【GAZOO車クイズ Q.83】スバルのフラッグシップにふさわしい車名として選ばれた「アルシオーネ」の意味は？

Dプレアデス星団で最も明るい星の名

「スバル・アルシオーネ」は1985年にデビュー。直線的なウエッジシェイプデザインでリトラクタブルヘッドライトを持ち、未来的なフォルムが話題となりました。

空力性能を追求し、ボディーをフラッシュサーフェス化してフラットボトムを採用。空気抵抗の係数となるCd値は、0.29という低さを達成しています。ステアリングホイールに富士重工の“F”の形をした左右非対称デザインを採用するなど、インテリアも先鋭的でした。

CMで使われたキャッチコピーは「オトナアヴァンギャルド」。その名のとおり前衛的で、むしろ時代に先駆けすぎたことが、販売面ではマイナスに働きました。折からの円高もあって輸出も伸び悩み、1991年に後継車の「アルシオーネSVX」にバトンタッチすることになります。

アルシオーネという名は、日本で「すばる」と呼ばれるプレアデス星団の中で最も明るい恒星Alcyoneから命名。先頭に立ってスバルを照らす役割が期待されていました。

※約20年にわたってスバル・アルシオーネVRターボに乗り続けているオーナーと出会いました。詳しくはこちら。

【愛車紹介】《雑誌で見てひと目惚れ！　唯一無二の愛車として乗り続けられるアルシオーネ（AX7）》
https://gazoo.com/ilovecars/park/200128.html