日産・パルサー エクサ コンバーチブル…みんなで乗れる国産オープンカー

今回は、日本生まれのオープンカーの中から、4人で楽しめるモデルをピックアップ。1980~90年代に生まれたなつかしいクルマを中心に、週替わりで紹介します。

日産・パルサー エクサ コンバーチブル

​​​​​1970年に誕生した日産初のFF車であるチェリーを前身とする、コンパクトカーのパルサー。そのパルサーが1982年に初のフルモデルチェンジを迎えた際に登場したのが、“エクサ”のサブネームを持つ2ドアノッチバッククーペ。リトラクタブルヘッドライトを備えた直線基調のシャープなボディーは、ベースとなったパルサー(ハッチバック&セダン)とはまったくの別物だった。

そのルーフを取り去り、ロールバー付きのオープン4座としたのが、エクサ コンバーチブル。パルサーの取り扱いディーラーだった日産チェリー店の、創設15周年記念として企画されたモデルである。わずか100台限定で、購入希望者には抽選で販売された。

エクサにはターボエンジンもラインナップされていたが、コンバーチ​ブルに選ばれたのは、最高出力85psを発生する、おとなしいシングルキャブ仕様の1.5リッター直4 SOHCユニット。変速機は5段MTのみだった。

[ガズー編集部]

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