トヨタ・ヴィッツ…なつかしい日本のコンパクトカー

今回は、多くの人に親しまれた、日本のコンパクトカーを特集。1980~90年代に生まれた昔なつかしい車種を中心に、週替わりで紹介いたします。

トヨタ・ヴィッツ

ヴィッツは、1999年に誕生したコンパクトな3ドア/5ドアハッチバック。日本市場ではスターレットの後継モデルとなるが、「ワールドワイドなコンパクトカーのベンチマーク」をテーマに、強い意気込みの下、世界戦略車として全面的に新開発された。

パッケージングを徹底的に追求した、丸みを帯びたショート&トールのボディーに、新開発されたVVT-i(可変バルブタイミング機構)付きの1リッター直4 DOHCエンジンを搭載。クラストップの爽快な走りと、傑出した低燃費を両立した。遅れて、1.3リッターエンジンを積んだフルタイム4WDモデルや、1.3リッター/1.5リッターエンジンを積んだスポーティーモデルのRSなども追加された。

デザイン、動力性能、環境性能、安全性能などすべての面で高水準にあるコンパクトカーと評され、日本のみならず現地生産された欧州市場でも大ヒット。日本車として初めて、日本と欧州のカー・オブ・ザ・イヤーをダブル受賞した。またそのプラットフォームから、ファンカーゴやbB、istなど多くのモデルが派生した。

[ガズー編集部]

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