転に慣れていく方やドライブをはじめる方にもおすすめですので、この機会にぜひ中央道のサービスエリアへ出かけてみましょう。
カーブや起伏が多めでドライブにもってこいの道路
中央道は、山岳地帯が多いのと、全線開通が1982年と高速道路のなかで歴史がある道路であることから、全体的にカーブや起伏が激しい道路形状をしているのも特徴。
そのため、ただ平坦でまっすぐな道をいくというよりは、多少いい意味で緊張感のある運転を味わえる高速道路になっているのです。
ドライブ好きな方なら、先ほどお話しした山々の風景の中を、好きな音楽やドライブにぴったりの音楽をかけながら運転すれば、気分は最高です。
運転初心者の方にとっては、カーブや起伏が激しいと感じる道を運転するため、走破後は運転に少し自信がつくかもしれません。
また、中央道はパーキングエリアやサービスエリアがこまめに設置されており、長距離を運転する方や運転に慣れていない方にとっては、とてもありがたい環境が整っております。
私も、大好きな中央道で運転の自信をつけ、運転スキルを磨き、今ではことあるごとに中央道)のドライブを楽しんでおります。
特に、中央道の二大トンネルといわれている笹子トンネルと恵那山トンネルの前後は、カーブや起伏が激しいところの連続で、とても走りごたえがあります。みなさんも、ぜひ笹子トンネルや恵那山トンネルの運転を楽しんでください。
ちなみに、中央道は制限速度80キロの区間が大部分ですが、笹子トンネルと恵那山トンネルの前後だけは、制限速度70キロに落ちます。「気をつけなさいよ」ということですので、他区間より緊張感をもって運転するように心掛けましょう。
今後の中央道に期待ください
中央道は、東京~名古屋の日本の大都市を結んでいる高速道路というだけでなく、その道中にはさまざまな魅力があふれています。
東京~名古屋の高速道路は、東名高速道路や新東名高速道路の方が当然利用者が多く利便性は高いです。しかし、中央道には東名や新東名にはない魅力や利点がいっぱいあります。
なんといっても、季節によって異なる色とりどりの山々の風景は最高ですし、経由地の甲府や諏訪、飯田、多治見などの街並の景観は、都市部としての機能がみえる中にのどかさもかいまみます。
また、高井戸インター~八王子インターと終点の小牧ジャンクション周辺は、日本でも有数の都市部になります。
2022年で中央道は、全線開通から40年となります。いままでもさまざまな方々の生活を支えてきた中央道ですが、2000年以降、圏央道・中部横断道南側・三遠南信道・東海環状道などの高速道路と接続されるようになり、今後も東京外環道や中部横断道北側などとの接続が予定されており、中央道の利便性はますます高まってくるものと予想されますし期待しています。
私の大好きな中央自動車道(中央道)が、これからもより多くのみなさまに愛される高速道路になるために、私も中央自動車道(中央道)の魅力をどんどん伝えていければと思います。
みなさんも、日常から離れて爽快で快適な旅をしたいということでしたら、ぜひ中央自動車道(中央道)でのドライブにでかけてみましょう。
(写真・テキスト:のっぴー/編集:GAZOO編集部 岡本)
「中央道大好き」特集
-
-
【中央道大好き】お薦め 魅力あふれる中央道のSA 5選
2021.09.28 特集
-
-
-
【中央道大好き】中央道でサッカー観戦に行きたい
2021.09.21 特集
-
-
-
来年夏に行ってください、中央道の夏ドライブといえばここでしょう
2021.09.14 特集
-
-
-
【中央道大好き】中央道のドライブは、やっぱり満足度が高い
2021.09.07 特集
-
最新ニュース
-
-
マツダのロータリーエンジン開発を指揮、故・山本健一氏…「FIVA」自動車殿堂入り
2024.11.12
-
-
-
ヤマハの新しい乗り物「グリーンスローモビリティ」生花店とコラボ展示へ…横浜「Local Green Festival」
2024.11.12
-
-
-
カストロール、ラリージャパン2024に往年の『WRCカローラ』を展示
2024.11.12
-
-
-
アウディ『A3』のSUV「オールストリート」にPHEV設定、EV航続は最大140km
2024.11.12
-
-
-
時代は4点から6点へ! 進化するサーキット用シートベルトと安全デバイス~カスタムHOW TO~
2024.11.12
-
-
-
ヒョンデ『アイオニック5』、日本にない米国専用オフロード仕様「XRT」は5万6875ドルから
2024.11.12
-
-
-
軽自動車サイズの布製タイヤチェーン「モビルシュシュ」、ソフト99がMakuakeで先行販売
2024.11.12
-
最新ニュース
-
-
マツダのロータリーエンジン開発を指揮、故・山本健一氏…「FIVA」自動車殿堂入り
2024.11.12
-
-
-
ヤマハの新しい乗り物「グリーンスローモビリティ」生花店とコラボ展示へ…横浜「Local Green Festival」
2024.11.12
-
-
-
カストロール、ラリージャパン2024に往年の『WRCカローラ』を展示
2024.11.12
-
-
-
アウディ『A3』のSUV「オールストリート」にPHEV設定、EV航続は最大140km
2024.11.12
-
-
-
時代は4点から6点へ! 進化するサーキット用シートベルトと安全デバイス~カスタムHOW TO~
2024.11.12
-
-
-
ヒョンデ『アイオニック5』、日本にない米国専用オフロード仕様「XRT」は5万6875ドルから
2024.11.12
-